四季報2020春号全部読む！第11回 Web会議需要拡大でブイキューブ業績上(うえ)ぶれ？

緊急事態宣言なのになぜ株が上がるの？・・・そんな四季報2020春号全部読む！前回は470～519P(3446 ジェイテックコーポレーション～ 3646 駅探)を見ていきました。

（前回記事：第10回外食企業とテレワーク企業明暗くっきり・・・株価上昇の名案は？）
（前号記事：四季報2020新春号全部読む！第11回ガンホークロちゃん効果で黒(字)ちゃんと確保）

今回は520～569P(3647 ジー・スリーHLDGS ～ 3817 SRAホールディングス)です。

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3647 ジー・スリーHLDGS ～ 3817 SRAホールディングス（520～569P）
まとめ
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3647 ジー・スリーHLDGS ～ 3817 SRAホールディングス（520～569P）

3655 ブレインパッド【情報・通信】↑前号比増額急成長株

【上振れ】【採用進捗】ＡＩを活用したコンサルを行う。2017年頃から業績が大きく成長するようになった。ここは売上高が人員数に比例するため、採用を強化中。株価はコロナウイルスショックからのダブルボトムを経て大きく上昇へ。

3678 メディアドゥHLDGS 【情報・通信】→前号並み急成長株

【堅調増】【攻勢】電子書籍取次の国内首位。電子コミックなど拡大続く。自社で運営する電子書店は拡大路線。将来的には他社の運営受託を狙う。株価は昨年末の水準から半分以下にまで下げるが、回復基調。基本的に電子書籍はコロナウイルスの影響を受けにくいはずなので、来週の決算次第。

3681 ブイキューブ【情報・通信】↓↓大幅減額市況関連株

【浮上】【働き方改革】Web会議などのコミュニケーションサービスを提供する企業。新型コロナウイルスの感染拡大防止によるWeb会議需要の高まりから需要は高まる。年初来で株価は一時2倍以上にまで上昇している。このところは下落し始めているが、新型コロナウイルスの感染が拡大するほど、またWeb会議の導入に踏み切る企業が増えるほど追い風になる。

3697 SHIFT 【情報・通信】→前号並み急成長株

【最高益】【積極買収】ソフトウェアのテスト、品質保証が主力。いずれも堅調だが、なんと4/6に新型コロナウイルスの感染者が同社から発生。濃厚接触者が多数いると考えられ、同社業務への支障は避けられない・・・。ただ株価への影響は限定的。

3747 インタートレード【情報・通信】 →前号並み低成長株

【浮上】【取捨選択】ここは本来FXの取引システムなどを開発する企業・・・のはずなんだが、なぜか最近は機能性キノコ「ITはなびらたけ」なるものを販売中。一体何なのかというと、サイレントエストロゲンという女性ホルモンに近い成分が含まれたキノコで、女性ホルモンが減少する40代以降の女性に効果があるんだとか。一体なぜこの会社がこんなことを(笑)。株価は底を這いずり回ったまま・・・。