暗号資産2021年Q1(第一四半期)を終えての感想と見通し

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2021年も1/4が終了。どうなる暗号資産相場!?

2021年の1/4がもう終わってしまいました。30代に入り、子供が生まれてから、月日の流れがさらに早まった感覚があります。従って前回2017バブル時よりも体感の時間経過がかなり早まっており、このままあっという間に年末いっちゃうような錯覚すらしています。とはいえ、この記事を書いてる途中の4/18午後の暗号資産全体の暴落で、一気に見通しが分からなくなってきました。

また、私が日々触っているDeFiは栄枯盛衰が非常に激しいです。今後のためにも、Q1終了のこのタイミングで、自分なりの今後の見通しを書いておきたいと思います。

やはり2017年と同じような展開になってきた・・・

私が日々ブログ記事の中で追っているビットコインドミナンス。やっぱり下がってきました。3月半ばまで60%はあったビットコインドミナンスが、現在は53%と7ポイントも下落。このままいくと50%も割れて、40%台のどこまで落ちるか?というところ。2017年はドミナンスの底が6月末と年末年始の2回来ていますから、これに従って今後の予想ドミナンスの推移をお絵描きするとこんな感じに。

ビットコインもイーサリアムも4年前とは比べ物にならないほど時価総額がでかくなっちゃったので、2017年ほど急速な上下動はないのかもしれませんが、6月までにはBTCドミナンスは40%前後まで、年末には30%台まで下げるかもしれません。イーサリアムは仮に2017年と同じ動きならば、ドミナンス的にみると6月が天井か?その他(Others・草コイン)は年末年始こそが本番。

こうしてみると、イーサリアムに投資している人は、6月に一旦BTCに換えておいた方がよさそうな動きをしています。そして秋口に買い戻せばかなり枚数が増やせるということになりますが・・・。

ここからは主要通貨ごとの極私的な予想を書いてみたいと思います。(※ファイナンシャルアドバイスっていうか願望です)

BTCはどうなってほしい?

ビットコインは、COINBASEの上場と相前後してATHを更新。1BTC=700万円の大台にも到達しました。4/18現在は跳ね返されてしまっていますが、今後も強い動きがあるものと願って(あくまで願望)・・・。

2021年1月時点での予想は最高値で2500万円~3000万円としていましたが、年末の予想は変わりません。ただ、当面の高値は5月か6月に1100万円(≒10万ドル到達)行ってほしいところです。その後夏までぐずぐずした展開が続いて、10月からぐんぐん再度伸びて、20万ドル突破と見ています。

ビットコイン周りでの一番大きいトピックは大型アップデートTaprootの実装です。この実装は今年の11月ごろを見込んでいるという事なので、その時期めがけて伸びるという展開に・・・2017年だったらなったでしょうね。今や機関投資家なんか別にスケーラビリティの問題とか一切気にしてないですもんね。特に導入の賛否を巡って大きな対立があるというようには聞いてないですし・・・。本当は大いに争い、議論してもらう中で価格が成長していくのが一番いいんですけどね。

ETHはどうなる?

続いてイーサリアムです。個人的にイーサリアムは2017年のビットコインの足跡をなぞると見ています。2017年当時のビットコインは、手数料の高騰、トランザクションの遅延などの問題に慢性的に悩まされており、SegwitやLightning Networkなどの新たな機能の実装を巡って激しい議論が戦わされていました。

一方で現状のイーサリアムも、当時のビットコイン同様にスケーラビリティ問題に悩んでいます。現状ETH2.0へ向けた取り組みは進んでいるものの、今すぐの解決は厳しそうですし、手数料を抑えるための提案EIP1559(参考記事はこちら)についてもマイナーの中には反対する動きもあります。しかも実装予定時期が7月・・・。奇しくも2017年ビットコインの分裂のきっかけになったSegwit実装も夏でした。

ちょっとうまくお絵描きできなかったんですが、7月のEIP1559実装を巡ってETH分裂かその手前まで行ってくれると、分裂期待買いが入って5,6月のどっかでBTC建ATHしてくれないかなと思っています。そしてその後は仮想通貨全体が夏枯れに入ります。

秋以降のバブル本番に入ってくると、再びぐんぐん上昇して、2021-22の年末年始で100万突破して、150万ぐらい行ってくれると嬉しいところです。

その他有力アルトはどうする!?どうなる!?

2017年のETHになれるのはDOT?BNB?

