四季報2019新春号全部読む！第11回～第20回まとめ

四季報2019新春号全部読む！第20回までが終了しました。年初から日米とも株価は不安定というか、神経質な動きをしています。アメリカでは政府機関の閉鎖が長引き、「給料が出ないなら借金すればいいじゃない」という訳の分かんことをいう政府高官も出る始末。一体いつになったら解決するのでしょうか・・・。それでは、第11～20回を振り返ってまいりましょう。

[amazonjs asin=”B001L6CQZ4″ locale=”JP” title=”会社四季報 2019年1集新春号雑誌”]
[amazonjs asin=”B001U1LDNG” locale=”JP” title=”会社四季報 2019年2集春号雑誌”]

第11回　Amazon鬼の来る前に、たっぷり稼げMonotaROさん

【コメント】小売業界中心に見てきたこの回。いきなりステーキのペッパーフードサービスや、10年で株価100倍のジンズ、工具界のAmazonことMonotaROなど、すごい企業が続々。しかし、この年末年始ですっかり株価は軟調。ここまでの株高だった分落ちるときは・・・。

第12回ウエルシア配当増えればウレイシア

【コメント】引き続き小売業界。ウエルシアホールディングスは優良株だと思いますが、なかなか買うタイミングが来ません。配当目当てにしては利回りが低いし、急成長というわけでもないので、買うタイミングを間違えると痛い目見そう。あとは、中古スマホ流通規制緩和関連でマーケットエンタープライズも注目していましたが、株価の上昇には乗れませんでした・・・。

第13回フィルカンパニーの空中店舗、フィル(増える)といいね

【コメント】不動産企業・小売業界をチェック。不動産業界はさすがに息切れなんじゃないかと思っていたら、フィルカンパニーは株価伸びないだろうと書いたとたんに5000円水準を回復。見る目無し（笑）。その他仕手筋の入ってきたテリロジーや、個人的に好きな丸亀製麺のトリドールHLDGSにも注目。

第14回アズームの急成長に心弾～む

【コメント】この辺りはいろんな業種が入り乱れるカオス地帯（笑）だったが、記事後半は不動産業界中心に。単にマンションを転がす企業じゃなくて、ティーケーピーのように斬新なビジネスモデルの会社は、不動産業界が落ち込んでも株価は下げないと思いたい。GA TechはTATERUが株を大量保有しており（その後売却）、そのイメージがついてしまっている。実際不動産テックとしてはどうなんだろうか。

第15回ポケトークのおかげでネオス株は値をす(ネオス)ごく上げ

【コメント】繊維製品業界がちらちら挟まる3000番台。注目したのはテルマー湯運営のエコナックホールディングス。紹介後株価が上昇しており「わが目に狂いは・・・」と思ったが、市場全体が上昇しただけだった。その他、秋号から注目していたコメダHLDGS、串カツ田中も引き続きチェック。ちなみにコーエーは発売が延期されていた信長の野望大志のパワーアップキット版がいよいよ来月発売。こちらもチェック！

[amazonjs asin=”B07GY4RYJM” locale=”JP” title=”信長の野望・大志 with パワーアップキット”]

第16回ジーダットの大株主になろうっと

【コメント】3700～800番台の情報・通信系企業をチェック。とはいってもこの辺にはあまり気持ちのいい急成長企業はなし。半導体メーカーのジーダットを超小型・品薄株としてチェックした。また、仮想通貨関連銘柄としてリミックスポイントをピックアップ。来るべき再バブル（というか再評価？）へ向けて、税率の高い仮想通貨ではなく、株で仕込んでおいてもいいでしょう。

第17回大王VS北越！製紙会社の生死を賭けた正視に耐えない争い

【コメント】紙・パルプ業界の再編にまつわるドタバタが面白く、ほとんどそればかり書いている感じでしたが、後半はしれっとテンバガー候補がにわかに顔を出します。PR TIMES、ダブルスタンダードは今後の伸びに期待です。

第18回 UUUMは次の一手をウーム…と熟考

【コメント】やってきましたテンバガー候補回。上場から日の浅い情報・通信企業が並ぶ3900番台へと突入。とはいっても、前回の経験があるので、もう少し落ち着いて見られるようになりました。通販システム開発のテモナは、記事執筆時点では東証一部への市場変更申請のニュースでストップ高だったが、その後やや落ち着いた値動きになっている。また、チェンジは株価の勢いがすごいが、一体どこから入ったらいいのか（笑）。

第19回バカマツタケが多木化学株を「焚き」つける

【コメント】4000番台の化学系企業をチェック。松茸とほぼ同じ味のするバカマツタケの大量生産に成功した多木化学は年明け以降一時軟調な値動きになるも、再び持ち直してきた。また、針無し注射器の大量生産に成功しているタカギセイコーも、大きく伸びている。やはりキラーコンテンツを持つ企業は強い。

第20回ソースネクストの業績は好調？「そーすね！」

【コメント】直近回。上場して10年以上経った古い情報・通信系企業が中心。第15回にも出てきた自動翻訳機「ポケトーク」の開発元であるソースネクストが株価好調です。勢いのあるインフォコムもいいのでは。