コインチェックついに仮想通貨登録業者となる!ビットコイン価格今後の見通しは!?

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※本日は予定していた記事を変更してお送りします。

ようやく、今年の仮想通貨(暗号資産)のダウントレンドにも区切りがつくでしょうか。

日経によりますと、ついにコインチェックが金融庁から正式に仮想通貨交換業の登録業者として、正式に認められる公算が高まったということです。発表は年内にも行われる予定です。

そこで、この記事では昨年後半の仮想通貨バブルからここまでの、コインチェックをめぐる動きを、当時のビットコイン価格と並べて振り返り、今後の見通しについても展望していきたいと思います。

 

コインチェック仮想通貨業者登録までの流れを振り返る

仮想通貨バブル時~XEM流出事件まで

元々昨年の9月末から始まった仮想通貨交換業の登録制度でしたが、ビットフライヤー、Zaifなど他の大手が早々に登録されたのに対し、コインチェックはなかなか登録されず、登録への見通しもはっきりしなかったことから、投資家の間では潜在的な不安材料の一つになっていました。(2017年9月30日時点:1BTC=約50万円

一方で、コインチェックはCMに出川哲郎氏を起用するなど、これまで仮想通貨に興味関心のなかった層を取り込む姿勢をみせ、この時期に仮想通貨投資を始めた人たちを「出川組」と呼ぶのが一時期流行しました。(2017年12月13日時点:1BTC=約200万円

「兄さん、どうしてビットコインはコインチェックなんだい?」(※イメージです)

そんな中、今年1月に約580億円ものNEMが流出する事故が発生。これが年初から下落傾向だったビットコイン以下の価格にとどめを刺しました。(2018年1月26日時点:1BTC=約120万円

会見で謝罪する和田社長(※イメージです)

原因については様々な憶測を呼びましたが、顧客の資産をネットワークに繋がった「ホットウォレット」で保管していたことが被害の拡大につながったとして、金融庁からは1月、3月と2度にわたる業務改善命令を受けています。(2018年3月8日時点:1BTC=約100万円

 

マネックス傘下入り~業務再開まで

その後、ネット専業証券大手のマネックスグループ傘下に入ることが4月に発表され、和田晃一良社長以下経営陣は総退陣し、新たな経営陣はすべてマネックスグループの出身者で占められました。(2018年4月6日時点:1BTC=約70万円

新体制を発表する新経営陣(※イメージです)

一方、交換業者登録・業務完全再開へ向けた努力は続けられていましたが、時期については当初「8月」をめどにするというマネックスG松本社長の発言もありましたが、徐々にずれ込み、結局は11月末に全ての通貨の売買が再開される結果となりました。(2018年11月26日時点:1BTC=約40万円

 

そして本日12/19午後に交換業者登録への見通しが立ったことが報じられると、ビットコイン価格は大きく反発し、現在1BTC=43万円台での取引となっています。

コインチェックの交換業者登録を受け、強く反発するビットコイン(※イメージです)

 

今後の見通しは?

我が裏日本クリプトのチーフアナリスト(お前じゃい)は、前回(2013~14年)バブル時の経験から、バブル後の最安値とその時期を、バブル崩壊から約1年後の冬~春で、かつ最高値の1/6程度と予想しておりました。

より具体的には、2019年始め~春にかけ、最安値で30~40万円を付けるというものです。

根拠としては、昨年同様、年内は「課税所得圧縮」または「利益確定」、年明けは「納税資金確保」を目的とした売り圧力が高まる時期であると考えられるためです。

ただ、当初の予想に比べて、かなり早く40万円を切ってしまったことから、この見通しは「時期以外はほぼ当たっていた」といってよいでしょう。

そして、ここにきて今回のコインチェック正式登録のニュースですから、マインド的にみても、もう下げトレンドは終了、つまり「底は打った」と見ても、間違いなさそうです。

実際、昨年末からずーっとビットコインのショートポジションを持っていた海外のあるトレーダーが、この度ようやくポジションを清算しています。

 

なお、来年の後半以降、つまりさらに先の見通しですが、これについても前回(2013~14)バブル以降の動きが参考になります。以下の画像をご覧ください。

右側の赤い丸で囲んだところが、下げトレンドの終了というよりは再度の上げトレンドの開始に入ったポイントです。ここまで来るのにMt.Gox事件から1年半も経ってます。

したがって、本格的に大きな上昇の再開は、もうあと半年ぐらい後になる可能性があります。

いずれにせよ、コインチェックの正式登録は、今回の仮想通貨バブルに一つの区切りを打つニュースであったなと思います。

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