ビットコイン専門家の大石哲之氏も注目!Mimblewimbleとは?
皆さんは「Mimblewimble」について、聞いたことありますか?
Mimblewimbleとは、ビットコインに詳しい大石哲之氏や、平野淳也氏が2019年以降の注目通貨として挙げている全く新しい技術のことです。
既存の匿名通貨よりさらに機密性を高めるべく、記録するデータ量を最小限に絞った事からブロックサイズを抑えることに成功。これまでのMoneroやZcashといった先行通貨に比べ、スケーラビリティの問題を解決し、かつ匿名性も高いことから、今後の仮想通貨界の勢力を大きく塗り替える存在になるのでは?と目されています。
ちなみにMimblewimbleは「ハリーポッター」に登場する「かけられると魔法が使えなくなる」魔法のことで、開発者も「ヴォルデモート卿」(という設定)など、何かとハリーポッターにちなむワードが出てきます。
Mimblewimbleの技術を使った通貨として、有志により草の根的に開発が始められた $GRIN、そして企業主導により開発された $BEAM の2種類があります。双方ともICOは行わず、マイニングのみで市場へと供給されています。
Mimblewimbleについてより詳しく知りたいという方は、こちらのサイトをご覧ください。分かりやすく、詳しいです。
Mimblewimble系通貨に投資するなら?
さて、我々は技術者ではありません(技術者の方これを読んでいたらすみません)から、Mimblewimbleの技術的側面について詳しく知る必要はありません。
とにかく人より早くポジションをとり、利益を出しつつ、「俺これ昔から知ってたぜ」とドヤ顔決められればそれでいいのです(笑)。
先ほど述べた通り、Mimblewimble系通貨には、2019年2月現在、 $BEAM と$GRIN の2つしか存在しません。
ですから、似たような通貨がたくさんある既存匿名通貨やPOS系通貨、カオスなERC20トークン系と違って、この2つさえ抑えれば今のところMimblewimble系通貨を網羅したことになります。
自分が投資しなかった通貨だけ急騰して、自分の通貨はそのまんま・・・という悔いを残さないためにも、ここは $GRIN と $BEAM の両方に投資していきましょう。
$GRIN
ボランティアによって寄付を募りながら開発されている通貨です。このため開発は順調とはいいがたく、つい先日、開発費用が足りないというニュースで話題となりました。発行枚数の上限はなく、半減期もありません。
2/7現在の価格は470円で、時価総額は9.2億円程度となっています。
$BEAM
イスラエルの企業によって開発されている通貨です。GRINとは対照的に、優秀な開発チームをそろえ、開発は非常に順調です。発行枚数の上限は2億6,300万枚で、半減期を有します。
2/7現在の価格は142円で、時価総額は7億円程度となっています。つまり現在市場に出回っているマイニング済の$BEAMは、上限の2%にも満たないという事になります。
現在両通貨がともに上場している取引所で最も取引量があるのは、HOTBITでしょうか。その他中国系取引所としてGate.ioやQBTCなどがありますが、マイナーなところばかりで、GOXの懸念がぬぐい切れません。
買うだけ買って、さっさとウォレットに送ってしまうのが、いいかもしれません(笑)。
Monero先輩は1000倍達成!$BEAM $GRINも・・・?
両通貨とも、現時点で時価総額が10億円に達していません。株でいえば、「超小型株」です。それこそ私が持っているダイヤ通商と同じくらいで、東証の全上場企業(3000社以上)の中でも最低クラスの時価総額にすぎません。
匿名通貨の大先輩であるMonero(XMR)は、今から4年前の2015年の今頃は、今のMimblewimbleと同じく、時価総額数億円程度にすぎませんでしたが、その後ピーク時には1兆円に迫る規模まで急拡大しています(現在は800億円弱)。リターンでいうと最大で約1000倍・・・とてつもない利益です。
今のところ$GRIN は$BEAMに比べて開発に後れこそ取っていますが、一旦資金流入が始まりだすと、そうした事情は無視(笑)されて、Minblewimleを使っているだけで特に根拠なく上がるようになるかもしれません。「匿名通貨」だというだけでダーっと上がった前回バブル期の後半のように……。
2019年の後半以降はここが台風の目となってくれることを、心から期待します。
参考サイト
RYUさんのMedium記事・・・技術的なこともそれ以外も網羅された最もバランスがよい紹介記事。
Mimble Wimble日本語版・・・技術的なことを中心に説明してくれる。「サルでもわかる」とかいう割に妙に高度。
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