四季報2019新春号全部読む! 第10回 日清食品株で「まんぷく」なるか?

四季報2019新春号全部読む!おそらく年内最後の更新となります。前回は2651 ローソン ~ 2798 ワイズテーブルコーポレーション まで小売・卸売企業を見てきました。

今回は食品業界ということで、2801 キッコーマンからスタートです。

 

 

~ここまでのまとめ~
第9回「トシングループで儲けて都心にマンションや!」
第8回「不二製油、チョコ業界にチョコっとじゃなく本気の参入」
第7回「手間いらずの株価は未だ上がらず・・・」

第6回「ヤクルト全米進出する日がよもや来るとはおもわなかった」
第5回「イナリサーチの業績回復をおイナリ(祈り)します」
第4回「自動運転始めのNIPPO?」
第3回「合併効果で受注が混むシス?」
第2回「営業利益10倍企業を探せ!~巻頭特集から~」
第1回「製鋼企業の成功遠のく・・・~業界展望から~」

ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)

・前号から業績予測が大幅増額または大幅減額となっている
・財務が堅実であること(自己資本比率50%以上、ネットキャッシュ豊富)
・営業利益率が同業他社と比べて高い(できれば10%以上、卓越度が高ければ10%未満でもよい)
・売上高成長率が高く、かつ営業利益の伸びを伴っている
・業務内容などに何らかの個性が感じられる(業界初、唯一の企業)
その他時事ネタ

特に気になる企業は文字を赤くします。また、企業の特徴に応じて急成長株、市況関連株などの分類を行っていきます。

また、好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。強い材料あれば太字にします。

 

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2801 キッコーマン ~ 2931 ユーグレナ【食料品など】

2801 キッコーマン 市況関連株 最高益が続いている。また、コスト高により今年の夏から若干の値上げを行っている。また、訪日客向けレストランを開店し、しょうゆの利いたメニューで海外客の舌を唸らせる。12月の下落でやや下がったが、そこまでではない。

 

2805 エスビー食品 市況関連株 業績の伸びが非常に堅実。堅実に最高益圏。コスト増にも関わらず利益が伸びている。さらに子会社の工場を増設。まだまだ行くぞという感じ。アゲアゲだった株価も秋以降下げてしまっている。

 

2810 ハウス食品G本社 市況関連株 カレールウ(四季報さん的には「ルー」じゃなく「ルウ」なのね)のトップ。業績は年々上昇。レトルト、ゼリーが特に好調。エスビー同様工場を増産。株価は11月始めの増配IRでドーンと上昇しているが、この勢い来年も続くか。

 

2815 アリアケジャパン 市況関連株 前回も取り上げた天然調味料トップの会社。業績と株価ともに安定して上昇している。ちょうどよい上げ方。ただし、12月14日に発表したアメリカ子会社の売却IRで株価が下げてしまった。IRを見る限りは、同子会社の業績は非常に好調に見えるので、なぜ売ったかがよくわからない。その点が嫌気されたのか?

 

2894 石井食品 低成長株 ミートボールやハンバーグの会社。ここは業績自体は大したことないんだが、毎年秋から冬に「ピョコッ」と株価が伸びる。これはおせち料理で連想買いなどの原因が考えられるのだが、今年は残念ながら逆に下がる形になってしまい、「ピョコッ」は見られないままとなっている。もしかしたら年明けに株価が「ひょっこりはん」するかも?

 

2897 日清食品 市況関連株 今朝ドラのモデルにもなっている安藤百福が創業した会社で、あの明星も参加に収める即席麺業界の横綱。業績自体は順調なのだが、株価は下落基調に入ってしまった。朝ドラの視聴率が伸びれば、もっと株価も上がるんだけどなあ。

 

2901 石垣食品 業績回復株 ミネラル麦茶でおなじみの会社・・・なのだが、ここ数年はすっかり赤字体質となり、疑義注記がついてしまっている。ただ、17年に子会社化した健康食品の会社のおかげで業績がかなり伸びている(ように見える)。また株価も回復基調に入りつつあるので、もしかしたらワンチャンあるかも。GCとれたら一気に伸びるぞ!

 

2925 ピックルスコーポレーション 低成長株 「ご飯がススム君」でおなじみの漬物会社トップ。業績は順調な伸び。浅漬け、キムチ、総菜など全体的に好調。また、来年以降は牛角向けキムチなどが利益に寄与してくる。株価はここまで順調だったが、今月の下げには巻き込まれてしまっている。ここでダウントレンドに入ってしまわないかどうかの正念場。

 

2928 RIZAPグループ 急成長株⇒業績回復株 ご存知結果にコミットするでおなじみRIZAP。M&Aによる急速な拡大路線がついにとん挫。こういう企業は常に拡大し続けないと死ぬ定めにあるが、カルビーからわざわざ招へいしたプロ経営者の松本晃氏にどこまで立て直せるか・・・?このまま消えてしまえばそれまでだが、ちゃんと「結果にコミット」して、東証に上場できれば株価は今よりはるかに上の水準を目指すだろう。札証のみ上場なので、マネックスとかじゃないと買えません。

 

まとめ

今回は食品関係の会社を見てきました。食品業界に限ったことじゃないですが、いわゆるテンバガー銘柄って、工場や大規模な設備投資が必要な業界からは生まれないような気がするんですよね。

こういう業界って、他社と比べて優れた商品があっても、生産設備を一挙に10倍に拡大してそれだけ作るわけにはいかないんですよね。ほかの儲からない製品も作らざるをえないし、工場が一気に拡大できるはずもない・・・。

そんな業界ですが、業績回復株(っていうかバクチ)で石垣食品をGC解除狙いで買う人がいてもいいと思います。

さて、次回は繊維製品の3001 片倉工業からスタートですが、繊維製品はほとんどなくて、実質サービス、小売業回だと思っていただければ。

 

次回:第11回 Amazon鬼の来ぬ前に、たっぷり稼げMonotaROさん

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