これが2021年後半のクリプト界だ! きぼう編/はめつ編

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裏日本人、すっかり虚脱

今年はお祭り騒ぎの1年になるぞ~と勢い込んだ2021年も半分が過ぎ、すっかり虚脱状態の裏日本人です。巷じゃ仮想通貨バブルはもう終わった感出まくってますが、一方でまだビットコインETFの米国内承認の可能性も残しており、その材料を起点に再度大爆発するかもしれないとの思いが捨てきれずにいます。

そういうわけで、2021年後半を大きく二つのシナリオに分けて、シナリオごとにとるべき行動を考えていきたいと思います。まずは、今年の当初にした2021年の予想から。

2021年当初の価格予想を振りかえる

下半期予想の前に、私は半年前に書いた記事の中で予想した、各主要通貨の最高値と2021年終値、それからニュースについて振り返ってみましょう。

ビットコイン・・・2021年最高値2500~3000万円、2021年終値1500~2000万円。

イーサリアム・・・2022年初に最高値250万円、2021年終値150万円。

ポルカドット・・・2021年最高値8万円。

裏日本人、大外れ。

まずそもそもポルカドットが2017年のイーサリアムの位置につける、というのが楽観的過ぎましたね。実際は2021年が半分を過ぎようとしているのに、まだほとんど何もスタートしていないという状況です。次のバブル(2025~?)の主役がポルカドットだという声もありますが、4年間は長すぎる。その間に他のが出てくると思います。

また、ビットコイン価格も現時点では10万ドル位いってるはずだったんですが、実際は3万ドルすらも危うい状況が続いています。イーサリアムも、年央で100万円かな?というのは楽観的に過ぎました。

反省反省・・・。

出来事系の予想はまあまあ当たってる?

記事中では、価格予想だけじゃなくて、ニュース系の予想も行っていました。それが以下の3つ。

仮想通貨(暗号資産)フレンドリーな自治体・大学が現れる!

国内では全くダメでしたが、まさかのエルサルバドルで法定通貨になってしまいました。事実が予想を超えてしまいましたね。

ビットコインを法定通貨に採用、世界初 エルサルバドル - Easy News | Easy Japanese - Todai Reader
エルサルバドルのベケレ大統領
芸能人の間に第二次仮想通貨ブーム起きる?そしてフワちゃん組誕生へ?

全然芸能人で仮想通貨が話題になっているという話は聞きませんでしたね。フワちゃんNFTも誕生せず。まああと半年残っているので、もしかしたらワンチャン!?

フワちゃん FUWA (@fuwa876) | Twitter
フワちゃんNFTは実現ならず
仮想通貨アイドルならぬ仮想通貨Vtuberが投げ銭で億り人に・・・?

仮想通貨アイドルや、Vtuberのブレイクはありませんでしたが、元アイドルという経歴を持つせきぐちあいみさんが、VRアーティストとして出品した作品が、オークションで続々高値で落札されているということで、まあ30%位的中と(激甘)ということで。

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せきぐちあいみさんで画像検索したらこんなのが。下積み時代もあったんやね…ホロリ…

これが2021年後半のクリプト界だ! きぼう編/はめつ編

ここからいよいよ本題。前述のとおり、楽観シナリオのきぼう編、悲観シナリオのはめつ編の二つに分けて、今後の予想と対処を考えてみたいと思います。

きぼう編、はめつ編の二つに分けてお送りします

これが2021年後半のクリプト界だ! きぼう編
クリプト相場概況

バブル終了?何言ってんの?とばかりに2021年7月以降に価格はガンガン上昇(古い)。きっかけはそう、アメリカのビットコインETF認可!このニュースが世界を駆け巡った瞬間に、今まで冴えなかったビットコイン価格は、一切のテクニカル指標を無視して上昇軌道に復帰しました。

その後、イーサリアムもEIP1559の実装を期に上昇を開始。ほどなく他のアルトにも波及していきます。

世界の情勢は?

