※この記事は遅くとも2017年夏以前に仮想通貨に参入し、かつ今年の初頭に仮想通貨間の取引(例:BTC⇒アルト、アルト⇒アルト、アルト⇒BTC)を行った方に向けて書いています。
え!?課税所得3000万円!?
皆さん、仮想通貨投資家にとって地獄の2018年が、間もなく終わりを告げようとしていますが、ちゃんと課税所得の計算は始めていますか?
今年は価格がどんどん下落したので、所得どころか損失だらけだよ・・・という人もいますが、果たしてそうでしょうか?
よーく思い出してください。
年初、調子にのってバイナンスやコインチェックでよくわからないアルトコインをBTCやETH建で買っていませんか?
これらはすべて「利益確定」とみなされる可能性があります。
先日、そろそろ納税額を大枠で確定させたいと思い、フリーの計算ツール G-Tax を使って計算してみました。使っている取引所から履歴データを全部ダウンロードして、ぶち込んでみたところ、表示された利益はなんと「3000万円」。
昨年の経験上、所得税+住民税でおおよそ4割~半分は持っていかれるはずので、想定される課税額は最大で1500万円・・・これはイタイ。
500万円だったLISK($LSK)を損切りして身軽に
すっかり頭を抱えていた私ですが、G-Taxの画面に表示されている LISK(リスク)の簿価が「500万円」という金額になっていることに気づきます。
「$LSKが500万円・・・?」
今年初めに、私は当時2000~3000円だったリスクを約500万円分購入し、その後ずっと放置したままになっていたのです。
何しろかつての仮想通貨投資といえば、どれだけ下がっても「HODL」するのが常識でした。ビットコインにせよ、モナコインにせよ、HODLし続けたおかげで、一時は大きな含み益を得ることができていました。
リスクについても同様に、HODLを決め込んだまま漫然と放置した結果、リスクの価格は1/20程度にまで落ち込み、含み損が450万円を超える状況になっていました。
そこで私はリスクを一旦すべて処分して、利益を圧縮することにしました。500万円だったはずのリスクが、たったの25万円・・・。非常に高い授業料となってしまいました。
残念ながらもはやHODLの時代ではない
このほかにもビットコインキャッシュやバイナンスに置いたままにしていたコインは、ほぼ一旦損切りで処理しました。おそらくこれで1000万円近く課税対象所得は下げられたと思います。
なお、まだ含み益があるステラ(XLM)、ファクトム(FCT)、そしてほとんど含み損がなく、コインベース上場の期待もあるマナ(MANA)については、今後もHODLしていこうと思います。
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