四季報2020新春号全部読む! 第9回 セブン&アイは業績停滞はセブンペイの損失が手痛い!

スポンサードリンク
アーカイブ

餅喰い過ぎ・・・そんな四季報2020新春号全部読む!前回は369~418P(3087 ドトール・日レスHLDGS ~ 3248 アールエイジ)を見ていきました。

(前回記事:第8回 マツキヨは経営統合協議をココカライツマデ?
(前号記事:四季報2019秋号全部読む! 第9回 トリドールHLDGS業績はうどんうどん回復!

今回は419~468P(3250 エー・ディー・ワークス ~ 3443 川田テクノロジーズ)です。外食、小売、不動産、繊維業界など雑多な業界の集まる回です。

クリック証券は信用取引するならベストだね。

3250 エー・ディー・ワークス ~ 3443 川田テクノロジーズ(419~468P)

3267 フィル・カンパニー 【建設】→前号並み 急成長株

【下期偏重】【選別】時間貸し駐車場の上部空間を活用した店舗(空中店舗)を建てる企画提案企業。2020年11月期は受注獲得やや鈍化となったことから空中店舗の販売は前期並みにとどまるものの、下期の巻き返しが強いと四季報は判断した様子。このところ都心を中心に不動産価格が高騰してしまったことから、土地の仕入れには慎重姿勢を強める。株価は6月以降下値を切り上げながら堅実に上昇中。12/26 に東証一部に上場。信用力向上となるか?

 

3382 セブン&アイHLDGS 【小売業】→前号並み 市況関連株

【停滞】【改革】イオンに次いで国内2位の巨大流通グループ。コンビニは店舗数の増加が鈍り、総合スーパー、百貨店など全体的に微妙。例のセブンペイに関する損失も痛い。また、現在元日閉店を決めている大阪のFC店オーナーに対して一方的に契約解除を通告する等、FC加入店への横暴ぶりが目立つ。一応実験的に元日閉店を始めてはいるようだが・・・。株価は10月以降下落一途。来年はどうなる!?

 

3391 ツルハHLDGS 【小売業】 →前号並み 優良株

【最高益】【接客】ドラッグストアのトップ。店舗純増のペースが鈍るが、増税前の駆け込み需要など好調。新たなサービスとして、管理栄養士による相談会を店舗の中で実施。このサービスを化粧品、調剤に次ぐ第三の柱へと育てる方針。株価は前号で息切れ?と書いたが、どっこいその後も上げ続け2019年を終えた。12月中旬の上期決算も好調で、前途洋々。

 

3407 旭化成 【化学】 →前号並み 市況関連株

【石化不振】【医薬】総合化学企業。ケミカルや住宅向けが中心。住宅は好調だが、石油化学部門が不調。その他の部門も中国の不振や自動車業界の不況のあおりで影響あり。アメリカの製薬会社を買収。まだ年商80億程度と小さいが、米国内の病院で製品が多数採用されるなど有望そう。株価は11月以降頭打ちで高値更新できず。これだけの大企業でありながら、配当利回りは3%近くとまずまず。

 

まとめ

今回は419~468P(3250 エー・ディー・ワークス ~ 3443 川田テクノロジーズ)を見ていきました。さて、1年間ずっとやってきた四季報記事も、この記事が年内ラストとなります。ほとんどいないとは思いますが、ご覧になってくださった方は誠にありがとうございます。

さて、次回は、469~518P(3444 菊池製作所 ~ 3640 電算)です。不動産が結構多いです。ぱっと見好調ですが、果たして。それでは皆様、よいお年をお迎えください。(次回:第10回 スシローは海鮮居酒屋も伸びてますし

[amazonjs asin=”4492733477″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方”]
四季報読者必読の書!

~今号ここまでのまとめ~

第8回 マツキヨは経営統合協議をココカライツマデ?
第7回 MonotaRO成長鈍化だなんて社長は大目玉ものだろう!?
第6回 大戸屋の定食売れず店長も社長も停職に・・・?
第5回 エスプールは倉庫で農園運営?そうこなくっちゃ!
第4回 日本M&Aセンター業績ノリノリピークもまだまだ伸びる
第3回 NIPPOの太陽光発電道路が実用化されればソーラー便利になるわ
第2回 売上1/10でももう一度表舞台にTATERU?
第1回 おおむね減益見通しも底打ちはすぐソコ?
番外編 2019年IPO注目企業のコメントは?

~前号まとめ~

四季報2019 秋号全部読む!第1回~第10回まとめ
四季報2019 秋号全部読む!第11回~第20回まとめ
四季報2019 秋号全部読む!第21回~第30回まとめ
四季報2019 秋号全部読む!第31回~第38回まとめ

裏日本インデックス 四季報2019秋号版

ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)

・「新分野」「新境地」など、大きく生まれ変わる気配のある企業
・新興企業であれば、20%以上の増収、10%以上の営業利益率を数年続けられる企業
・サブスクリプションなど安定した収益モデルを持つ企業
・その他時事ネタ株
・好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。特に気になった点は太字で。

コメント

タイトルとURLをコピーしました