精神的な落ち込みにアクセス数も比例・・・。そんな四季報2019春号全部読む!前回は217~266P(2331 ALSOK~2587 サントリー食品インターナショナル)を見ていきました。(前回記事:第5回 ツヴァイ株はいつ売却?2月がベスト!)
昨日の日経平均は今年に入って最大の下げ幅となりました。また、長期と短期の金利が逆転する逆イールドも発生しており、景気後退の予兆であるとされています・・・。
さて今回は267~316P(2588 プレミアムウォーターホールディングス~2813 和弘食品)を見ていきます。今回は小売、卸売業含めて食料関連ですかね。
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~今号ここまでのまとめ~
第5回 ツヴァイ株はいつ売却?2月がベスト!
第4回 液体ミルクで時短して、もっとゆっくり子供を見るく?
第3回 日東富士製粉が買収で「倍」収!?
第2回 刀剣女子が東建コーポレーションに殺到!?
第1回 情報・通信業のじょうほう(上方)修正目立つ
ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)
・「新分野」「新境地」など、大きく生まれ変わる気配のある企業
・新興企業であれば、20%以上の増収、10%以上の営業利益率を数年続けられる企業
・サブスクリプションなど安定した収益モデルを持つ企業
・その他時事ネタ株
・好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。特に気になった点は太字で。
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2588 プレミアムウォーターホールディングス~2813 和弘食品(267~316Pまで)
2651 ローソン【小売業】→前号並み 市況関連株 コンビニ大手。ほかに成城石井も運営している。業績はここのところ下落傾向にあり、回復も弱い。株価も下落傾向から戻らないが、配当利回りは大変高く4.1%。
2695 くらコーポレーション【小売業】↓前号比減額 市況関連株 回転すし大手。昨年末のアルバイト従業員による不適切行為以降株価は急落。同様の行為は他社にもあったにもかかわらず、なぜかここのだけが一人負けする状況が続いている。再発防止対策としてはスマホの持ち込み禁止、衛生管理の徹底を進めていく方針だ。業績自体は出店も好調で、最高純益を更新している。
↑この絵、何かと思えばバカッターを象徴するイラストだそうな。確かにバカな青い鳥・・・。
2761 トシングループ【卸売業】→前号並み 市況関連株 住宅用電設資材の卸売会社。ここは浮動株が異常に少ないこともあって、板が非常に薄い。出来高のない日も多く、たまに売買が成立すると、大きく株価が動くことになる。先月までは徐々に株価が上がっていたのだが、3月に入ってから大きな利確があったのか株価は急落。しかしその後は再び上昇カーブを描いている。小株数であれば面白いのでは。
2768 双日【卸売業】→前号並み 市況関連株 総合商社大手。このところなぜか石炭の取扱量が増加。この勢いは来期以降も継続。また、ロシアの空港整備事業に参画するなど、世界的に手を広げている。業績はじわじわと伸びており、増配の可能性も。株価は400円を挟んでのレンジが続き、配当利回りは4%を超えた。
2810 ハウス食品グループ本社【食料品】→前号並み 市況関連株 カレールウの国内トップ。健康食品も手掛け、特にゼリーが好調となっている。これにより業績は確実な伸びを見せている。また、消費者にとってはうれしくないが、6月納品分から袋めんの値上げを発表した。これにより株価は上げているので、値上げ対策には食品会社の株を買うことが一番なのかもしれない・・・。
まとめ
ここまで見てきましたが、やはり昨今の食品値上げに対抗するには、食品会社の株を買い、値上げが発表されて株価が上がったところで売るというのが一番手っ取り早い対策法のような気がします。
さて、次回は、317~366P(2814 佐藤食品工業~3088 マツモトキヨシホールディングス)です。食料品や小売、卸売業が中心です。それでは。(次回:第7回 いきなりステーキ勢い陰りでいきなりブレーキ!?)
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