裏日本興産とは

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「裏日本」という言葉を知っていますか?

今ではすっかりすたれた表現ですが、かつて東京や大阪、名古屋といった太平洋側の地域を「表日本」と呼んだことに対応する表現で、現在では「日本海側」と呼ばれている地域(東北、北陸、山陰の各地方)を指します。

明治時代に使われるようになり、戦後しばらくして、人権意識の高まりから公の場から姿を消しました。
おそらく今テレビやラジオの生放送で「裏日本」と口走った日には、即座にアナウンサーが飛んできて「お詫びの言葉」と共に訂正されることでしょう。

それぐらい、差別的な表現です。

じゃあなんでわざわざ「裏日本興産」などと名乗るのか・・・?

株式投資の格言に、こんなものがあります。「人の行く裏に道あり花の山」
他人がまだ見つけていない「裏道」にこそ、本当の成功はあるという意味です。人気化した株に慌てて乗っかるのではなく、まだ他の投資家が気づいていない株にいち早く投資すれば、利益を得ることができるのです。

それから「裏メニュー」という言葉。本当のメニューには載っていない、常連客にしか出さない秘密メニューという意味があり、決して悪い意味でありません。

私の住む裏日本も、「裏メニュー」や「花の山へ続く裏道」と同じく、表日本にはない魅力があると思います。そういう背景から、誇りを持って「裏日本」を名乗ることにしました。

また、この名前だと実際にある会社とは被らないだろう配慮もあります。実際、日本興産という会社や、○日本興産(東、西、新、大・・・etc)という会社はありますが、前述の理由もあって、裏日本興産という会社は存在しません。

実在しなくて、うさんくさくて、一目見て「あ、ネタやな」と気づいてもらえる点で、この社名は我ながら絶妙やなと思っています。

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