世界各国で接種の進む新型コロナウイルス用ワクチンの効果が2021年夏ごろから徐々に表れ始めます。国内でも感染者数はごくまれなものとなり、ほとんどコロナ前と変わらない日常を楽しむ人が増えていきます。そして、感染抑制がある程度進んだところでタイミングよく打ち出された経済対策の結果、さらに金融市場へと資金が流れ込んでいくことになります。それはビットコインも例外ではありませんでした。

バブル前半の主役たちは?

2021年のバブル前半で注目されたBinanceSmartChainでは、代表格のPancakeSwapがついに独自チェーンCakeChain(通称ケーキバイキング)に進出。$CAKEトークンの利用価値はますます上昇していきます。その後Polygon,Etherium等各チェーンに順次進出し文字通りのチェーン展開。シェフ達のひたむきで明るい頑張りが、他チェーン勢にも評価されるようになっていきます。

また、DeFiとともに2021年前半のバブルを彩ったNFT業界では、2021年末に人気女性アーティストが制作したVRアートNFTがなんと1億円を超える高値で落札され、大きな話題となります。この他人気アイドルや芸人が続々とNFTに参入。Youtuber兼タレントのちょっと騒々しいあの女子も、テレビ番組の企画でNFTを制作。こちらもオークションで500万円以上の高値で落札されたりなんかして・・・。

国内規制は?

2018年以降金融庁による過度な規制に苦しんできた国内の各種取引所でしたが、徐々にその規制にも適応し、これまでほとんど認められなかった新規銘柄の取扱いが増え始め、ポルカドットやドージコイン、そしてユニスワップにスシスワップトークンといった人気銘柄の取扱いが開始されます。

そして多くの投資家の悲願だった、分離課税で税率一律20%がついに2021年9月の税制改正で発表されます。このウルトラCを予想できた人はほぼおらず、これまで税率の高さから暗号資産への投資をためらっていた中高年層の資金流入が加速していくことになります。

そんな1980年代末の不動産バブル、いやそれを超える盛り上がりを見せた、第二次暗号資産バブルの最高値は・・・

ビットコイン・・・2021年最高値3000万円、2021年終値2500万円。

イーサリアム・・・2021年最高値200万円、2021年終値150万円。

その他・・・BNB30万円、DOT2万円、UNI2万円、SUSHI1万円、CAKE1万円・・・。

※すべてが現状の10倍になると仮定w

投資家の取るべき道は?

推しコインに全ツッパ一択!家を売って、嫁を質に入れてでも買え!買え!買え!

これが2021年後半のクリプト界だ! はめつ編

クリプト相場概況

これがバブルの底値?何言ってんの?ここからがむしろ本当の地獄。とまらないビットコイン始め仮想通貨の下落のきっかけとなったのは、2021年の夏ごろから某世界最大手取引所が規制当局に完全に屈する姿勢を見せ始めたこと。

最初に取引所のCEO、C氏のSNS更新が止まり、続いて公式サイトから続々と機能が削除。銘柄も大量に上場廃止され、新規ユーザーはもちろんのこと既存ユーザーにもガチガチのKYCが求められました。

これによりUI、UXは大幅に劣化。まるで国内の取引所のようだ・・・とは某古参投資家U氏の言。

なんだかんだ言って各種通貨の価格や、流動性を下支えしていたのはこの最大手取引所だったんだなあ・・・とアンチも含めたすべての人が痛感した時にはもう遅い。ビットコインもイーサリアムも、各種通貨はものすごい勢いで逆回転を始めます。これが2021年の夏でした。

世界の情勢は?

その後折悪しくコロナによる金融緩和は弾切れにより終息。各国政府はどうにか軟着陸を図りますが、うまくいくはずもなく、株や商品相場も大幅下落。

一方コロナワクチンを無力化する悪質な変異型が続々誕生。感染に歯止めがかからず各国の医療は大崩壊・・・経済政策も弾切れで、集団免疫?何それおいしいの状態になってしまいました。

バブル前半の主役たちは?

