上昇トレンド入りから2カ月・・・さすがに息切れ?
思えば、2019年4月にビットコインが一日で約10万円上昇したとき、これがその後2カ月続く上昇トレンドの始まりに過ぎなかったとは、だれも思わなかったでしょう。
当時私はブログ記事で、このように予測しています。
連休前に最高値(おそらく60~70万円)を付けて、そこから梅雨明けぐらいまでまた、40万円水準まで落ちる・・・ということが考えられます。
ところがこの予想は見事に大外れ。連休後もビットコインの上昇スピードは止まらず、5月下旬には100万円目前まで上昇するなど、想定よりはるかに強い勢いで上昇していきました。
ただ、梅雨明けまでの下落・・・という予想は現在も大きく変わっていません。40万円までの下落はさすがにないにしても、70万円前後への下落は、覚悟しなければならないかもしれません。
とにかく少なくとも向こう1カ月(もちろん値動きによって変わりますが)長ければ2カ月は、下落に入ってしまう恐れがあるので、買いポジションなり現物で持っている人は、ショートでカバーするか、ポジションをクローズした方がよいかもしれません。
その他仮想通貨関連気になるニュース
5/31 改正 新「資金決済法」により「投げ銭」サービス次々終了
今国会で新たに可決、成立したいわゆる「資金決済法」により、いわゆる暗号資産(仮想通貨)を保管するだけのいわゆるカストディ業者についても、利用者の資産は「コールドウォレット」で管理するか、または顧客資産と同程度の資産を別途用意しなければならないという規制が定められました。
これにより、いわゆる投げ銭サービスが、今後カストディ業者に該当するおそれがあることから、こうした機能を持つ掲示板「Askmona」や、「Tipnem」などが続々とサービスの全部または一部の終了を発表(Askmonaは投げ銭機能のみ終了)しています。
また、日本発の仮想通貨メディアである「ALIS」も、同法におけるカストディ業者となる可能性があることから、今後規制に対して対応するための体力をつけていく(ブロックチェーンコンサルティングなどによるマネタイズを行うなど)と発表しています。
同じく2年前に国内でICOを行った、仮想通貨による買い物サービス「Avacus」も、規制に対応すべく努力を行うと発表しています。
Facebookがついに仮想通貨を発行?
前々からずっとやるやるといわれて続けてきたあの会社が、ついに仮想通貨に乗り出すのか?
Facebookが先日、イギリスで中央銀行の担当者と仮想通貨の発行について協議したというニュースが入ってきました。テストは年内にも行われ、その名称は「Global Coin」というなんか怪しいネーミング(スキャムっぽい(笑))で、世界12か国でテストが行われるという事です。
また、同様の協議をアメリカのCFTC(米国商品先物取引委員会)とも行っているというニュースも入っており、どうやらFacebook、今回こそマジのようです。
とはいえ、このGlobal coin は1$にペッグされたものであることから、早いうちに買い占めて値上がり期待!!というものではないとのこと・・・。Tポイントと何が違うんすかね(笑)。
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