今年も残りあとわずかとなりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。確定申告の準備など進めておいででしょうか?
当ブログではほぼ隔日でBSC(っていうかPancakeSwap)についてのニュース記事をダラダラアップし続けているわけですが、今年だけで12/30までに182回更新しています。コロナ禍とで旅行も飲み会もないからこそできたことだとは思いますが、よくもまあ更新し続けたなあという感じです。
そこで、これらの記事の中から重大ニュースを月ごとに振り返ってみて、さらにその中から10大ニュースを独断と偏見で決めてみたいと思います。途中であまりにも記事が長くなってしまったので、上半期と下半期で分けてお伝えしたいと思います。今回は上半期をまとめてみます。まずは1月から!
2021年1月のニュース
2021年のスタート時点では1CAKE=60円からのスタートだったんですね。あの頃CAKEが1ドルを超えたといって喜んでいたのを覚えています。
そんな1月の重大ニュースは・・・
1月23日ごろ:$CAKE価格が1ドル越え!
前年末から0.5ドル前後での推移が続いていた$CAKEが1月後半から急騰しました。1月末には一時2$に到達するなど、わずか1月で価格が3倍以上に高騰することになりました。
1月24日:あの有名なパンケーキ配りおじさんが現れる!
現在ではバナナおじさんになってしまいましたが、彼は元々$CAKEを大量に配っていたおじさんでした。彼からのプレゼントきっかけでPancakeSwapを始めたという人もかなり多かったです。なお、おじさんは2月7日にCAKEが3ドルを付けた時点ですべて利確してしまいましたが、その数週間後には価格はその6倍以上になっています。なんと惜しいことを・・・。
2021年2月のニュース
そしてやってきた2月!この月はさらにすごかった!2月スタートから価格は急上昇!2月19日には最高値2,000円に到達。その後はじわじわと半値に調整していきますが、1月をはるかに上回る素晴らしい1カ月となりました。
そんな2月の重大ニュースは・・・
2月4日:Flippers、Storm、Cakersのチーム制がスタートする
それまでなかったプロフィールの設定ができるようになり、なぜかその中に「所属チーム」を決める欄があったことから、当時ユーザーの間では「一体何のためのチーム分けなのか?」という疑問の声が上がっていました。この謎の解決にはあと2カ月ほど待つことになります。
2月19日:$CAKEがBinanceで信用取引開始、これに伴い価格はATHを記録
19日時点で2月スタートから約10倍にまで駆け上がった$CAKE価格でしたが、これはBinance以外の大手取引所(KuCoin)での取り扱いが始まった事や、Binanceで信用取引がスタートしたことによるものと思われます。しかしその後価格は一時崩壊。月末までに約半値にまで下落することになります。
2月23日:PancakeSwapのロードマップ更新。V2への移行が発表される
2か月後の4月に実施されることになるPancakeSwapのV2移行が、この時初めて発表されています。あえてリスクもある新バージョンへの移行を進めるのは勇気の要る決断だったと思います。なお、ロードマップ上に書かれているレンディングは未だに始まっていません。まあメジャーどころでもフラッシュローンを利用した資金流出事故も多いし、まあ別に・・・て感じですかね。
2021年3月のニュース
3月は900円台でのスタートから、中だるみを経て、結果的には2月のATH並みの水準を維持することができるようになりました。ちなみにこの頃は個人的にBSCのその他のDeFiをいじって遊んでいた時期でしたね。現在ではChefになったニナさんがこの頃はスキャムの特攻隊長でした。
そんな3月の重大ニュースは・・・
3月4日:IFO第7弾が行われるも資金殺到で実施方法の見直しへ
この時行われた$WATCHのIFOには、予定の70,000%以上つまりは700倍を超える資金が殺到しました。これによって、中小口ユーザーのからはトークンをほとんど購入できなかったために、トークンの受け取り時にエラーが出るなどのクレームが寄せられるなどの問題が発生しました。このため、PancakeSwapとして新方式でのIFOが検討されていくことになります。
3月15日:PancakeSwap公式サイトにDNS乗っ取り被害
3/15の22時過ぎからPancakeSwapの公式サイトにアクセスしようとすると、なぜかシードフレーズを要求してくる偽サイトに飛ばされるという報告がよせられました。調査の結果、PancakeSwapのDNSがハッキングされていたことが判明しました。幸い被害の発生はなく、ハッキング対策が強化されました。
3月29日:ブロック当たりのCAKE生成数が25→22へ削減、トークンデフレへの第一歩となる
これが現在も続いている毎月の排出量削減投票の第一回でした。その後も排出量削減は続き、現在では14.25CAKEまで減少しています。排出量の減少はAPRの低下を招く半面で、CAKEの希少性が増し、価格上昇への圧力になると言われています。
ちなみにこの頃に、PancakeSwapともコラボしたことがあるNyanswopがサービスのクローズを表明しています。裏日本人はNYANをまだ少しだけ持っています。
2021年4月のニュース
来ました!PancakeSwapにとって最良の1カ月!月の前半は2000円前後で堅調な推移だったのですが、後半から一気に価格はATHを突破。その後月末に史上最高値となる約4800円へと到達しました。
そんな4月の重大ニュースは・・・
4月3日:PancakeSwapに新シェフ加入!
