有事のビットコイン
年明けからきな臭いニュースが続きますね。イランの英雄ソレイマニ司令官が米軍によってイラクで殺害されて以降、アメリカとイラン、そしてイラクの関係は非常に悪化しています。
何しろトランプ大統領が自らソレイマニ司令官を殺せと命令したわけですからね、言い訳効きません。こうした緊迫する国際情勢を嫌気して、今日から本格的な取引が始まった日本の株式市場では大きな値下がりとなりました。
その一方で、安全資産と見なされた金は先物価格が史上最高値となるなど、年末のイケイケムードから一転、リスクオフ相場になってしまいました。日本の株式投資家はイラン・イラク人並みにトランプ大統領を恨んでいるかもしれません(苦笑)。
ビットコインも安全資産?としてなのかは不明ですが結構買われており、3日の最安値から一気に6万円も値を戻すなど強い値動きです。
2020/1/6 21:30時点でのビットコイン価格は、現物が1BTC=81万円半ばでの推移となっています。
ビットコインドミナンスの状況は?
ビットコインドミナンスは意外にも下げています。ビットコイン価格以上にアルトコインの勢いが強いようです。アルトコインの大将格の一つリップルも、急速に価格が回復しているようです。
2020/1/6 22:30 現在のビットコインドミナンスは67.6%です。
ビットコイン・アルトコイン 気になるニュース
「仮想通貨を証券取引所で直接取引」韓国大統領委員会が推奨(Coinpost)
ついに我が国、韓国にすら追い抜かれそうなんですけど・・・。
韓国大統領直属の委員会である第4次産業革命委員会では、ビットコイン等仮想通貨(暗号資産)を証券取引所で、株などと同様に取引できるようにすべきではないかと推奨したというニュースが入ってきました。
まあ、諮問委員会での発言ですから、文大統領がこれでいこうと命令したわけではないので、別にすぐ影響ある話ではないとは思います。
韓国は前回バブルの時も日本や中国以上にビットコインにのめり込む動きが(大学に仮想通貨やブロックチェーン専門の学科ができたとかいうニュースもありましたっけ)あったと思うので、もし次回市況が高騰するとしたら、韓国がその口火をきることnなるかもしれません。
仮想通貨XRP(リップル)が急動意|背景に2つの材料か(Coinpost)
今日ビットコインが比較的強かったにもかかわらずビットコインドミナンスが下落した原因はまさにリップルの高騰によるものでした。
ただ、いつものパターンであればこのままビットコインが落ち着くか、下落するかして、リップルがまたビットコイン以上に下落して、元の木阿弥かそれ未満にまで落ちるという流れかなと思っています。あまり期待はしていません。
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