四季報2019新春号全部読む! 第40回 伊藤忠次の時代へ「移動中」

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ジョギングしたら花粉がね(笑)。そんな四季報2019新春号全部読む!前回は7751 キヤノン~7899 MICS化学まで、精密機械、その他製品企業を中心に見ていきました。(前回記事:第39回 キヤノンのカメラがやっぱ好きやのん

今回は7901 マツモトから、引き続きその他製品です。このままでは次号発売に間に合わない!

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間もなく次号発売!
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四季報読者必読の書!

~ここまでのまとめ~
第39回 キヤノンのカメラがやっぱ好きやのん
第38回 朝日インテック自慢のカテーテルで他社に勝てーてる
第37回 解散風寒(さむ)さしのいでムサシ買え!
第36回 SUBARUの配当スバルしい!
第35回 MRJの開発、無(M)理(R)じゃ(J)ね?
第34回 日本アンテナは急騰後安定(あんてー)な動き!
第33回 キーエンスの社員は定時後もオフィスから消~えんす
第32回 マウスコンピューターは特殊用途PCを発売チュ~
第31回 一部上場でジャパンエレベーターサービス株が上に参ります!

四季報2019新春号全部読む!第1~10回 まとめ
四季報2019新春号全部読む!第11~20回 まとめ
四季報2019新春号全部読む!第21~30回 まとめ

ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)

・「新分野」「新境地」など、大きく生まれ変わる気配のある企業
・新興企業であれば、20%以上の増収、10%以上の営業利益率を数年続けられる企業
・サブスクリプションなど安定した収益モデルを持つ企業
・その他時事ネタ株
・好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。特に気になった点は太字で。

 

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7901 マツモト~7999 MUTOHホールディングス【その他製品/電気機器/化学】

7951 ヤマハ ↑前号比増額 優良株 ピアノなど楽器大手。電子ピアノでは世界トップ。ここ数年で非常に採算が向上した企業。売り上げは1割も伸びていないが、営業利益は2倍に伸びており好調。株価はここ数年かけて上げ続けてきたが、そろそろ息切れか。

 

7974 任天堂 ↑前号比増額 優良株 ゲーム機ハード、ソフトともに首位企業。相変わらずスイッチが好調。ポケモンも新作が300万本の売上となり、スイッチ向けソフトでは過去最高。スイッチオンラインなどサブスクリプションビジネスも。これだけの好業績だが、株価は下がり気味・・・。

7984 コクヨ →前号並み 優良株 事務用品最大手。創業家のルーツはなんと我が裏日本。相変わらず好調だが、最近はやりの「フリーアドレス」に同社自ら取り組み、顧客に公開。株価は冴えない動きだが、この取り組みから、売上利益につながれば・・・。

 

8001 伊藤忠商事~8046 丸藤シートパイル【卸売業/繊維製品】

さて、ここからようやく8000番台。巨大商社ひしめく卸売業からスタートです。

8001 伊藤忠商事【注目】 ↑↑大幅増額 市況関連株 非財閥系の大手商事。繊維、食料、中国系企業に強い。コメント中やたらと出てくる「CITIC」は、中国の巨大コングロマリット。元々は政府100%出資だったが、2015年に伊藤忠と、タイの巨大財閥CPグループの共同でCITIC社株式を20%取得し、本格的な提携関係を結んでいる模様。しかしなかなかうまくいかないのか、CITICについては減損を計上となっている。株式としてみると、配当利回りは4%超えであり、超長期でみると、他の商社や日経平均より圧倒的にパフォーマンスがよい。中国の勢いを取り込んだのが、その秘訣か。

伊藤忠VS日経平均他の長期(20年)チャート。ITバブルの崩壊、リーマンショック、大震災などの危機はあったが、それらすべてを乗り越えて、伊藤忠はたくましく株価を伸ばしている。

 

8015 豊田通商 →前号並み 市況関連株 トヨタ系総合商社。アフリカに強いことから注目。やはり21世紀半ば~後半にかけてはアフリカが伸びてくるのでは。超長期的にはアフリカに投資しておきたいと思っているが、なかなか手段がないので、アフリカ進出企業の株を買うぐらいしかない。

 

8028 ユニー・ファミリーマートホールディングス →前号並み 市況関連株 伊藤忠傘下のコンビニ大手。ファミリーマートと、中部地方地盤のユニーを傘下に収める。

ここ最近、ドンキホーテ(パンパシフィックインターナショナルホールディングス)とユニーをめぐっての動きが活発なんで整理しておくと・・・

パンパシフィックインターナショナルHLDGSユニー・ファミリーマートホールHLDGSの傘下だったユニーを完全子会社化した一方で、ユニー・ファミリーマートHLDGSパンパシフィックインターナショナルHLDGS株を20%取得しているので、パンパシフィックインターナショナルHDLGSはユニー・ファミリーマートホールディングスの持ち分法適用会社となり・・・長い!

両社とももっとシンプルな社名にしてほしいものです。(なんかマリリンマンソンからマリリンマンソン脱退のニュースみたい(笑))

8031 三井物産 ↑前号比増額 市況関連株 三井グループ中核の総合商社大手。業績は好調。これを受けて、株主への還元期待高まるが、あくまで自己株買いではなく配当で直接還元する方針。予想配当利回りは4.5%と非常に高い。また、病院グループにも出資して医療ビジネスへも進出。

 

8035 東京エレクトロン ↓前号費減額 市況関連株 半導体製造装置世界3位。業績はDRAM向けが減速とのこと。ここも配当利回りが高く4.7%と5%に迫る。

 

まとめ

今回は、伊藤忠の強さや、ユニー・ファミリーマートホールディングスをめぐってどんどん長くなる社名についてチェックしていきました。まじでこの2社は社名を短くしてほしい。

次回も引き続き卸売業・小売業です。(次回:第41回 イオンは平穏を捨てグループ再編へ)

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