四季報2020夏号全部読む! 第36回 ワークマン 明るい未来に よし、行くぞう!

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菅新総裁誕生!でも党も内閣も代わり映えせんなあ……そんな四季報夏号全部読む!前回記事では、7068 フィードフォースについてチェックしてみました。株価はかなり上がってきていますが、まだまだ上げ余地があると見て、投資OKとしました。

さて、今回注目する企業は7564 ワークマンです。かつては地味ながらも作業服の大手でしたが、最近は新業態のワークマンプラスが絶好調で、まるで別企業のように生まれ変わりました。

(前回記事:第35回 フィードフォースはアナグラム買収で2倍収益!?

前号(2020年第2集 春号)まとめはこちら!
四季報2020 春号全部読む!第1回~第10回まとめ
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7564 ワークマンの概要

ワークマンは、1982年8月に群馬県伊勢崎市で作業服、作業用品の販売を目的に設立されました。その後は近隣の埼玉、新潟、長野と徐々に拡大しつつ、1988年に東京進出を達成。その後も徐々に全国へと拡大を続けています。

株式は1997年に当時の店頭公開という形で取引されるようになり、2004年に現在のジャスダック市場に上場。その後も市場変更することないまま現在に至ります。

ワークマンは長らく作業服、作業道具の販売店として長らく安定した人気を誇ってきましたが、転機が訪れたのは2018年。従来の店舗に比べてよりカジュアル職の強めた新業態「ワークマンプラス」出店を始めてからです。

後述の売上、利益とも、ワークマンプラスの出店が加速し始めた2019年から急拡大。1000億円の大台が目前にせまります。この躍進の仕掛け人は、三井物産出身の土屋専務だと言われています。

土屋専務は2012年にワークマンに入社して以降、アウトドアにも使える作業用ウェアなど、斬新な商品戦略を打ち出し続け、これまでワークマンを敬遠していた女性や、作業服のニーズがない若者に訴求する商品を作っています。

作業用品、作業服といったニッチな商材を取り扱うワークマンの競合企業は、今のところ有力なものはなさそうです。

ワークマンの業績は?

それでは、ワークマンのここ数年の業績と、今期の予想を見てみましょう。

同社は8/11に今期の第1四半期の決算が発表されました。(決算短信決算資料)

やはりワークマンプラスの業績が本格的に寄与するようになった2019年以降で大きく売り上げが変化しているのが分かります。

ワークマンの株価は?

ワークマンは3月のコロナショック以降、6月までは順調に推移したのですが、7月以降は日経平均の好調さにもかかわらず下げ続けています。

PERは45倍と、大企業の中では微妙な数字ですが、現在株価は下がり続けているので、さらに株価が下がってPERが低下すれば、さらに割安感が出て、買われると思います。

総評:もう上がり目は厳しいのか⇒NG

先月の好調な相場の中、一人負け状態だったワークマン。7月高値まではあと2000円、20%の上昇が必要です。しかしここからの上昇は厳しいと判断し、投資は見送りとしたいと思います。

さて、次回は8771 イーギャランティ。伊藤忠商事系の信用保証会社です。

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