バブル前半をけん引したBinanceSmartChainは先述の世界最大手取引所の後ろ盾を失って一気に衰退。一時期は40$を越えた$CAKEトークンもすっかり値を下げて1$前後の水準にまで下落してしまいました。起死回生の一策として打ち出した他チェーン展開も、先行するSUSHI等に水を開けられて実質的な流動性は皆無。BSCに幽閉状態となってしまいました。

一方NFT市場も冷えに冷え、以前は1000万円で落札されていた人気アーティストの作品が、100万円でも値がつかない事態となるなど、かつての勢いはすっかり失われてしまいます。

国内規制は?

そして我々国内投資家にはさらなる地獄が待っていました。

2021年9月に発表される我が国の税制改正で、暗号資産関連の税制は改善どころか大幅改悪。雑所得から新たに「暗号資産売買益」として独立項目となり、念願の分離課税・・・とはなるものの税率は累進で最高60%。コロナ対策の美名のもとに、暗号資産投資家を狙い撃ちにした無茶苦茶な増税が決定されます。そうです、株式や不動産と違って、暗号資産の投資家は政治的な力が全くなかったのです・・・。

くわえて2022年4月以降暗号資産に投資する者には全員マイナンバーの提出専用ウォレット端末の仕様が義務付けられます。このウォレット端末(販売価格は最低10万円~)から接続できるのは金融庁が認める国内取引所のみ。しかもこの端末の使い勝手が非常に悪く、テスト利用で数千万円分の資産をGOXしたにも関わらず、何のサポートもなく泣き寝入りさせられた投資家も出る始末。

違反した者には高額な罰金と、悪質な場合にはマネーロンダリングに協力したとして逮捕もあるとうわさされ、国内投資家たちは海外に高飛びする者、びびって心が折れる者様々でした・・・。

さらに暗号資産投資家の受難は続きます。コロナ禍による経済不況の中、あたかも独り勝ちのように資産を増やしていると思われた彼らには世間のヘイトが集中。ビットコインやクリプトに投資していると思われるSNSアカウントには匿名の嫌がらせメッセージが送られ続けるだけでなく、書き込み内容から個人を特定され、家を襲撃され、資産を奪われたり、ケガを負うなどの事件が続出。サイバー犯罪であり、またクリプト投資家への風当たりが強いことから警察の動きも鈍く、暗号資産を手放し、ツイッターアカウントを削除する者が続出しました。

2021年末、日本ではもうほとんどの人間が暗号資産の存在を忘れたがっていました・・・。

このシナリオになった場合の予想価格はこちら。

ビットコイン・・・2021年最安値40万円。終値50万円。

イーサリアム・・・2021年最安値1万円。終値1万5000円。

その他のコインは金融庁が大幅に規制を強化したため国内では値がつかず取引できません。

投資家の取るべき道は?

もう●ぬしかないじゃない。

おそらく実際はこのどちらでもないはずw

ちょっと調子に乗ってきぼう編、はめつ編とも荒唐無稽な内容になってしまいました。実際はもう少し真面目な予想にするはずだったんですが、つい筆が滑っておかしな内容になってしまいました。

ただ、我ながらはめつ編の国側の規制強化は結構ありそうな気がしています。変な専用ウォレット買わされて(おそらくこれを提案するのは、国に魂売った国内取引所の関係者でしょう)、一人一つのアドレスを登録させられ、顔写真とマイナンバーをアドレスに紐付けられた挙句に全部流出とか本当に国がやりそうなことだなあと思って、書いてるうちにイライラが・・・。

一方できぼう編はETF認可だけで一気に価格10倍とかあるわけないので、さらなる好材料として、国内税制が改善(っていうか私的には当然のラインになったって感じ)したことも入れてみました。中高年層がこぞって買えば、大分価格あがると思うんですよね。ビットコインだけでしょうが。

リアルなところ、ETFは米国内でフツーに承認されるはずだと思っていて、そこで下げの流れが一旦変わるとは思っています。ただ、それが2021年高値の600万円台を抜けるかどうかは別問題で、いいところまで行ったけど、500万円ぐらいではね返されて終わりました・・・からの下げ継続っていうのも全然ありだと思います。

ETFが来なかったら、マジであと3年気絶しかないでしょうね。

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