2020年3月のIPO企業はなんと大量25社!注目はビザスクとKids Smile Holdings・・・だけど

2020年も早くも2カ月が終わり、いよいよ3月が始まります。なんと今月の上場予定企業は25社!これは大変なことになりそう・・・。25社の中から一体どこが伸びるのか?ということを、売上高成長率、売上高営業利益率などの指標をみながら見ていきたいと思います。

当社では基本的にIPO抽選を狙わない(どうせ当たらないし資金拘束されるのはキツイので)スタンスでやってるので、真に今後伸びる企業はどこなのか、ということに注目してみていきたいと思っています。

2020年3月のIPO予定25社をざっくり比べてみた

来月上場予定の全25社を、例によっていつもの「新興企業テンバガーの条件」で見てみましょう。

↓これら4条件はこの本に詳しく書いてあります。その他にも有益な内容がたくさん載ってるのでぜひぜひチェック!!

  1. 前々期⇒前期売上高成長率20%以上(※4年間続けるとほぼ売上高が2倍になる)
  2. 営業利益率10%以上
  3. 上場5年以内(2020年上場の銘柄だけに絞るのでこの条件は関係なし)
  4. オーナー経営者がいる(筆頭株主=社長本人かその管理会社)

このうち3の条件(上場以来の年数)は当然当てはまるとして、残る3条件を比較して並べた表がこちらになります。売上高成長率は、わかる限りで最新のデータを使っています。

売上・利益・株主構成ともOKなのはFast Fitness Japanとヴィス…なんだけど

こうしてみると、3条件すべてに当てはまるのは「Fast Fitness Japan」「ヴィス」の2社だけなんですが、「Fast Fitness Japan」の方はいわゆるフィットネス・健康関連銘柄になります。

こうしたフィットネス系銘柄といえば、昨年上場した、24時間ジムを運営する「トゥウェンティーフォー・セブン」が、上場直後に糞決算を出して連日のストップ安の末、結局上場後最高値の1/4以下にまで下げてしまうというひどい事例がありました。(私もなぜかやられました)

また、数年前に上場した健康器具メーカーMTG逆テンバガー銘柄として(ネタ的に)有名ですし、おなじみライザップも2年前の最高値以降は業績ガタガタとなってしまいました。

こうした過去の事例があるため、私の中で「Fast Fitness Japan」というよりも、フィットネス株は全体的に「地雷」と認定してます(笑)。

続いてヴィスですが、前期までの業績をみれば売上高20%以上の成長を達成できているのですが、今年は第3四半期を終えた段階で、ほぼ前期並みの業績しか上げられておらず、ここから一気に年ベースで20%以上の増収をたたき出すのは非常に困難に思われます。

というわけで、3項目(20%増収、営業利益率10%以上、オーナー企業)すべてを満たす2社はいずれも先行き厳しそうだといわざるを得ません・・・。

 

2項目のみOKの企業こそ明日のスターが埋まっている・・・のか?

3項目OKの企業がいずれも期待できないとなると、次点で2項目OKの企業にも視野を広げなければなりません。このうち、私が最も重要視している「売上高成長率20%以上」を満たすのは

Kids Smile Holdingsビザスクリグアフォースタートアップス関通の5社ですが、この中で私はKids Smile Holdingsビザスク2社を特に推したいと思います。

残る3社は、リグア成長減速気味フォースタートアップスはオーナー企業でなく親会社が株の大部分を握っている関通営業利益率が非常に低い(2%程度)ため、あまり評価していません。

Kids Smile Holdingsについて

認定こども園、保育園などを運営するKids Smile Holdingsは、営業利益は不明でしたが、経常利益率は36.8%と非常に高く、おそらく営業利益率も同じく高いのではないかと推測されます。(営業利益が分からなかったため、営業利益率のところに「○」をつけられませんでした)

さらに、今期第2四半期終了時点での経常利益率はさらに上昇し、50%を超える非常に高い水準になっています。売上高成長率も十分で、かなり期待できるといえます。

また、幼児教育無償化という政策の後押しがあるため、業界全体としても非常に先行きは明るいのではないかと思います。(テーマ株としての側面も・・・)

ビザスクについて

ビザスクは様々な業界や世代の人々に「アドバイザー」として登録してもらい、彼らに1時間のスポットでコンサルに入ってもらい、色々な企業に活用してもらおうという企業です。設立は2012年3月と、まだ設立8年の非常に若い企業になります。

ビザスクは直近期(19.2月期)の売上高成長はなんと2.3倍と、さすがに若い企業だけあって勢いがあります。また、今期(20.2月期)の第3四半期終わっての売上高約6.9億円と、既に直近期の売上高(約6.1億円)を上回っています。

しかし営業利益率はまだまだで、直近期で4.1%、今期も第3四半期終了時点でまだ8.7%と、改善基調ではありますが基準の10%を満たしてはいません。

ただ、今後も採算が向上していけば、市場も高く評価するのではないかと思います。

 

まとめ:おそらく最初はどの社も厳しい値動きとなるはず・・・

ここまで来月上場予定の25社の中から、特に期待したい企業についてコメントしてきましたが、上場企業が多すぎて資金が分散する可能性が高いことや、新型コロナウイルスの流行(というよりそれに伴う社会不安)による景況、市況の悪化から、いずれもかなり厳しい結果になると予想しています。

今回注目企業としたKids Smile Holdingsビザスクも、おそらく最初からぐんぐん上げ続けるこおは考えにくいです。ですから、IPOに当選しなかった投資家の皆様は、しばらく値動きが落ち着くのを待ってからでも遅くないかもしれません・・・。

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