この頃は新機能が続々リリースされて、ワクワク感半端なかったなあ。この時加入したシェフが我らがFlippers軍の大将、Cheemsさんじゃなかったかな?
4月7~14日:第1回トレードバトルが開催!
PancakeSwapのユーザーたちが3つのチームに分かれて、期間中に指定されたペアでの取引高を競うトレードバトルの記念すべき第1回大会が4月に開催されました。優勝は残念ながらSyrup Stormsとなってしまいましたが、この間の盛り上がりようはすさまじく、月末のATHへ向けて価格に弾みがつく結果となりました。
4月15日:IFO2.0第一弾でのIFOが行われる
3月に行われた$WATCHのIFOで、ほとんどトークンを買えなかった参加者が続出したことから、IFOのルールが見直され、全参加者が100ドル相当だけ参加できるBasicと、無制限に参加できるUnlimitedの2つのプールからトークンを購入する形式に改められました。
4月23~24日:PancakeSwapのLPバージョンアップが延期しつつも無事完了する
V1当時のLPプールでは、手数料率やインセンティブ報酬の変更が難しかったことから、それらの問題を解決した新たなプールへの移行が4月23~24日にかけて行われました。当初は23日中に完了する予定だったのですが、外部(AlphaFinanceLab)から不具合を指摘されたために1日延期となり、翌24日の日本時間午後3時44分から、当時の全111ファームの移行が開始。25日に日付が変わった直後に全ファームの移行が完了となりました。
4月28日:BNBの価格を予想するPredictionの運用がスタート!多数の中毒者を生む・・・
今年のゴールデンウィークをプレディクションで棒に振ったという人もいるんじゃないでしょうかwそんなプレディクションがスタートしたのは4月28日。もう8カ月前なんですね(遠い目)。当時私が作ったコマーシャル動画がこちら。
当時ユーザーが集まってみんなでプレディクションに挑戦するボイスチャットなんかもやったりして、盛り上がってましたね。
当時のPrediction中毒者D氏の実態(その後D氏は破産し、消息不明)
4月30日:$CAKEが史上最高値を記録!・Auto-Compoundingプールが実装開始!
この日、$CAKEが史上最高値となる4,783円(Coinmarketcap)を付けました。また時価総額ベースでは7,300億円に達し、時価総額順位でも20位台まで上昇しました。現在はCAKEの単価では1/4にまで落ち込んでいますが、あの頃からCAKEの枚数はほぼ倍増しているので、時価総額としては1/2程度の下落にとどまっています。また、同日にAuto-Compoundingがスタートしました。
2021年5月のニュース
前月までの浮かれモードから一転、価格は一時円建てで最高値の1/5まで売り込まれるなど大変な状況になりました。きっかけはテスラ社がビットコインでの支払い受け入れを取りやめると発表したことからなんですが、それにしてもあまりの急な下落に、私も一時は完全にCAKEを手放して引退しようかなと思ったほどでした(すぐ戻ってきましたが)。
そんな5月の重大ニュースはこちら。
5月8日:PancakeSwapが全取引所のアクセス数ランキングで4位となる
この当時のPancakeSwapの勢いはすごいものがありました。あのBinance、Coinbaseらに次ぐ第4位のアクセス数。はっきりとした運営主体を持たないDEXでは第1位と、非常に人気であったことが分かります。現在でもアクティブユーザー数ではDapps界で1位と、不動の人気を維持しています。
5月19日:$CAKE価格が2日でほぼ半値に!
5月17日時点では1CAKE=3,000円を切る位の値動きで推移していたものが、わずか2日後の19日には1,600円前後まで下落するという厳しい値動きとなりました。その後24日は1100円台まで下落するなど、非常に厳しい展開でした。私はちょっと売るのが遅れてしまい、当時かなり厳しいことになりました・・・。
なお、はっきりとした日付が分からなかったのですが、5月中旬から新たにニナさんがシェフとしてPancakeSwapに加わっています。
2021年6月のニュース
5月のバブル崩壊からの下落の流れが続いたままの6月でしたが、価格は月後半に底入れして堅調さを取り戻しました。
6月15日:PancakeSwapのinfoサイト復活!
数カ月間にわたってストップしたままだったPancakeSwapのinfoサイトが6月15日ようやく復活しました。これによって、トークンやペアの正確な情報が把握できるようになりました。
6月29日:PancakeSwapの記念NFTが配布される
AutoCakeプールの利用者と、プレディクションの利用者に記念NFTが配布されました。相場環境は悪化しても、PancakeSwapはユーザーの事を想ってくれているっていうことがわかります。
まとめ
今回は1月~6月までの半年間の主なニュースをまとめてみましたが、4月の目白押し感やばかったです。4月でもう半年分あるんじゃねぐらいの勢いでしたね。その分だけ5~6月の地獄感が半端なかった……。あっという間にトークン価格が1/4ですからね。あれは辛かったです。
次回は上半期(7~12月)の振り返りと、裏日本人が独断と偏見で決定したPancakeSwap2021十大ニュースの発表です。
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