今日はいつもお送りしている「四季報2020春号全部読む！」の特別編として、注目の仮想通貨(暗号資産)関連株について見ていきたいと思います。
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4年ぶり3回目の半減期！短期的な価格の上下はこの際無視！
ビットコインは5月12日未明、4年ぶり3回目の半減期を迎えました。これによって、ビットコインの機能維持に必要なマイニング処理の報酬が半減(12.5BTC→6.25BTC)しました。ここで得たビットコインを現金化して収益を得るマイナー(専用機器でマイニングを行う業者)の撤退も懸念されましたが、今のところ特にそうした事態には至っていません。
むしろ、半減期は市場に供給されるビットコインの増加スピードが緩やかとなり、希少価値が高まることから、過去2回の半減期は「バブル」とも称される価格上昇のきっかけとなってきました。
しかし、実態の価格は半減期前に約10万円幅の下落を記録して以降、なかなか100万円台に戻れないでいます。
とはいえ、これまでの経験もあり、中・長期的にはビットコインは大きく↑に行くと思っているので、こうした価格の上下はできる限り気にしないようにはしています(笑)。
ビットコイン上昇に株で乗っかる！という選択
ただし、今後ビットコインが大きく上昇したとしても、その大部分は手元には残りません。そうです、所得税(＋住民税)です。
所得税は、得た所得に応じてえぐいほどのカーブを描いて上昇していきます。私の場合、2018年だけでなんと1000万円以上の税金を支払う羽目になり、それが分かった瞬間の私はマジで気分が悪くなりました・・・。年収数年分の金額を支払うわけですからね。そのストレスは大きなものでした。
これだけの税金を支払って見て思うのは、「株なら譲渡所得の20%で済むのにな～」ということ。
株も、ビットコインも自らリスクを冒したうえで投資し、収益を得ているんだから、本来は同じことのはず。それがなぜ株が20%で、ビットコインだけは最大45%(＋住民税10%)なのか！！
今後新型コロナウイルスの経済対策などで政府の財政はますます悪化していくことは目に見えていますから、今後さらなる増税はあっても、減税となることはおそらくないと思います・・・。
それなら、ビットコインの価格上昇に株式投資として乗っかれないか？ということを考えていきたいと思います。
結構コインチェックを始め、主だった仮想通貨(暗号資産)取引所は、上場企業の傘下になっている所が以前に比べても増えてきた印象です。ただ、楽天やLINEなどはグループ規模が大きすぎるので、仮想通貨関連銘柄としてはやや弱いと思います。
主だった取引所にはほかにBitFlyer,DMM bitcoinなどもありますが、運営会社が上場しておらず、ここでは対象外となります。
こうしてみると、老舗Zaifの親会社フィスコや、ビットバンクの親会社セレス、また先日発表した決算で黒字復帰を高らかに宣言したコインチェックの親会社マネックスGなんかは、仮想通貨関連銘柄として期待できるかもしれません。
まとめ
現状は、フィスコやセレス、マネックスGなどがビットコイン関連銘柄の有力どころですが、CMを再開したBitFlyerが将来的に上場すれば、こちらもかなり期待度は高くなると思います。
また、海外株ですと、マイニング機器のカナンがナスダックに上場していますから、米国株口座を持っている方はチャレンジしてみてもいいと思います。
ビットコインの価格はまだまだ安定化せず、取引所のハッキングによる資産の喪失への恐れはまだまだなくなりません。一方で株は税金も高くなく、値幅制限もあり、投資家保護の制度も整備され、GOXもありません(笑)。
ビットコインは怖いな、でも期待したいな・・・といういいとこどりの人は、関連銘柄に今から投資してみると、数年後面白いことになっているかもしれません。
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