今日は今年最後?の有休をとって朝から雪かき・・・かと思いきや、思ったほどには積もらず、ちょっと拍子抜けでしたね。
おかげさまでゆっくり休めました。よかった。昨日は結婚式からの鎌倉殿最終回(結局M-1は視聴せず)で、結構疲れる一日だったので、結構回復できたのではと思いますが、ちょっとでも油断すると体調おかしなるからきをつけな(アカン)。
サッカーワールドカップも、雪かきしなきゃと思ったので見ていませんでしたが、すごい試合だったみたいですね。結果的にはアルゼンチンが勝利しましたが、またもPKまでもつれるという熱い展開となりました。今大会PK多くね。
次の大会からは一気に参加チームが40に増えるようですが、そんなに増やしてどうするの感はありますね。予選よりも本大会の方が盛り上がるから、本大会の期間をちょっとでも伸ばしたいみたいなことなんでしょうか。あんまりやり過ぎると大会前半が予選みたいになって間延びしちゃう気が・・・。
クリプト市況はもう年末かな。あまり動きがありません。
いずれも大きな動きはありません。
ビットコインドミナンスの状況は?
今日のスポットライト!
クリプト気になるニュース
会計事務所Mazars、仮想通貨企業への監査サービス提供停止(Coinpost)
FTX破綻以降急に注目を浴びるようになった言葉「Proof of Reserve(PoR)」ですが、急ごしらえの資産証明をBinanceほか様々なCEX企業がやるようになったはいいものの、その証明方法に問題があるという声が上がる中、サービスを主に担っていたMazarsという企業がサービスを停止しました。
やっぱりなんかやましいところがあったのかな・・・。
年末企画~サム・バンクマン・フリードの公聴会での証言草稿を読む~ 第3回
先日ワシントンで開かれた政府の公聴会において証言する予定であったFTXの創業者で元CEOのサム・バンクマン・フリード。彼が話す予定だった内容の草稿が画像ベースでアップされていたので、これをOCRで読み込み、Google翻訳したものを、こちらで一部修正も加えつつアップしてみたいと思います。
かなりボリュームがあって長いですが、大枠では「アラメダがやったから俺は知らん。CZが悪い。」の2点しか主張していないですねw
(テーマソング:養老町の星 幸ちゃん「いいわけ」)
何がいけなかったのか?
このような事態になるには、多くのことがうまくいかなければならなかった。私はアラメダを運営していなかったので、当時の重要な出来事のいくつかに気づいていませんでした。
(裏日本人ツッコミ:でもアラメダのCEOとは付き合ってたじゃないですか)
しかし、私はFTXの経営者であり、FTXの顧客に対して正しい行動をとることは、最終的に私の責任であったということだ。
1)アラメダ・リサーチは経済環境の変化で債務超過に陥った。
a)アラメダは2021年後半の経済環境下で持続可能なマージンポジションを取り、約10%のレバレッジをかけた。2022年にかけて金融引き締め、戦争、サプライチェーン問題などが発生し、資産価格が暴落した。アラメダの資産は1年間で約90%減少したため、10%のレバレッジでも過大評価となったのだと思う。
b) 銀行への融資により、FTXから即座に液体を供給することを余儀なくされた。
i)これは、FTXが、相当量の、かなり流動性の低い証拠金ポジションをマージンコールするのに数日しかかからなかったことを意味する。
c) ヘッジに失敗したこと。
i) 私が振り返って復元できる限り、2021年後半、Alameda Researchは十分にヘッジされていませんでした。私は、FTX以外の証拠金ポジションの総額は約8bドルであり、おそらく約2bドルのヘッジがかかっていたものと考えています。
ii) 2022年の秋までに、Alameda Researchはおよそ80億ドルのマージンポジションを持ち、おそらくおよそ80億ドルのヘッジを有していたと思います。しかし、2022年11月に発生したクラッシュは、広範な市場のクラッシュでもなければ、広範な暗号市場のクラッシュでもありませんでした。11月7日から11月9日にかけて、ビットコインはおよそ17%下落し、株式市場はおよそ横ばいでしたが、アラメダの資産の多くは50%以上下落しました。それで、アラメダのヘッジはうまくいかなかった。
(裏日本人ツッコミ:こいつアラメダのせいにもし始めてんな)
