2017~18仮想通貨バブル体験記 第4回「絶頂と崩壊と絶望と」

ここまでの2017~18仮想通貨バブル体験記 まとめ
第1回「あと一年で次のバブル、来ちゃうよ!?」(~2017年初め)
第2回「中古車に消えたビットコイン」(2017年初め~半ば)
第3回「寝ているだけで億り人」(2017後半バブル絶頂期!)

前回のおさらい

2017年後半、ビットコイン分裂、中国政府の仮想通貨全面規制、重たい課税・・・悪材料の連続にも関わらず、ビットコインの価格はあっという間に1BTC=200万円を超え、モナコインは一時2000円を超え、XEMは200円を超えました。個人的にはセキュリティの甘さから取引所アカウントをハッキングされるなどトラブルもありながらも、モナコインなどの高騰のおかげで、一時総資産が2億円に到達していました。

そんな前回の教訓はこちら

今回は2018年。もはや滑稽ともいえるバブル崩壊時の私の愚行について書きます。いろいろあったので、思い出しつつ時系列的に書いていきます。

テレビニュースの特集には気をつけろ!

さて、2018年の内容に入る前に少しだけ時間をさかのぼることをお許しください。

2017年秋、バブル全盛を迎えようとしたいたある日のこと、私は職場近くのローソンモナコインの価格について話す若者の姿を見かけました。それとほぼ同時期に、モナコインで儲けた人の噂話も職場で聞くようになりました。

今考えれば、この時点でバブルであると確信を持つべきでした・・・。

身近から仮想通貨、しかもモナコイン(笑)の話題が出てくる時点で、かなり危ないです(笑)。

そして極めつけが各局メディアでの「ビットコイン」特集です。しかも内容が好意的であればあるほど危ないです(笑)。NHKあたりは結構真面目にやってくれますが、民放あたりでアホみたいな取り上げられ方すると、結構やばいです。

(※アホの例)

歴史に残るであろうこの画像の内容が放送されたのは、2017年12月19日。当時のビットコインチャートを見てみると・・・

どうみても暴落のサインです。本当にありがとうございました。

皆さんもテレビ番組がビットコインを妙に持ち上げ始めたら、気を付けるようにしてください。

人生最高の年末年始

2017年末当時の私は、完全に天狗。人生の絶頂期でした。結婚を控え、プライベートは絶好調。楽しみの飲み歩きも週1が週2、3と増え、行きつけの店もでき、お店の忘年会でなぜかナース服を着てはしゃぐ写真が残っています(当時本人は「椎名林檎になりたかった」などと意味不明の供述をしています)。

何しろ当時の私は億り人!怖いものなどありません。どんなに変な格好をしても、どんなにおかしなことを言っても「俺は億り人なのだ」という自信があり全く恥ずかしくなかったのです。

12月後半以降、仮想通貨の価格はやや不安定さを増していましたが、「まあすぐにビットコインは元に戻る。来年は1BTC=500万円、1MONA=10,000円ぐらいにはなるだろう」などと考えていました。今考えれば、こっちの方がナース服姿よりも意味不明だったかもしれません。

当時書いていた別のブログには、「今年の目標資産額は10億円だ」と豪語していました。やっぱり当時の俺、頭おかしいわ・・・。

 

危機管理意識なく、ジタバタと無駄な売買を

そして、いよいよ完全な崩壊が訪れます。

2018年1月も中旬以降は、完全にビットコインの価格は思わしくなくなっていました。ただ、昨年末の熱狂が異常なものであることも分かっていたので、「多少の調整があるだろう」ことは当然覚悟していました。もちろん結果的には「多少」なんてものではありませんでしたが。

2018年1月26日。仕事中にこっそりtwitterを覗くと「コインチェックがおかしいらしい」というつぶやきが。しかし仕事中だったのと、利確=税金ということに怯えてしまい、何もできないままその日の夕方を迎えました。そしてニュースから流れてきたのは・・・

「コインチェックから仮想通貨$ZEM流出!被害額は580億円か!?」

当時私はコインチェックに、FactomLISKを保管していました。当時の価格にしておよそ1500万円ほど。これらの通貨は流出しませんでしたが、この事件の影響でコインチェックはFactom、Liskも含めたすべての仮想通貨の取引、入出金を停止してしまいました。

この事件を受けて、ビットコイン以下多くの通貨の目線は完全に下を向きました。本格的なバブルの崩壊です。

しかし、この期に及んでもまだ、私には本当の意味での危機感がありませんでした。

事件からしばらくして、コインチェックには独力での補償を行う余力がある!という力強い発表を行います。このニュースを受けて、一瞬仮想通貨市場は値を戻します。その高値で、私は一度手放したモナコインを再び買い戻してしまいました。

そうです。バブル崩壊中にやってはいけないこととは何よりも「短期的な利益を狙ってジタバタ売買すること」。持ち続けるなら持ち続ける。手放すなら手放すといった行動を一貫させるべきでした。

 

レバレッジを掛けるな!

その後もビットコイン以下仮想通貨の価格は期待を持たせるような上昇を見せては、結局大きく下がる・・・という厳しい値動きに終始していました。

2018年5月、回復しない仮想通貨市場に業を煮やした私は次なる悪手を打ちます。それが「レバレッジ売買への進出」です。

当時国内最大手のビットコインFXといえば、ビットフライヤーでした(今もか)。その頃は現在のような2倍という低レバレッジではなく、15倍という高レバレッジでの取引が可能でした。

本来こうした高いレバレッジでの取引というものは、慎重の上にも慎重を重ねて、しっかりとした資金計画の上で行うべきでした。

しかし「俺は元億り人なんだ」というおかしなプライドが、売買技術の根本を身に着けることを拒みます(というか元々才能がない)。基本的な売買技術もないままに勘で売買を繰り返す中で、あっという間に100万円以上の資金を失ってしまい、ビットコインFXからはあえなく撤退となりました。

今年のコロナショックとそれ以降の乱高下を見てもわかる通り、ビットコイン価格は他の資産クラスと比べても非常に荒い値動きです。まして中小規模のアルトコインであればなおさらです。

そうした荒い値動きの投資対象にレバレッジを掛けること自体、非常に危険な行為であり、今となっては厳に慎むべきであったと反省しています。(値動きのヘッジ目的にFXをレバなしで使うことはむしろありだと思いますが)

バブル崩壊期の教訓はこの3つ!

今回取り上げたバブル崩壊期の教訓は以下の3つです。

バブル絶頂期は自分も含めて、twitter上の人々も非常に浮かれた雰囲気となり、冷静な判断が難しくなります。マスコミが取り上げたらむしろ「初心者が入ってくるチャンス」と捉えて、更なる価格上昇のチャンスとする考え方もありますが、「朝起きたらお金が増えてた」みたいな、持ち上げつつもその中に若干イジりというか、揶揄が入ってるようなニュアンスに変わってきたら完全に天井でしょう

仮想通貨バブル体験記、今回で区切ろうかとも思いましたが、まだまだ言い忘れたことがありますし、やらかしたこともまだまだありますし、次回も続けたいと思います。

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