ここまで記事書いてきて私は本当に「2017年脳」から抜け出せてないなという感じがします。
2017年のBTCの役割をETHに求めてみたりして・・・。なのでついでに、2017年のETHの役割を演じそうな通貨を考えてみましょう。
2017年ETHといえば、完全にICOバブルでした。今でこそDeFiNFTというキラーコンテンツが続々と出てきていますが、この当時はホワイトペーパーだけすごくて、中身もないまま徐々にフェイドアウトしていくだけのプロジェクトのICOが粗製乱造されました・・・。

その役割を引き継ぎそうなのがDOTだろうと今年始めに予想していましたし、現にPolkadot系のプロジェクトは続々資金を調達し、その中にはよくわからないものも多数あるという状況です。しかし、DOTの価格上昇がややもたつくなかで、一気に伸びてきたのがBNB。Binance Smart Chainやその代表的なプロジェクトのPancakeSwapの人気に伴い、一気にBTC,ETHに次ぐ時価総額3位に浮上してきました。

BTCやETHが上記の願望予想どおりに年末までに3倍とか5倍になった場合、当然それよりも規模の小さいDOTやBNBにもかなりの資金が流入してくるものと思われます。

とはいえBNBは正直DOTほどの革新性はない(BSCにしてもETHチェーンの代替として利用されているだけで、技術的に新規性はない)ので、DOTほどの伸びしろはないんじゃないかと思っています。一方でDOTはこれからパラチェーンオークションで大量のDOTが向こう数カ月~1年程度ロックされてしまうので、買い集め需要が大きく発生すると予想しています。

従って、今年12月までのパフォーマンスというか伸びしろは、DOTの方があるんじゃないかなと思っています。

その他のアルトコイン、草コインはどうなる?

その他アルトコインについては、XRPはSECに刺されているのにもかかわらず、しぶとく復活してきました。また、直近ではDOGEに多くの新規勢の資金が入り込んできています。当然彼らもそのままDOGEを持ったままにしておくはずもないので、この先また別の通貨やトークンに資金が流れ込むのでしょうね。

とはいっても、今ロビンフッドから買える銘柄が、ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ(BCH)、ビットコインSV(BSV)、およびドージコインの8種のみ。これがもう少し追加されてくると、面白い展開が出てくるんですけどね。そう考えると、アメリカ人がフツーに取引できる銘柄ってほとんどないんですよね。DeFiに入ってきてくれるとも思えないし・・・。

DeFiはどうなっていく?

DeFi(BSC中心)はそもそも2017年時点では存在すらしてなかった(DEXはあったけど)うえに、栄枯盛衰が激しいので全然予想がつかないです。私は主にBinanceSmartChain上のPancakeSwapに資産のほとんどがある状況なので、PancakeSwapのV2が楽しみではありますが、ETHチェーン側がガス代対策を徐々に進めている(UniswapがL2対応でガス代節約できるようになるとか)中で、BSCとしての優位性がなくなるのでは?という危惧は残ります。

一方個人的に面白いのはSOLANAチェーンかなと思っています。ガス代はほぼ無視できる水準なうえ、大手のFTXがバックアップしており、有力なプロジェクト(Raydium,Orcaswap)も出てきてこれから伸びていく雰囲気があります。

ただ、2017年の時もそうだったのですが、「ビットコインの●倍送金が早くて手数料安い!」みたいことだけを売りにしてる通貨はことごとく消えていきました。これが今チェーンでも起きつつあって「ETHチェーンよりずっとトランザクション処理能力が高くてガス代安くて・・・」みたいなのを売りにされても、正直何の意味もないんですよね。

BSCは確かにETHの代替チェーンみたいな形で注目されましたが、あれだけ伸びた理由は、Binance本体から多数のユーザーを資金を引っ張ってくるだけの力があったことと、PancakeSwapのような有力なコンテンツがあったからです。チェーンのしての性能だけでは何の勝負にもなりません。

そういうわけで、わたしが考えてるのは2021年後半に向かってETHチェーンは勢力を盛り返していくはず・・・ということですかね。ただBSCにはPancakeがあるので容易に負けることはない。そうしている間にSolanaが徐々に伸びていくが、BSCやETHを超えるまでには至らないのかな?と今は考えています。

いつもUNIとかSUSHIとか買ってみたいなとは思うんですけど、リスクリターン的に中途半端(リスクはそこそこある割に、暴騰はあまり期待できない)のでついつい後回しになっちゃうんですよね。特にUNIなんて持っててもファーミングできないし、いいことがないイメージがあって・・・。このところ「DeFiブルーチップ」などと言われて、DeFiの優等生として持ち上げられていますが、キャピタルゲインかインカムゲインのどちらかがもらえなければ意味ないですからね~。

2017年も何回も危ない局面はあったけど、年末までは上がり続けた・・・

いろいろ自分なりの予想をつらつら書いてみましたが、まだまだ暗号資産全体としては強気相場が継続すると見ています。なぜならまだ冬じゃないから(笑)。この春から新しくビットコインやイーサリアム買ってみようかなという人も増えていくと信じていますので、まだまだこれから!ビットコイン1000万!イーサリアム100万!ポルカドット10万!

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