2017~18仮想通貨バブル体験記 第2回「中古車に消えたビットコイン」

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前回のおさらい

前回から始まった「2017~18仮想通貨バブル体験記」前回はバブル突入前、つまり今から来年前半位までの心構えについて語りました。この時期は細かいこと気にせずにビットコインや自分なりに有望と思った通貨に突っ込んで売らない!という事が大事です。前回の教訓のおさらいです。

それでは今回は、2017年前半、バブルにちょっと気づき始めた時の行動についてです。この頃のビットコイン価格のチャートを見ていきましょう。

中古車に消えた3BTC

2017年初め、ビットコイン価格が史上最高値を約3年ぶりに更新しました。この当時私は仮想通貨からほぼ離れた状態だったので、史上最高値の更新をした時の記憶がありません(笑)。

ちなみに、最高値更新直後に中国がビットコイン取引を規制するのでは?という噂から価格が急落していますが、そうした混乱に巻き込まれずに済んでいるあたり、やはり買って忘れるのが最高の投資法かもしれません(笑)。

私が仮想通貨の再高騰に気づき始めたのは、おそらく2017年の4月末のこと。当時30歳目前にして人生初の彼女(現在の妻)ができ、古いマイカーを買い替えるため(新たに買った車も中古車というショボさ)の資金を作ろうとして、3BTCを45万円、つまり1BTC=15万円で売ってしまっています。

今考えれば大変勿体ないことをしました・・・。

その後5月~6月にかけて、ビットコインにつられたようにアルトコインも上昇。ネム、モナに加えてICOで購入したFactomが大きく上昇し、私の含み益は一気に膨らみました。

税金の心配をし始める

この辺りから私は、仮想通貨に関する税金について心配をし始めます。当時仮想通貨の売却益「譲渡所得」なのか「雑所得」なのかで解釈が分かれている状態でした。

特に私が心配していたのは仮想通貨同士の取引も課税対象になることでした。一般的にアルトコインはビットコインに比べて値動きが不安定なので、当時はアルトが一瞬吹き上がったところを狙って、ビットコインorUSDTに換える・・・という利確方法をとっていた人が多かったです(私はほとんどやりませんでしたが)。

私的には、最終的に法定通貨(円)になっていないのだから課税対象外であって欲しかったのですが、9月に国税庁から示された見解によってあっさり覆され、あらゆる形での利確が課税対象となってしまいました・・・。

いずれにせよ私が確定申告をしなければならないことは決定的だったので、仮想通貨の取引履歴をまとめようしたのですが、あまりに様々な取引所を使っていたため、中にはGOX(消滅)してデータが取り出せない取引所もありました。

また、履歴データをDLできても、どう計算してよいかが全くわからず、途方に暮れてしまいました(この問題はのちに解決しますが)。

バブル初期(2017年初め~同年半ば)の教訓!

今回の教訓は3つ!

株でもなんでも最高値を更新してしまうと、どうしても「もうこれ以上上がらないんじゃないか……」と思いがちですが、最高値を更新してしまうと、これまでの常識はもう通用しません。ですから、もしビットコインが再び220万円をブレイクしても、そこで売らないように冷静さを保つ必要があります。

また、取引履歴がカオスになると税金対策が大変です(笑)。取引履歴はシンプルに、使う取引所もできれば日本語でサポートを受けられる国内中心にするのが良いでしょう。

最後は言うまでもありません。仮に脱税がばれると、延滞税重加算税でほぼ何も残りません。税金というのは自己破産しても逃れられないので、とにかく誠実に対応して支払っていくしかないのです。

たとえ所得税最高税率の45%になろうともね!(※45%支払った人)

 

次回からは狂乱のバブル後半戦!ここからが本当の地獄(極楽?)だ……

今回は2017年前半、バブル初期についてまとめました。次回からいよいよ狂乱と熱狂の2017年後半に入っていきますが、あまりにいろんなことがあったため、もしかしたら2回に分けるかもしれません。(次回:第3回「寝ているだけで億り人」

7月~9月だけでもビットコイン分裂騒動、ビットコインキャッシュ誕生、国税庁雑所得ショック、Zaifトークン騒動など、なんかカオスで楽しい思い出ばかりです(笑)。

 

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