四季報2020新春号全部読む! 第35回 REVOLUTION(旧原弘産)の再生はボビーバレンタインに任せロッテ?

スポンサードリンク
アーカイブ

トイレットペーパーがない!コロナウイルスで大混乱!そんな四季報2020新春号全部読む!前回は1669~1718P(8425 みずほリース ~ 8864 空港施設)を見ていきました。

(前回記事:第34回 SBIは地銀と提携進めていけい!?
(前号記事:四季報2019秋号全部読む! 第35回 カチタスは中古住宅在庫が減ってるっちゅうこと?

今回は1719~1768P(8869 明和地所~ 9077 名鉄運輸)です。今回は陸運などのロジスティック業界が中心です。

クリック証券は信用取引するならベストだね。

[amazonjs asin=”B002YUGLN4″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”会社四季報 2020年1集新春号”]

8869 明和地所 ~ 9077 名鉄運輸(1719~1768P)

各業界の値動きを比較してみた

今回は陸運、鉄道、物流、海運といろいろな大手企業が集まる回なので、まとめて比較します。

とはいえ、今週はコロナウイルス騒動などの影響もあって、ここまで長らく好調だった株価は大きく下がってしまいました。落ちるナイフは掴むなの言葉もある通りなので、しばらく大きな投資は控えた方がよさそうです・・・。

関東私鉄の大手四社

急落しているとはいえ、京王がこの2年間では最も良い値動き。しかし日経共々4社とも大きく下げてしまっている。東急は渋谷スクランブルスクエアの東棟を昨秋完成させた。残る中央棟などは7年後に開業予定。気の長い話。小田急は昨年の台風災害により打撃。東武は路線の利便性向上などコツコツ。京王は中・高級ホテルの開業を控える一方で、下北沢や新宿などの再開発も予定。

 

地方私鉄の大手四社

こちらも全社キレイに下げている。近鉄は海外で不動産や飲食など、鉄道以外の事業に注力、阪急阪神は甲子園南側の開発を進め、商業施設の開業も。名鉄は関西圏でホテルを開業し、知名度向上へ。西日本鉄道はJR九州と連携を進める。

 

JR大手三社

JRは昨年後半にかけてJR西日本がしり上がりに調子を上げていきましたが、この下げで全部でパー・・・。JR東日本は昨年の台風で浸水した北陸新幹線8台を全て廃車。もったいない。JR西日本は瀬戸内を走る新型車両を導入し、観光客を取り込みへ。JR東海はJR東日本と共同で、有楽町―新橋間の高架下に商業施設をこの夏開業予定。

 

総合物流三社

総合物流の三社は元々株価が不調だったのか、今週の地獄のような相場でもあまり下落していないように見えます。

日通は国内の配送拠点を統廃合する等再編の機運。ヤマトHDは配送員不足の解決のために採用を強化していた「午後特化型配送員」が思ったほど集まらず、計画を見直し。SGはセイノーと共同配送などで連携へ。

 

海運三社

もともと株価が冴えない海運三社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)。株価下落もしっかり食らって泣きっ面に蜂状態。そんな厳しい状態の中、日本郵船は環境に配慮した船を開発中。商船三井も環境にやさしいLNGフェリーの導入を予定。川崎汽船は収益に貢献する船が続々竣工し、業績の安定化へ前進。

 

8894 REVOLUTION 【不動産】 →前号並み 業績回復株

【漸増】【様変わり】旧社名は原弘産。昨年秋から社名も変わって大きく様変わり。元々山口県で不動産仲介業を行っていた企業だったが、昨年から投資事業を新規開始。さらにロッテ元監督のボビー・バレンタイン氏を招へいして知名度向上。株価は10円前後から一気に80円まで上昇する等とんでもないことに。仕手株の花ですな。しかし現在は元の木阿弥に。こんなふざけた会社が、あってもいい。

8919 カチタス 【不動産】 →前号並み 急成長株

【増益続く】【前進】地方中心に戸建て中古再生事業を展開。業績は順調に拡大。勢い止まらず。連続営業増益達成の見込み。ただし、直帰の決算はやや減速気味か・・・?ニトリとの協業さらに推し進める予定。株価は急落で上場来安値も見えてきた・・・?

まとめ

今回は1719~1768P(8869 明和地所~ 9077 名鉄運輸)を見ていきました。

さて、次回は、1769~1818P(9078 エスライン~ 9418 USEN-NEXT HOLDINGS)です。陸運に金融、小売に通信と様々な業界がそろった回です。(次回:第36回 ビジョンはコロナウイルスで訪日客減少・・・事態打開のビジョン見えず

[amazonjs asin=”4492733477″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方”]
四季報読者必読の書!

~今号ここまでのまとめ~

第34回 SBIは地銀と提携進めていけい!?
第33回 AOKIの業績悪化は快活CLUBで解決!?
第32回 ゴールドウィンは創業家社長交代も経営は後退せず前進へ!
第31回 興研はマスク不足に少しでも貢献できマスク?
第30回 ブシロードはバンドリでソシャゲ業界の1番取りできるか!?
第29回 ゼンショーはすき屋限定メニューで全勝!?
第28回 ダイヤ通商株価本格上昇の時代や・・・?
第27回 ホンダはグループ企業大再編してホンダ(本当)に大丈夫・・・?
第26回 エードットは「悪魔のおにぎり」の栄光忘れ、あくまで未来へ
第25回 AKIBAホールディングスはWi-Fi子会社とバイバイして新事業を売買?

番外編 2019年IPO注目企業のコメントは?

四季報2020 新春号全部読む!第21回~第30回まとめ
四季報2020 新春号全部読む!第11回~第20回まとめ
四季報2019 新春号全部読む!第1回~第10回まとめ

~前号まとめ~

四季報2019 秋号全部読む!第1回~第10回まとめ
四季報2019 秋号全部読む!第11回~第20回まとめ
四季報2019 秋号全部読む!第21回~第30回まとめ
四季報2019 秋号全部読む!第31回~第38回まとめ

裏日本インデックス 四季報2019秋号版

ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)

・「新分野」「新境地」など、大きく生まれ変わる気配のある企業
・新興企業であれば、20%以上の増収、10%以上の営業利益率を数年続けられる企業
・サブスクリプションなど安定した収益モデルを持つ企業
・その他時事ネタ株
・好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。特に気になった点は太字で。

コメント

タイトルとURLをコピーしました