四季報2018秋全部読む! 第57回(終) ニトリの株価に株主ニタリ・・・

四季報2018秋号全部読む!今回でついに最終回となります。なんやかんや3カ月、57回にわたって続いたこのシリーズでした。長かった・・・。そんな最終回は、情報・通信、サービス、卸売りなど、まとまりのない業種です。

それではいつものように、9753 アイエックス・ナレッジからスタートです。

 

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~ここまでの投稿~

第56回「メタウォーター これがホントの 水商売」
第55回「レノバ買うのは俺の番!」
第54回「(株)ビジョンで見通すテンバガーへの「ビジョン」」
第53回「ANA連続欠航の落とし穴、補償金で穴埋めできるか?」
第52回「JR東海の利益率は相当かい(東海)?」

第51回「ゴールドクレストの保有地上がってクレスト?」
第41~50回まとめ
第21~30回まとめ 第31~40回まとめ
第11~20回まとめ 第1~10回まとめ

番外編①「あの不動産企業は今」
番外編②「ピーター・リンチの株式分類法とは?(前編)」  ③「同(後編)」
番外編④「銀行・証券・保険株の用語を調べてみた」

ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)

・同業他社と比較してPER、PBRが低いこと
・財務が堅実であること(自己資本比率50%以上、ネットキャッシュ豊富)
・営業利益率が同業他社と比べて高い(できれば10%以上)
・売上高成長率が高く、かつ営業利益の伸びを伴っている
・業務内容などに何らかの個性が感じられる(業界初、唯一の企業)
その他時事ネタ

あと、業界のベンチマークとして、大手企業を見ることがあります。
特に気になる企業は文字を赤くします。また、企業の特徴に応じて急成長株、市況関連株などの分類を行っていきます。

また、好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。強い材料あれば太字にします。

9753 アイエックス・ナレッジ ~ 9997 ベルーナ【情報・通信など】

9757 船井総研HLDGS 市況関連株 経営コンサルの大手。中堅企業の成長支援が中心で、不動産、医療業界に強い。ここ数年は1~2割程度の着実な成長を見せている。設備投資が不要なので当然といえば当然だが、営業利益率24.8%と高く、今後も成長が見込まれている。株価は11月以降下落中。

 

9766 コナミHLDGS 市況関連株 家庭・携帯用ゲーム機の大手。スポーツジムも運営。パワプロ、ウイイレなど好調で最高益。パワプロはプロリーグができるなど、eスポーツに積極的。営業利益率18.9%。株価は10月が底で、11月以降回復へ。

 

9769 学究社 低成長株 小中学生向け塾を展開。中高一貫校受験に強い。少子化の中でも順調に新規開校を続ける。新たな方向性として、医療・看護系予備校を開校。昨年入社した元トヨタのトップセールスマンが副社長に就任して改革を推進中だが、株価は下がり気味。

 

9790 福井コンピュータHLDGS 市況関連株 建築・土木CADのトップ。本業のCADが好調で、営業利益率33.8%と高い。西日本豪雨で堤防などの土木工事が拡大。CAD需要につながるか。株価は下がっており、回復はまだか。

 

9793 ダイセキ 市況関連株 産廃処理の大手。「気が滅入るような業界の株は買い」だというピーターリンチの言によれば、確かに買い。産廃処理業は「絶好調」で顧客数も増加中。リサイクル資源の販売も好調。リサイクル・環境関連で買収を検討中で、近々何かあるかもしれないが、株価からはまだその予兆は読み取れない。

 

9842 アークランドサカモト 市況関連株 ホームセンター「ムサシ」の運営元。裏日本でもここ何年かで数多く出店している。また、かつ丼「かつや」の運営会社を子会社に持っており、外食分野にも強い。業績の好調さとは裏腹に、株価は下げトレンドに入っている。

 

9843 ニトリHLDGS 優良株 全国トップの家具小売りチェーン。積極出店続き、昨年を上回るペースで店舗数が増加中。最高益を連続達成で絶好調。財務も安定的で、自己資本比率80%。成長も安定的で、営業利益率は16.3%。小売業でこの利益率はすごい。今年前半まではきれいな上昇トレンドだったのだが、下げ始めてしまった。

 

9928 ミロク情報サービス 市況関連株 会計事務所向けの会計ソフト、コンサルなどを展開。顧客増えて連続で最高益。地方銀行とも連携して中小企業支援を進める。営業利益率16.3%と十分。株価は軟調だが、11月以降は回復か?

 

9936 王将フードサービス 市況関連株 関西中心に餃子の王将を展開。既存店は客数増。店舗純増数も増える。他社と連携してデリバリーを導入開始。ぜひ我が裏日本でも導入を!営業利益率7%とそれなり。株価は順調な上昇。1年通してこの上げ方はすごい。

 

9962 ミスミグループ本社 市況関連株 FA(工程自動化)・金型用部品の専門商社。半導体向け、スマホ向けのFAが好調。営業利益率11.1%。上げっぱなしだった株価も今年は下げトレンド入り。

 

9983 ファーストリテイリング 優良株 ご存知ユニクロ。そしてジーユーも急成長中。ユニクロは全世界で200店出店展開。アジアが好調だが、国内も客数が増えている。なんとフェデラーとスポンサー契約。株主優待ないが、それでも株価は上がり続けている。市況の動きとは関連しておらず、優良株の証。

 

9984 ソフトバンクグループ 優良株 携帯キャリア3位のソフトバンクの親会社。このほかにもヤフーや英国のARMが傘下。12/19に子会社のソフトバンク(携帯キャリア)が上場予定で、この株の売却益に加え、半導体大手のNvidia株の売却も発表。これでこの会社にはかなりのキャッシュが転がり込むな・・・。

 

9997 ベルーナ 急成長株 四季報最後の株。婦人服主体のカタログ通販大手。5~60代の熟年層が主要顧客。カタログ通販に代わる新たな柱となるECは、来年から本格スタート予定。さらにホテル事業を開業させる予定。国内外3か所でスタート。規則的な上下のある株。現状の水準で下げ止まれば反転も。

 

まとめ

長かった四季報秋号のチェックも、ようやく終了の時を迎えました。もう新春号出るっちゅうねん・・・。

一冊通しで読んでいくうちに、だんだん読み方もこなれてくるもんですな。

今号は業績全体を知るために、投資対象としての適格性は別として大手も取り上げていましたが、次号からはもう少し絞って、いくつかの企業を追いかけていくみたいな流れにできないものかなとは思います。

 

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