四季報2019春号全部読む! 第23回 東芝メモリ事業売却金の投資場はどこ?

あんだけ長いと思っていたゴールデンウィークも明日までかよー・・・。そんな四季報2019春号全部読む!前回は1067~1116P(6281 前田製作所 ~ 6418 日本金銭機械)を見ていきました。(前回記事:第22回 コマツ減益予想でコマツちゃうな~(Ⓒ山本リンダ)

今回は1117~1166P(6419 マースグループHLDGS ~ 6572 RPAホールディングス)を見ていきます。前半機械系、後半は新しめの企業です。

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6419 マースグループHLDGS ~ 6572 RPAホールディングス(1117~1166P)

6455 モリタホールディングス →前号並み 市況関連株【輸送用機器】

消防車で国内シェアの過半数を占める。儲かる高機能車が売れて業績好調。最高益で増配も。また新たに一般用防災用品に進出し、住宅用消火器を販売開始。価格は年明け以降は安定している。4/26に決算発表。四季報予想より全体的に好決算で、4円の増配(26→30円)も発表された。

6471 日本精工 ↓前号比減額 市況関連株【機械】

ベアリングでは国内最大手。中国、欧州向けが不調で全体的に苦戦気味。注目理由は電気自動車部品の開発に目下乗り出し中であること。株価は好調で3月以降どんどんと上昇で好調。連休後すぐに決算発表予定。

 

6501 日立製作所 ↓↓大幅減額 市況関連株【電気機器】

ご存知日立製作所。総合電機、重電の首位。業績はイギリスの原発凍結によって3000億円もの損失が出るという展開に。その他の材料や車載用部品も苦戦。2020年3月期はやや業績戻るか。大きなニュースとして、スイスの送配電電力システム事業を7000億円の巨費で買収。今後は岐路に立つ原発をどうするか・・・。3000億円の大損にもかかわらず株価は好調。日立化成株売却による事業ポートフォリオのスリム化が好感との報道。

日立の平成30年間を振り返る

日立の平成は現在の株価の約2倍、7,568円でスタートしました。バブル崩壊後は大きく下げ増したが90年代末に急騰。平成12(2000)年に8,545円平成最高値を達成します。その後はITバブル崩壊で一気に4分の1以下に下落して以降は、なかなか戻らず、さらに平成20(2008)年のリーマンショックで大きく下落。翌21(2009)年に平成最安値1,135円を付けてしまいました。その後も5,000円すら超えられないまま平成を終えてしまいました。

 

6502 東芝 ↓↓大幅減額 業績回復株【電気機器】

不正会計、米国原発事業のダブルパンチで一時は倒産寸前にまで追い込まれたかつての名門。以前は日経225の構成銘柄であったのに、今や東証2部企業という有様。しかし膿を出し切ったか底打ちの兆し。構造改革を進めて人員7000人削減の効果か。株価も底打ちの兆し?

東芝の平成30年間を振り返る

東芝の30年間は言うまでもなく崩壊と衰退の歴史です。平成最高値は平成元(1989)年の15,000円で、それ以降は平成12(2000)年、平成19(2007)年に1万円越えはしたものの、基本的には下げ続ける流れとなっています。平成28(2016)年の経営危機の際には平成最安値1,550円を付けましたが、さすがにそこからは回復し、現在は3,700円となっています。

 

6539 MS-Japan →前号並み 急成長株【サービス】

公認会計士、弁護士等に特化した人材紹介業。運営サイト「マネジー」の費用が一巡して営業増益で増配が濃厚。2020.3月期は総務人事など管理部門の人材紹介業が伸びるか。連休明け9日に決算発表予定なのでそれ次第だが、このところ株価は順調だ。

 

6554 エスユーエス ↑前号比増額 急成長株【サービス】

開発系技術者派遣・請負とコンサルの企業。2017年9月上場。業績は単価上昇により採算性が向上したことによって好調。上場来初めての配当か?名古屋に拠点開設してますます拡大へ。株価は2月以降下落基調。

6556 ウェルビー →前号並み 急成長株【サービス】

就労を希望する障害者への訓練など支援を中心とした会社。障碍者雇用率の上昇を背景に業績の伸びは堅調。成長スピードはやや鈍化?だがそれでも高い方。株価は目下好調。最近名前の紛らわしい企業が新たに上場した(しかもこちらも福祉系)が、負けずにがんばれ!

6572 RPAホールディングス →前号並み 急成長株【サービス】

事務作業代行ソフトの開発、人材関連の広告サービスなどを展開する企業。以前ここをテンバガー候補に選んだことがある(時価総額が高いのがやや難として最終候補からは外した)。4/15発表の決算が72%増益と驚異的な数字であったために株価は一気に4000円前後から5000円台までジャンプアップ!
買っておけばよかった・・・。参考:4/15決算資料

まとめ

今回は1117~1166P(6419 マースグループHLDGS ~ 6572 RPAホールディングス)を見ていきました。

次回は1167~1216P(6573 アジャイルメディアネットワーク ~ 6757 OSGコーポレーション)です。次回は前半が若い企業、後半が電気機器、ITなどモノづくり系企業になります。(次回:第24回 富士通凋落は投資家に対する不実

 


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~今号ここまでのまとめ~

第22回 コマツ減益予想でコマツちゃうな~(Ⓒ山本リンダ)
第21回 鎌倉新書の業績予想イマイチで投資家の心証悪化・・・

四季報2019 春号全部読む!第11回~第20回まとめ
四季報2019 春号全部読む!第1回~第10回まとめ

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