ビットコインが上げまくっとる！！そんな四季報2019秋号全部読む！前回は818～867P(4766 ピーエイ ～5019 出光興産)などを見ていきました。
（前回記事：第17回 サイボウズは研修事業育成でさらに上へ行くぜい）
（前号記事：四季報2019夏号全部読む！ 第18回 日本カーボンの株価～ボンと上がるか）
今回は868～917P(5020 JXTGホールディングス ～5476 日本高周波鋼業)です。
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5020 JXTGホールディングス ～5476 日本高周波鋼業（868～917P）
タイヤ大手四社の値動き比較
ここではタイヤ大手4社（ブリヂストン、住友ゴム工業、横浜ゴム、TOYO TIRE）の値動きを見ていきます。黄色い線の日経平均と比較すると、いずれも下回る動きになっていますが、特にひどいのがTOYO TIREと住友ゴム。TOYO TIREは免震ゴムの不正発覚、住友ゴムは、北米の不調が株価下落の原因かもしれません。
今後の四社の動きです。ブリヂストンは4月に買収したオランダのTom Tom社との連携を本格化。住友ゴム工業は関西大学とタイヤ内部デバイスの技術開発で連携。横浜ガムはモーターライフを楽しむ人が集まるアドヴァンクラブ向けイベントを強化して、顧客の深堀りを進めます。TOYO TIREはセルビアにIoT技術を活用した新たな工場を2022年から稼働予定です。
鉄鋼大手三社の値動き比較
続いて鉄鋼三社（日本製鉄、JFE、神戸製鋼所）の値動きを比較してみます。やはり三社とも日経平均と大きく下回っています。これは鋼材の価格下落と軌を一にするものになります。以前、鉄鋼株の配当がいいなと注目していましたが、日本製鉄は減益に伴い、減配に転じる予想となり、高配当も失われることになりました。
各社の今後です。日本製鉄は保有株の売却を中心に2000億円規模で資産を圧縮するなどして、経営体力の確保に努める模様です。JFEはトラブル続きに対応すべくIoTやAIの技術を活用した故障予知システムを導入します。そして神戸製鋼所は品質データ不正の問題がまだ尾を引いていたものの、アメリカ当局からの処分は回避できそうとのことです。各社ともあまり明るい話題がないようです。
5201 AGC 【ガラス・土石製品】↓前号比減額 市況関連株
ガラスの世界企業。しかし自動車需要の減退が業績に直撃で厳しい状況に。今季は最終減益は避けられず、減益幅も拡大の様相。来期は国内外の新工場・設備等が稼働し増益予想となっており、巻き返せるのか？このところの原料費高騰で国内建築用のガラス価格が引き上げとなっている。株価は夏の下落から立ち直りかけているが、今週30日の決算がどうなるか・・・。
まとめ
今回は868～917P(5020 JXTGホールディングス ～5476 日本高周波鋼業)を見ていきました。一時期好調だったカーボン系企業（東海カーボンなど）はすっかり株価も下げて勢いがありません・・・寂しいものですが。
さて、次回は、918～967P(5480 日本冶金工業 ～5958 三洋工業)です。次も金属など硬ーい会社ばっかりですね。（次回：第19回 JMCは鋳造部門好調で業績いがった（鋳型）？）
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四季報読者必読の書！
～今号ここまでのまとめ～
第17回 サイボウズは研修事業育成でさらに上へ行くぜい
第16回 オリエンタルランド株は好材料でずにー高値圏へ
第15回 武田薬品工業の配当高けぇだ！
第14回 チームスピリットの成長鈍化？微増にとどまりどんか(どうか)した？
第13回 日産化学の下落は二、三日後も続くのか？
第12回 ダブルスタンダードのAIは金融業界とええ相性
第11回 キャッシュレス決済好調でGMOペイメントに喝采
第10回 TKP宴会サービス進出でさらに業績ええんかい
第9回 トリドールHLDGS業績はうどんうどん回復！
第8回 ココカラファインの前途は曇りなく清し？
～前号まとめ～
四季報2019 夏号全部読む！第1回～第10回まとめ
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四季報2019 夏号全部読む！第31回～第38回まとめ
裏日本インデックス 四季報2019夏号版
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