三連休マイホームの関係で疲れた(笑)そんな四季報2020新春号全部読む!前回は619~668P(3962 チェンジ ~ 4220 リケンテクノス)を見ていきました。
なおも株価が好調な2019年IPO組について分析した記事はこちら(前編 後編)
(前回記事:第13回 日産化学は体熱発電を大切に開発中)
(前号記事:四季報2019秋号全部読む! 第14回 チームスピリットの成長鈍化?微増にとどまりどんか(どうか)した?)
今回は669~718P(4221 大倉工業 ~ 4409 東邦化学工業)です。今回も化学系企業と新興企業に2分される回です。
クリック証券は信用取引するならベストだね。
4221 大倉工業 ~ 4409 東邦化学工業(669~718P)
4324 電通グループ 【サービス】→前号並み 市況関連株
【増勢】【海外課題】ご存知広告代理店の最大手。業績は東京五輪関連の事業が多く好調。だが、コスト増は賄えず営業減益。さらに、ここ数年かけての働き方改革の掛け声もむなしく、未だに時間外労働体質であったことが露呈し、株価はまた下落。彼女の死は一体何だったのか・・・。
4344 ソースネクスト 【情報・通信】→前号並み 急成長株 😊会社比強気
【躍進】【新型】PC用低価格ソフトからスタートして、最近では自動翻訳機の「ポケトーク」が大ヒット。このポケトークは11月に新型発売。発売遅れたが、それでも人気で入荷待ちという状況。来期以降もこの好調さは続きそう。株価は今年に入ってから毎日のように高値を付けており、いったいどこまで上がるのか!?という状況に。
4387 ZUU 【情報・通信】→前号並み 急成長株
【先行費用】【クラウド】2018年6月上場。金融メディアZUU ONLINEを運営する。メディアに加えて、転職紹介も。売り上げは今も年20%以上のペースで増加しているが、今期(‘20.3月期)はアプリ改良などのコストがかさんで利益トントン。しかし’21.3月期は営業利益率10%前後まで回復できるとの見通し。また、新たに融資型クラウドファンディングへの進出も発表。株価はまだ本格的な上昇には乗ってこないがそろそろ・・・。
4399 くふうカンパニー 【情報・通信】→前号並み 急成長株
【急伸】【クラウド】2018年10月にオウチーノとみんなのウェディングが合併して誕生。結婚、不動産が大きな柱だが、両方とも好調。また、家計簿アプリも有料のサブスクを充実させている。株価は12月以降怪しくなってきた。しばらく様子見か。
まとめ
今回は669~718P(4221 大倉工業 ~ 4409 東邦化学工業)を見ていきました。以前推していた 4397 チームスピリットは期待外れだが、株価推移はまあまあ。
さて、次回は、719~768P(4410 ハリマ化成グループ ~ 4585 UMNファーマ)です。次回も化学株中心です。(次回:第15回 スマレジはPOSレジをBASEに勤怠管理にも拡大して黄金期のマクアケ?)
[amazonjs asin=”4492733477″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方”]
四季報読者必読の書!
~今号ここまでのまとめ~
第13回 日産化学は体熱発電を大切に開発中
第12回 ラクスは訴訟がひと段落するまで楽するのはお預け?
第11回 ガンホークロちゃん効果で黒(字)ちゃんと確保
第10回 スシローは海鮮居酒屋も伸びてますし
第9回 セブン&アイは業績停滞はセブンペイの損失が手痛い!
第8回 マツキヨは経営統合協議をココカライツマデ?
第7回 MonotaRO成長鈍化だなんて社長は大目玉ものだろう!?
第6回 大戸屋の定食売れず店長も社長も停職に・・・?
第5回 エスプールは倉庫で農園運営?そうこなくっちゃ!
第4回 日本M&Aセンター業績ノリノリピークもまだまだ伸びる
番外編 2019年IPO注目企業のコメントは?
~前号まとめ~
四季報2019 秋号全部読む!第1回~第10回まとめ
四季報2019 秋号全部読む!第11回~第20回まとめ
四季報2019 秋号全部読む!第21回~第30回まとめ
四季報2019 秋号全部読む!第31回~第38回まとめ
裏日本インデックス 四季報2019秋号版
ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)
・「新分野」「新境地」など、大きく生まれ変わる気配のある企業
・新興企業であれば、20%以上の増収、10%以上の営業利益率を数年続けられる企業
・サブスクリプションなど安定した収益モデルを持つ企業
・その他時事ネタ株
・好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。特に気になった点は太字で。
コメント