四季報2019夏号全部読む! 第27回 ゆうちょ銀行よ悠長なこと言ってないで成長せよ

スポンサードリンク
アーカイブ

四季報2019夏号全部読む!前回は1268~1317P(6927 ヘリオステクノHLDGS ~ 7181 かんぽ生命保険)を見ていきました。(前回記事:第26回 識学が 再び伸びる 時期が来る?

今回は1318~1367P(7182 ゆうちょ銀行 ~ 7416 はるやまHLDGS)です。

クリック証券は信用取引するならベストだね。

7182 ゆうちょ銀行 ~ 7416 はるやまHLDGS(1318~1367P)

自動車大手三社の業績予想比較

我が国の基幹産業である自動車業界の大手三社の業績予想を比較します。売上高30兆円と日本の企業の中でも最大の売上を誇るトヨタが圧倒的です。また、利益率でも他の2社を圧倒しています。

3社の株価を日経平均と比較してみます。ここ2年の動きを見ると、日経平均とほとんど同じ動きなのがトヨタで続いてホンダは今年の春ごろからやや株が不調気味に、そして日産は、経営をめぐる問題が表面化する昨年11月の前から既に、株価の動きが悪いことが分かります。

各社今後の動きですが、トヨタはアメリカのウーバー社の自動運転部門に、系列のデンソーと共同で約10億ドルの出資をおこなって、自動運転ライドシェア車両の開発を行っています。ホンダは初の量産型電気自動車「ホンダe」をヨーロッパで発売。そして日産ですが、経営をめぐる混乱が続き、売上目標も減額、生産能力も削減の見通しです。

 

7182 ゆうちょ銀行 →前号並み 低成長株 【銀行】

国内最大の銀行。業績は停滞しているが、この度住宅ローン媒介に向けた協議を開始。ゆうちょが住宅ローン始めたら強いよなあと思ったり。かんぽ生命のとばっちりで郵政グループ全体として株価が下落しており、現在の配当利回りは5%越え。8/9に決算発表だったが、ほとんど前年と変化ない数字。

7251 ケーヒン ↓前号比減額 市況関連株 【銀行】

ホンダ系最大級の部品会社。ホンダ向けが9割とかなりの部分を依存。業績は償却費や開発費によって大幅悪化。かなり厳しい状況。8/2発表の決算も前年比30%以上の減益となっている。また、電気自動車対応のパワーコントロールユニットを増産。株価は大きく下落中で、このため配当利回りがかなり上昇中だ。

 

7325 アイリックコーポレーション →前号並み 急成長株 【保険】

来店型保険ショップの会社。保険分析、検索システムが特徴。順調に出店を続け、来店客も増えている。首都圏内で積極的な広告を打ち、認知度は向上中。8/14に決算発表。売上高25%増、営業益2倍と急速な成長ぶり。

 

まとめ

今回は1318~1367P(7182 ゆうちょ銀行 ~ 7416 はるやまHLDGS)を見ていきました。アイリックは結構成長いいですね・・・。

さて、次回は、1368~1417P(7417 南陽 ~ 7590 タカショー)です。(次回:第28回 ドン・キホーテ合併しても成長はどんどん鈍化

[amazonjs asin=”B07G1Y53C5″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”会社四季報 2019年3集夏号”]
[amazonjs asin=”4492733477″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方”]
四季報読者必読の書!

~今号ここまでのまとめ~

第26回 識学が 再び伸びる 時期が来る?
第25回 リーダー電子あまり良い決算が出んし・・・。
第24回 エレコムは大繁盛でえれ~混む
第23回 MS-Japan決算しくじり暴落は士業(修行)不足?
第22回 コマツ株は配当狙いで上げをマツ
第21回 かんぽ生命不祥事で日本郵政の株価はもうあ「かんぽ」い?
第20回 ベクトル業績悪化もなるべくとる乱さずに
第19回 ♪素晴らしい UACJ!  UACJ!
第18回 日本カーボンの株価~ボンと上がるか
第17回 オリコンは業績成長を織り込んで株価上昇
四季報2019 夏号全部読む!第11回~第20回まとめ
四季報2019 夏号全部読む!第1回~第10回まとめ

ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)

・「新分野」「新境地」など、大きく生まれ変わる気配のある企業
・新興企業であれば、20%以上の増収、10%以上の営業利益率を数年続けられる企業
・サブスクリプションなど安定した収益モデルを持つ企業
・その他時事ネタ株
・好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。特に気になった点は太字で。

コメント

タイトルとURLをコピーしました