新コーナースタート
今日からスタートしました。あまりにも動きが早くて追いきれないでおなじみのDeFiについて、不完全にでもいいからまとめようぜなこの企画。ETH系のDeFiの情報はあふれかえっていますから、BSC系のDeFiに絞って記事を書いていきたいと思います。
トップニュース:$CAKE ついにバイナンス上場!
日本時間9/23の未明にスタートしたばかりのPancakeSwapのガバナンストークン$CAKEが、先行してローンチした$BAKE,$BURGERに続いて、BinanceのInnovationゾーンに上場しました。
BinanceのInnovationゾーンの取引は、あらかじめ2つの質問に正しく答える必要があります。回答を誤ると取引できませんので要注意です。
質問文と求められる回答は以下の通りです。※9/25記事の内容の再掲です。
(1.このゾーンでの取引により、元本資本に損失または全損失が発生する可能性はどのくらいですか?)
A) 50% or more (50%以上)
B) Less than 50% (50%未満)
⇒Aを選んでください。
(2.損失、または完全な損失が発生した場合、その責任と責任は誰にありますか?)
A) Your own, it was a choice that you alone made. (あなた自身)
B) Binance’s (バイナンス)
⇒これもAを選んでください。
バイナンスに上場した$CAKEの価格ですが、どうも調子があまりよくありません。
これを受けて、PancakeSwapでも価格が下落しています。今日午後まで1.3ドル前後だった価格も現在は0.9$を切ってしまっており、今後の展開が気になります。
ただ、価格が下がってくると必ず力強く値を戻し、戻したところでChef(PancakeSwapの中の人)が絶妙なタイミングで新たな材料を追加することでさらに値を上げるというのがPancakeのマーケティングの優秀さであることから、下がったからと言って狼狽売りするようなことは控えたいところです。
$SYRUP ステーキングが本格スタート 第一弾は話題の $XVS
$CAKEをステーキングするともらえる謎のトークン $SYRUP。ローンチから数日たってもその具体的な使い道については運営から説明がなく、ステーキングした$CAKEを引き出す際に必要であることしか分かっていませんでした。
しかし、今日日付が変わった直後に突如公式Twitterからアナウンスが!
THE DOORS TO THE SYRUP POOL ARE NOW OPEN!
JOIN US!
🍯 https://t.co/GdRfaFERkt pic.twitter.com/uFRK1u4CsT
— PancakeSwap (@PancakeSwap) September 28, 2020
$SYRUPトークンをステーキングすることで、新たに $XVS を得ることができるようになりました。 $XVS は$CAKEと同じBSC(Binance Smart Chain)上で動くトークンで、概要についてはBinance Researchの記事をご覧ください。
この $XVS は、現在BinanceのLaunchPoolでBNBやBUSDをステーキングすることで入手できるものですが、明らかにBinanceでのステーキングより効率よく$XVSを入手できています。
現在Binance LaunchPool上で約815万BNBがステーキングされており、これらに対して一日当たり270,000XVSが割当てられる計算となりますから、1BNBあたりに直すと、1日当たり約0.033XVSがもらえる計算になります。
一方で、PancakeSwapでSYRUPをステーキングすると…これは私個人がステークした$SYRUPと、9/29 23時現在(ステーキング開始からほぼ1日)までに得た$XVSの量からざっくり計算すると、1BNBあたりで、1日に約0.4XVSを得ることができています。
なんとBinance LaunchPoolの約10倍の効率です。
$XVSは9/29現在まだBinanceに上場していないため、価格がまだない状況ですが、上場時点での総発行量は3,700,000XVSですから、時価総額10億とみれば約270円。(既に上場済の同じくBinance LaunchPool銘柄のFlamingo Finance($FLM)が、いきなり36億円の時価総額がついたことを考えればかなり控えめの想定。)
1BNBが約3,000円ですから、BinanceのLaunchPool上なら、約0.033XVS×270円≒約8.91円/日(≒日利0.3%)、PancakeSwapのSYRUPプール上なら、約0.4XVSZ×270円≒約108円/日(≒日利3.6%)となります。ただし、継続期間がLaunchPoolより短いため、注意が必要です。(おそらくあと4~5日)
BSC系DeFi、気になるトークン、プロジェクト
BSCSwap・・・完全にUniswapです。UniswapInfoとそっくりの(笑)各トークンのチャートや流動性の推移が見られる場所があるのも同じ。まだガバナンストークンがないので、そのうち「本家」をマネして突然ドーンとトークンを配りだす可能性もありますから、いろんなアドレスで流動性を供給してみたり、アクセスしてみたりしたらいいんじゃないでしょうか(笑)。
Beefy Finance・・・BSC上ではほぼ見られなかった、YFIのパクリにインスパイアされた、発行量を絞ったトークンが受け取れます。↑のBSCSwap上で、BNB-BUSDペアの流動性を提供すると、結構な割合で$BIFIトークンがもらえます。ただし、このトークンの使い道は今のところ不明。9/29現在約13ドルで取引されています。
narwhalswap・・・narwhalはイッカクのこと。「ユニコーンは実在しないが、イッカクは実在する!」と力強く名乗っています。現在はまだSwapしか使えませんが、おそらくガバナンストークンの供給もスタートすると思われます。ただ、SNSのフォロワー数がほとんど増えておらず、マーケティングに難あり。もっと工夫が必要でしょう。
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