8年前の今日、伝説の講義があった。
2012年6月30日、東京大学の伊藤謝恩ホールで、経営コンサルタントにして京都大学客員准教授の瀧本哲史さんの講義が行われました。この講義は特に若い人たちに聞いてほしいという思いから、当時29歳までの若者に限って受講者が募集され、約300人が全国から(遠いところでは福井からも!)集まりました。
この中で、瀧本さんは集まった若者たちに「8年後、2020年6月30日に、またここで会おう!」と結びました。そう、今日です。
しかし、その約束は昨年の8月、瀧本さんの急死により、果たされることはありませんでした。
人の姿をした猿にだけはなるな!
講義は、若者にこれからの時代を生きていくための考え方を示すものでした。とはいっても安易な「○○をしろ!」とか「××をするな!」というHow toではありません。
全編にちりばめられているのは「自ら明かりを灯せ!」とか、「学派を作って仲間と世界を変えろ!」など、若者を熱く煽り立てる言葉です。
そして、瀧本さんが強く戒めているのは、自分で考えることを放棄した「人の姿をした猿」と化すこと。安易な解決策に流れることなく、自ら考え、行動せよ!という事を、繰り返し繰り返し講義の中で伝えています。
また、人が生きていくうえで重要な「交渉」についても、一体何をすればいいかを語っています。
noteで全文公開中!
この瀧本さんの講義が、現在noteにて無料で全文公開をされています。
期間限定なのかもしれないので、できるだけ早いうちに見ておいた方が良いと思います。
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