戻りの気配?
一日で数百円幅の値動きを繰り返し、売り勢、買い勢ともすっかり疲弊しつつある株式市場に対して、ビットコインの動きはかなりおとなしい、お行儀のいいものになってしまいました。3月に入ってからの動きはなんだかダブルボトムという感じもしなくもありません。
2020/3/6 21:00時点でのビットコイン価格は、1BTC=96万円半ばでの推移となっています。前回記事時点(2日前)からは約2万円の上昇となっています。
ビットコインドミナンスの状況は?
ビットコインドミナンスもお行儀のよい値動きに終始しています。
2020/3/6 21:00 現在のビットコインドミナンスは63.5%です。
ビットコイン・アルトコイン 気になるニュース
仮想通貨取引所Zaif、新規口座の開設受付を再開(Coinpost)
一昨年の仮想通貨流出事件以降長らく停止していたzaifの新規口座開設の受付が、ようやく再開されました。この間に運営会社はテックビューローからフィスコへと変更されました。
かつてはビットフライヤー、コインチェックと並んで三大取引所などと呼ばれていたこともありましたが、マネックスグループ入りをし、新規通貨の取扱が活発なコインチェックや、未だに国内取引所で出来高トップの座を維持するビットフライヤーに比べ、zaifは全体的に立ち遅れている印象です。
zaifはかつてのアングラなというか、自由な時代の仮想通貨取引所の雰囲気を残した唯一の取引所だと思っているので、今までの良さは残しつつ、さらにユーザーインターフェースを改善していってもらえればと思います。
令和元年、仮想通貨の”疑わしい取引”件数は減少|警察庁がマネロンに関する報告書を公開(Coinpost)
かつてビットコインといえば、やばい薬の売買に使われるとか、犯罪行為の依頼代金として使われているとか、マネロンに利用されるとか、きな臭いイメージがついて回りましたが、金融庁による民業圧迫ともいうべき厳しい規制のおかげか、疑わしい取引は徐々に減っているという事です。
この調子で疑わしい取引を減らし、ビットコインの悪いイメージを払しょくし、そのうちビットコインに投資するのが当たり前!という時代が来ればいいんですがね・・・。
インド中銀、仮想通貨関連禁止令の継続を要求か 最高裁の判決に「再審要請」を検討(Coinpost)
インドでは2018年から実質的に仮想通貨の取引を禁止する法律が施行され、国内の銀行は取引業者と思われるところからの口座開設を禁止された状態になっていますが、この度インド最高裁では、この法律は違憲だとする判決が出されました。
ところが、インド中央銀行側はこの判決を不服とし、最高裁に対して再審を要求しています。もしこの要求が却下されて仮に違憲判決が維持された場合、インド国内の銀行は、仮想通貨取引業者に対して口座開設を認めることができるので、実質的なインド国内での仮想通貨解禁に繋がり、大きな資金の流入が期待できます。
次回バブルの主役は、もしかしたら日本でもアメリカでもヨーロッパでも中国でもなくて、インドかもしれません。
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