もうすぐ春ですねぇ～！というわけで、そんな四季報2019新春号全部読む！前回は4611 大日本塗料 ～4750 ダイサンまで、化学、情報・通信系企業を見てきました。（前回記事：第23回 SKEがKeyHolder株上昇のキーとなりホルダー栄える？）
今回も引き続き、情報・通信、サービス企業を見ていきます。4751 サイバーエージェントからです。
[amazonjs asin=”B001L6CQZ4″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”会社四季報 2019年1集新春号 雑誌”]
[amazonjs asin=”B001U1LDNG” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”会社四季報 2019年2集春号 雑誌”]
早くも次号が！
[amazonjs asin=”4492733477″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方”]
四季報読者必読の書！
～ここまでのまとめ～
第23回 SKEがKeyHolder株上昇のキーとなりホルダー栄える？
第22回 サンバイオ暴落！「お父サン、バイオ株早く売って！」の声相次ぐ
第21回 チームスピリットは小粒でも(ス)ピリッと辛い！
四季報2019新春号全部読む！第1～10回 まとめ
四季報2019新春号全部読む！第11～20回 まとめ
新ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)
・前号から業績予測が大幅増額または大幅減額となっている
・財務が堅実であること(自己資本比率50%以上、ネットキャッシュ豊富)
・営業利益率が同業他社と比べて高い(できれば10%以上、卓越度が高ければ10%未満でもよい)
・売上高成長率が高く、かつ営業利益の伸びを伴っている
・業務内容などに何らかの個性が感じられる（業界初、唯一の企業）
・株価の動きがよい
・その他時事ネタ
特に気になる企業は文字を赤くします。また、企業の特徴に応じて急成長株、市況関連株などの分類を行っていきます。
また、好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。強い材料あれば太字にします。
クリック証券は信用取引するならベストだね。
4751 サイバーエージェント～4849 エン・ジャパン【情報・通信／サービス】
4755 楽天 ↑前号比増額 市況関連株 携帯事業参入表明から1年。KDDIと提携して通信網を確保。今後自前の基地局を2026年までに整備予定。2015年以降株価は長い下落になったが、いよいよ底打ちか？
4776 サイボウズ ↑↑大幅増額 急成長株 グループウェアに強い。クラウドが利用増。昨年末に業績予想を上方修正。間もなく発表される当期決算を受けての上昇なるか？業務構築アプリ好調で1万社突破。株価はレンジ相場。うねり取りしたくなる動き。
4792 山田コンサルティンググループ →前号並み 急成長株 経営コンサルの大手。前号でも書いたが、M&Aや事業承継に強い。投資ファンド事業では全然利益が出ていないが、投資先企業の株を取得したり、後継者を育成するなど様々な支援を行う。株価は期待が先取りしてか一昨年にかけて大きく上げ、その後は下げる一方。
4814 ネクストウェア →前号並み 低成長株 情報システムのアウトソーシングに強い。前回で取り上げたKeyHolderはSKEを30億円で買収したが、ここはOSK（日本歌劇団）を数千万円で買収している。名前は似ているが、規模が全然違う(笑)。特にシナジーが効いてるというコメントは四季報にはなし。ちゃんとやらなきゃ。
4816 東映アニメーション ↑前号比増額 優良株 東映系アニメの老舗。ドラゴンボールのアプリゲーム収入が大きい。株価は今年に入ってさらに上げたが、今後はどうか・・・？
ドラゴンボール（※イメージです。）
4849 エン・ジャパン ↑前号比増額 急成長株 求人情報サイトの大手。業績非常に好調で、先行きも明るい。しかし一方で株価は昨年右肩下がりとなっており、果たしてここからの底打ちはあるか？
4901 富士フイルムホールディングス ～ 4999 セメダイン【化学】
さて、ここからは再び化学系企業です。
4901 富士フイルムホールディングス →前号並み 低成長株 かつての写真フィルム一本から見事脱却した企業。売上高は全く成長していないが、構造改革のおかげで営業利益は上昇中。四季報コメント【説得】は米国のゼロックス買収に係るごたごたに関するもの。説得て(笑)。株価は好不調なく、レンジレンジレンジ・・・。
4911 資生堂 →前号並み 優良株 ♪Welcom ようこそ 日本へ～（古）そういえば最近SMAPの新曲を聴きませんが、彼らどうしたんですかね（すっとぼけ）。業績非常に好調。フィリピンで攻勢。株価は昨年以降下落トレンド入り。配当性向低すぎ。
4921 ファンケル →前号並み 市況関連株 通販中心の化粧品メーカー。内脂サポートが好調。また、中国向けに昨年秋からサプリメントの販売開始。業績絶好調。株価はさすがに息切れ気味。
4974 タカラバイオ →前号並み 市況関連株 遺伝子医療研究用の試薬、理化学機器販売の会社。キノコの生産販売もやっている。某バイオ株につられて安くなっていけば、買いかな？腫瘍溶解ウイルス薬が成功すれば・・・ってそれサンバイオと同じ奴やんけ！
4998 フマキラー ↓↓大幅減額 市況関連株 殺虫剤大手。昨年の猛暑により蚊が夏バテしてしまい殺虫剤大苦戦。さすがにあの酷暑は予想できなかったか。殺虫剤に画期的な新製品を来月3月に発売予定。
まとめ
今回は情報システム系企業と、化学系企業（化粧品、殺虫剤など・・・）を見ていきました。なかなかいいなと思える企業がないですな。
さて、次回から5000番台へ！石油・石炭製品を見ていきます。（次回：第25回 日本電気硝子は光アイソレーターで大それーたー売上？）
コメント