四季報2018秋号全部読む!前回でモノづくり系企業は一旦区切りとなりました。
ところで前回のタイトル、元ネタを覚えている人はいるんでしょうか。もういないか。
今回は再び上場間もない若いサービス系企業を取り上げることになります。4年で売上利益が2倍な急成長銘柄は果たしてあるんでしょうか?
まあ、そのあとすぐにまた電気系に戻りますけどね・・・。
高校時代から文系な私にはちょっと厳しいです。
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~ここまでの投稿~
第35回「iPS細胞自動培養装置はありまぁす!」
第34回「ジャンジャンバリバリ出しマース」
第33回「オプトランよくわからん」
第32回「ストライクゾーンど真ん中の急成長企業を探せ!」
第31回「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」
第21~30回まとめ
第11~20回まとめ 第1~10回まとめ
番外編①「あの不動産企業は今」
番外編②「ピーター・リンチの株式分類法とは?(前編)」 ③「同(後編)」
ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)
・同業他社と比較してPER、PBRが低いこと
・財務が堅実であること(自己資本比率50%以上、ネットキャッシュ豊富)
・営業利益率が同業他社と比べて高い(できれば10%以上)
・売上高成長率が高く、かつ営業利益の伸びを伴っている
・業務内容などに何らかの個性が感じられる(業界初、唯一の企業)
・その他時事ネタ
あと、業界のベンチマークとして、大手企業を見ることがあります。
特に気になる企業は文字を赤くします。また、企業の特徴に応じて急成長株、市況関連株などの分類を行っていきます。
また、好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。強い材料あれば太字にします。
6531 リファインバース ~ 6580 ライトアップ【サービス】
今回も特に説明なき場合は、「急成長株」です。
6532 ベイカレント・コンサルティング 2014年設立、2016年9月上場
ITコンサルをスタートに、経営戦略などを含めた総合的なコンサル会社となる。現状まだまだ基盤固めの時期。一部上場はこれから。株価は今年前半にピークつけ、ずるずると下落中。
16.2月期の売上高 158億円、営業利益 32億円⇒20.2月期予想売上高 295億円、営業利益 56億円
6538 キャリアインデックス 2005年設立、2016年12月上場
求人ポータルのポータル・・・というじげんみたいなことやってる会社。業績・利益の成長的には非常にめざましいんだけど、じゃあ独自のコンテンツ持ってんの?って言われたら弱いところ。よそのサイトから情報を持ってくるだけなんで、採算はめちゃくちゃ良い。2020年3月期予想では営業利益率36%!
株価は夏大きく下げるも、秋以降は全体の下落にも負けず戻してきた。強い。また、求人だけでなく、営業支援サービス「リードル」を今年の春から展開。こちらにも注力。株主数の少なさから、東証二部への格下げの危機も何とか乗り切った。ここは創業社長が株持ちすぎ。
16.3月期の売上高 12.9億円、営業利益 2.3億円⇒20.3月期予想売上高 33億円、営業利益 12億円
ここいいな。
6539 MS-JAPAN 1990年設立、2016年12月上場
公認会計士、弁護士等の士業や、管理部門に特化した人材紹介業。公認会計士や弁護士に特化したことで、ほかの人材紹介業との差別化を図っている。よさそうな感じもするが、いかんせん株価が下げている。せめて下げ止まってからでないと。11/7発表の決算は事前予測を上回るなど、いい内容だったはずだが、なぜか上げ材料にならず。
ここも堅調に伸びてんねんけどなあ・・・。
16.3月期の売上高 20.1億円、営業利益 7.8億円⇒20.3月期予想売上高 47億円、営業利益 18.5億円
6541 グレイステクノロジー 2000年設立、2016年12月上場
産業機械マニュアルの作成、管理を行う会社。確かに「これ何に使うん?」みたいな機械はマニュアル読まんとミンチにされますからね(偏見)。初の海外拠点をアメリカに開設。営業利益率30%以上でここも非常に採算がよろしい。株価は2000円を割らなければギリ上昇トレンド維持。11/7発表の決算は経常利益がちょっと物足りないか。
16.3月期の売上高 7.2億円、営業利益 1.3億円⇒20.3月期予想売上高 19億円、営業利益 7.5億円
6556 ウェルビー 2011年設立、2017年10月上場
就労希望の障がい者への職業訓練、求職活動などの支援が主体の会社。正直こういったテーマの企業がもうかったためしがないというか、営利を求めてはいけないイメージがあったのですが、営業利益率23%と好採算。このところの障害者雇用率の水増し問題もあり、国や自治体からの引き合いが増えると思われます。
チャートも、11月以降もう一度上げはじめていますね。ここもチャラくなくて、時代の流れにも合っていていい企業なんじゃないでしょうか。
16.3月期の売上高 17.7億円、営業利益 1.4億円⇒20.3月期予想売上高 70億円、営業利益 16億円
6579 ログリー 2003年設立、2018年6月上場
日本初となるネイティブ広告プラットフォームの開発企業。ネイティブ広告とは、記事の内容などから自動的に関連性のある広告を表示させるやり方のこと。このところ広告需要は高いようで、業績も好調。11/9発表の決算は、会社の事前発表よりはるかに良い内容。
16.3月期の売上高 4億円、営業利益 ▲0.5億円⇒20.3月期予想売上高 27億円、営業利益 3億円
まとめ
今回も急成長企業を見てきましたが、中でもキャリアインデックス、ウェルビー、そして小ささという点でログリーなんかもいいなと思いました。
最近個別記事書けてないなぁ・・・。
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