IPO目前!識学(7049)は業績急成長!抽選外れてもセカンダリーを狙え!

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資金的余裕がなく、なかなかIPOにはこれまで参加してこられませんでしたが、今回はいきます!

2019年IPO企業のトップバッター!識学(しきがく・銘柄CD7049)が、2/22からついに、東証マザーズへ上場します!

売上倍々の超成長企業!識学とは?

株式会社識学は、2015年3月に設立された人材育成を業とする企業です。社名の由来である「識学」とは、同社の造語で、「ヒトの意識構造を分析し、行動を阻害する誤解や錯覚の発生原因を研究した、当社が独自開発した理論(目論見書より)」です。

従来の企業研修の対象者は、新入社員や中堅社員などが中心でしたが、識学では「経営者」「管理職」を主なターゲットに置いています。

また、研究の内容をクラウド環境上から閲覧したり、評価したりできるという「識学クラウド」も開発し、各企業への導入を進めています。

設立からわずか4年で上場していることからわかる通り、同社の成長スピードはすばらしいです。目論見書から一部抜粋して説明します。

売上高は毎年倍々ゲームのように増加を続けています。今季はまだ第3四半期終了時点ですが、既に前期の売上を超えており、非常に早いスピードで成長していることが分かります。

続いて経常利益純利益ですが、こちらもすごいことになっています。

純利益は第二期で赤字になっていますが、それ以降は急成長する売上にキャッチアップする形で伸びています。前期は純利益率が10%に満たない状態でしたが、今期は(途中ですが)純利益率が10%を超えてきそうです。売り上げが伸びても利益が伸びなければ意味なしですが、識学は利益もよく伸びています。

 

売り出し規模や仮条件は?

今回識学がIPOで売り出す株数は379,500株。主幹事証券はSMBC日興証券で、おそらくほとんどの株数が同社に割り当てられることになるでしょう。人気もあり当選は厳しいと思います。

また、仮条件価格は1,640円 ~ 1,800円となっています。仮に1,640円で見ると、PERは90倍を超えてしまいますが、これは前期(18.3月期)の利益で計算した数字です。

19.3月期の通期利益の予想はありませんが、第3四半期終了時点の利益額で計算すると、予想PERは約28.5倍という事になります。第4四半期でさらに利益を積み増せば、もっと予想PERは低くなります。

 

外れても焦るな!

もしIPOの抽選に外れた場合でも、焦って買ってはいけません。基本的に上場した企業は、数カ月かけて一旦値を下げることが多いからです。

例えば、3415 TOKYO BASEは2015年8月の上場時初値は191円(分割後の価格で表示)でしたが、約半年後の2016年2月には110円約半値まで下げています。

しかしその後株価は急騰!最安値を付けた2016年2月から1年半後の2017年夏には、株価は2,000円を超え見事テンバガーを達成しています。

このことから、識学についてはもしIPOに落選したとしても、三カ月~半年程度様子を見て、株価が下げているようであればそこで再び決算を確認し、強力な成長力が衰えていないと判断できれば買っていく、というやり方もありだと思います。逆に言えば、IPOに当選しても、初値からの強い上昇が確認できなければ、早めに売った方がよいということです。

ここで重要なのは、とにかく決算数字を確認することです。売上高、営業利益が最低でも年20%以上成長しているか、公表された業績予測数字による見通しはどうか?ということを厳しく確認する必要があります。(そう考えると、昨年上場した企業を今物色することが、戦略としては非常に有効です。)

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2018年のIPO企業から2019年のテンバガーを探せ!(前編)
2018年のIPO企業から2019年のテンバガーを探せ!(後編)

 

参考情報・サイト

96ut.kabu・・・ここは過去のIPO情報が蓄積されていて、テンバガー企業のケーススタディを行うことができます。

東京IPO・・・こちらは比較的新興?のIPO情報サイトです。残っている情報は2018年以降のものになります。

識学 目論見書  (訂正事項分)

まとめ

識学のIPOは人気化しそうな割に、売り出し株数が少ないので、非常に当選は困難かと思います。しかし、そこで外れてもあきらめずに数カ月待っていれば、おのずと安い値段で再度入りなおせると思っているので、外れてもがっかりしないことが大事だと思います。

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