四季報2020夏号全部読む! 第37回 イー・ギャランティはコロナで需要イー感じ

四季報最新号は明日18日に全国の書店で発売!……そんな四季報夏号全部読む!前回記事では、7564 ワークマンについてチェックしてみました。2018年のワークマンプラス出店開始以来、生まれ変わったかのように業績を伸ばした同社ですが、さすがに株価の上昇には息切れが見られます。当面は投資見送りです。

さて、今回注目する企業は8771 イーギャランティです。伊藤忠系の保証会社です。

(前回記事:第36回 ワークマン 明るい未来に よし、行くぞう!

前号(2020年第2集 春号)まとめはこちら!
四季報2020 春号全部読む!第1回~第10回まとめ
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8771 イーギャランティの概要

イーギャランティは2000年に、総合商社伊藤忠商事の子会社として設立されました。事業内容は、当時勃興しつつあったEコマース向けのファクタリング(売掛金債権を、債務者の状況を見極めたうえで買い取り、自ら売掛金を回収すること、つまりは保証)が中心でした。

その後も、売掛債権の包括保証サービスや、海外向け保証サービスなど、サービスの内容を充実させつつ、2007年に当時のジャスダックに上場。その後2012年に現在の東証一部に指定替えされています。

現在は、様々な企業などから引き受けた債権をまとめてファンド化し、さらに投資家向けに販売したり、集めた資金を元にベンチャー企業に投資を行う等、拡大を続けています。

競合先となる企業としては、債権保証会社という意味では全国保証(住宅ローン中心ですが)、ECサイト向けの保証という意味では、ラクーンHD(ECサイトの運営がむしろ主ですが)などがあります。

イーギャランティの業績は?

それでは、イーギャランティのここ数年の業績と、今期の予想を見てみましょう。

同社は7/30に直近の第1四半期決算が発表されました。(決算短信)なお、決算発表と同時に子会社の特別損失(5000万円)も発表されています。

今期の予想業績は売上高は前期比約29%増の77億円となっています。これは、新型コロナウイルスの流行により、リスクをヘッジしたいというニーズが高まっていることによるものです。

イーギャランティの株価は?

イーギャランティの株価は7月までは好調でしたが、7月末の株式の立会外分売以降は株式が希薄化したこともあってか株価は軟調です。

PERは52倍とそこそこ割高な水準に達しています。

総評:業績好調も株価軟調で厳しい⇒NG

イー・ギャランティは、売掛債権の保証という珍しい業態で急成長を遂げています。特に昨今のコロナウイルス問題により、企業はリスクに対してこれまで以上に敏感になっていることから、同社に債権を買い取ってもらおうとする動きが今まで以上に活発化しています。

とはいえ、既に株価は割高となっており、コロナ禍も徐々に収束の動き、というよりもそうしたものを織り込んだ動きを見せています。こうしたことから、イー・ギャランティへの投資はあまり上がり目なしとして見送りとしたいと思います。

次回はいよいよ最終回。9450 ファイバーゲートです。賃貸物質や商業施設向けにWi-Fiサービスを提供する企業です。

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