iii) これは典型的な「ヘッジファンド・リスク」である。たとえヘッジしていると思われるポジションでも、すべてのポジションが高い相関を持つようになることがあり、これは例えばロングターム・キャピタル・マネジメントや2008年の金融危機の際に起こったことである。
(裏日本人ツッコミ:みんなやってるからええやろ理論かな)
d) 資本の使途
i)アラメダ・リサーチの約80億ドルの流動資産のショートマージン・ポジションを振り返って、できる限りのデータをつなぎ合わせると、おおよそ次のような支出があった。
(1)借入先への利払い ~$10億ドル
(2)VC投資 -$40億ドル
(3) BinanceのFTXへの出資の買い戻し:~30億ドル
2)FTXの内部統制の不備
a) FTXのダッシュボード
i)FTXのユーザーポジションのダッシュボードには、過去の会計上の習慣で、Alamedaのポジションのフルサイズが表示されていなかった。私は、アラメダのポジションは表示されている金額の2倍以上であったと考えています。私の定期的なポジションのリスク評価は、しばしばダッシュボードの数字に基づいて行われました。
b) 財務
i)FTXには、監査済みの年次GAAP財務諸表があり、私の知る限り、それは概ね正しいものであった。
ii)しかし、それは単にFTXの企業財務状態を示すものであり、顧客リスクの監査ではありませんでした。
c) リスク管理
i) FTX Internationalには、財務およびその他多くの分野を専門とするチームがあったが、リスク管理およびユーザーポジションの監視を専門とするチームは存在しなかった。
ii)CEOである私は、FTXのリスクモニタリングに十分な労力を割いていませんでした。
(裏日本人ツッコミ:それが主なCEOの仕事じゃないんですか。それじゃ何もしてないじゃないですか)
3) FTXの破綻におけるバイナンスの役割
a) この点については、結局のところ、私が失敗したのですから、詳しく説明するつもりはありません。以下、簡単に記します。
(裏日本人ツッコミ:説明するつもりはないと言いつつかなり詳細すね)
b) アラメダの資産は、BinanceのCEO(CZ)がFTTの保有分を売却する意向をツイートした数時間後の2022年11月6日から急激に価値が下落した。
c) 「銀行への逃げ込み」は、BinanceのCEOの同じツイートが引き金となった。
d) そのツイートは、FTXに関する持続的なネガティブなPRの1ヶ月間、主にバイナンスによって行われたと私が考えるものに続いて行われました。
e) アラメダのヘッジが2022年11月に失敗したのは、暴落がそのヘッジに特有のもので、CZによる同じPRキャンペーンが引き金となったからである。
f) 11月8日頃、我々はCZと、BinanceがFTXを1週間前の価値のほんの一部で取得する取引に合意した。
i)私たちは、バイナンスとの交渉が続いている間は他の潜在的投資家と話をすることができないようにするLOIにサインしました。
ii)その間、私は複数の潜在的投資家から、顧客に渡る可能性のあった数十億の資本に相当する真剣な関心表明を受けました。私は、LOIによって対応を阻害された。
iii)その1日後、Binanceは取引を行わないことを発表した。彼らのツイッターの投稿から、彼らが手を引いたことを知りました。
g) Binanceの株式保有がFTXのKYC問題を引き起こしていたため、およそ$30億ドルの資本でBinanceのFTXの株式を購入した:BinanceはFTXが認可申請中の規制機関にCZに関する情報を提供することに非協力的だった。
h) 数ヶ月前、FTXは一般的にバイナンスの世界的に最も重要な競合相手と考えられていた。暴落後、Binanceは世界の暗号通貨取引量のおよそ70%を平均しており、以前のおよそ50%から上昇しています。
i)FTXの崩壊後の市場シェアの増加により、バイナンスは規制強化を回避できるかもしれないという報告がある: https://www.reuters.com/article/fintech-crypto-binance-doj-idUSKBN2SWOZY
(裏日本人ツッコミ:結果的にはそうかもしれんけどそのために攻撃したみたいなのは違うと思う)
i) Binance、暗号通貨エコシステムにおけるその役割、そしてFTXとの関係については、まだまだ話すべきことがありますが、今回はそのための場所でも時間でもありません。
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