四季報2020春号全部読む！第32回モスバーガーは海老天マヨバーガーが人気回復の”エビテン”スとなるか？

なんか春がないまま一気に梅雨に入ってる感じがするなあ・・・そんな四季報2020春号全部読む！前回は1520～1569P(7872 エステール～ 8014 蝶理)を見ていきました。

（前回記事：第31回住友商事はインドのローカル5Gで儲かる？）
（前号記事：四季報2020新春号全部読む！第32回ゴールドウィンは創業家社長交代も経営は後退せず前進へ！）

今回は1570～1619P(8015 豊田通商～ 8158 ソーダニッカ)です。

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8015 豊田通商～ 8158 ソーダニッカ（1570～1619P）
まとめ
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8015 豊田通商～ 8158 ソーダニッカ（1570～1619P）

8035 東京エレクトロン【電気機器】 →前号並み市況関連株

【好転】【新棟】半導体製造装置で世界トップクラス。四季報春号発売時点(3月)では、まだ国内の新型肺炎の影響が顕在化していなかったため、記述はおおむね好意的だ。確かに20.3月期決算は四季報予想よりやや上振れ。ただ、新型コロナの影響が見通せず、21.3月期の業績予想は非公表。株価はコロナ下落前の水準には届かないものの安定した推移。

8111 ゴールドウィン【繊維製品】 ↑前号比増額優良株→市況関連株 😊会社比強気

【好調続く】【増強】度々取り上げている、スポーツウェアの中堅企業。相変わらず業績好調・・・だったのだが、新型コロナウイルスの影響はあまりにも大きかった。スポーツウェアが使用されるスポーツジムはクラスター発生の元凶とされ、現在も営業自粛要請が解除されておらず、仮に営業再開しても客足の回復は・・・。また、各地のマラソン大会、スポーツイベントも軒並み中止と大逆風。このため、今期(21.3月期)業績予想はなんと売上2割減、営業益8割減と非常に厳しい。この逆境を乗り切れるか！？

8113 ユニ・チャーム【化学】 ↓前号比減額市況関連株

【急反発】【市場開拓】生理用品、おむつなどでトップ。生活に密着した商品を扱うだけあって、新型コロナの影響はほぼなし。むしろ大幅増益と好調さがうかがえる。株価もコロナ以前の水準を上回って推移しており、生活用品セクターの不況時の強さが証明された格好となった。

8153 モスフードサービス【卸売業】 ↑前号比増額市況関連株会社比弱気😢

【回復続く】【個別最適】モスバーガーを展開する業界2位企業。ここ数年の厳しい業績からの回復が続いていたのだが、やはり新型コロナの影響が見通せず、今期業績予想は非開示。20.3月期決算も、四季報予想を大きく下回っている。とはいえ、19.3月期比で営業利益は2倍になっており、十分な回復ぶりだといえるが。株価は、コロナウイルスの流行に収束感が出てきたあたりで完全にコロナ前を上回っている。