世界211か国の名前を冠したトークンを売買するゲーム「WorldPvP」って何?
5/13にBase上でゲームがスタートし、アメリカや日本など全211の国と地域トークンが売買できるWorldPvP(リファリンクあり)。結局このゲーム何がすごいの?何が面白いの?ということで、ゲームの概要と、自分が面白いなと思ったところをまとめてみました。
(※この記事は投資助言ではありません。普通に損することがあるのでプレイの際は慎重に。また、物騒なワードが飛び交いますが、現実の世界情勢とは全く関係ありません。平和が一番。戦争反対。核兵器廃絶。)
ゲームの概要・ルール
全世界211の国と地域がトークン化され、売買されます。ある国のトークンを一番多く持っている人を、ここでは大統領と呼びます。(王とか皇帝とか自称している異常者もいますが大統領に統一します。)
約3日間(72時間)ラウンドごとに、各国の大統領がどの国を核攻撃するかを共同で投票します。 核攻撃を受けた国は全ての流動性を失います。マジで全損です。
その奪われた流動性から得たETHのうち、50%がラウンド終了時に時価総額1位だった国に、残りの 50% はランダムな国に送られます。これが熱い。
具体的に言うと、第1ラウンド時には約30万ドル分のETHのうち半分がアメリカに、残りがアイスランドにわたりました。次のラウンドでも約20万ドルがアメリカに、残りがニカラグアにわたりました。
つまり、どっかの名前も知らない国を持っていれば、ある日突然価格が上昇する(Uniswapにも上場する。)かもしれないわけですね。これを踏まえて、面白さを説明したいと思います。
WorldPvPここが面白い
楽しい多数派工作
核攻撃ですべてを失う国が投票で決まるのは説明の通り。そして各国は時価総額の順位に応じた投票力を持つわけですが、この投票は時価総額上位50%の国だけに投票権があります。つまり、時価総額200位の国のトークンを買い集めて大統領になっても、発言権はほぼ無ってことです。まるで現実世界みたいだあ(直喩)。
そして投票力は「残っている国の数からその国の時価総額順位をひいた数」で決まりますから、いくらアメリカが時価総額1位でも、投票力は6/2時点で207-1=206ポイントにすぎず、50位ぐらいの中位国が2か国連合してしまえば、2国合わせて300ポイント強になるので普通にひっくり返せるわけですね。
ということは、多数派工作が必須なのです。まるで現実世界みたいだあ(直喩)。
実際、アメリカはこのゲーム内で多数派工作をやっていないので孤立状態。ただ、アメリカは時価総額1位の特権として「核攻撃を免除」されますので、この場合みんなでアメリカに投票しても、投票総数2位のフランスが核攻撃の対象となってしまいました。Au revoir。
2位となったフランスに投票したのは、イギリスを中心とした連盟各国。イギリスの大統領(国王)はイギリスしかもっていないので、205ポイントしか投票力がありませんが、友好国をとりまとめ、呼びかけることで、アメリカの10倍以上の投票力を持つに至ったのです。
熱いPump!きついDump!
6/1(土)に終了したラウンド4では、アメリカとニカラグアの熱い時価総額1位争いが繰り広げられました。前述のとおり時価総額1位の国は「核攻撃が免除」となります。つまり、ラウンド終了時にアメリカが時価総額1位でさえなければ、アメリカの時価総額約60万ドルは、ニカラグアとどこかもう一つの国で山分けになるわけです。熱いですね。
ではなぜニカラグアが時価総額1位争いに名乗りを上げたのか。これはこのゲームの仕組みに原因があります。
ニカラグアは第2ラウンド終了時に、核攻撃の対象となって消滅した北朝鮮トークンの流動性50%を獲得しています。実はこの時点でUniswapに上場され、新規のトークン発行が停止されます。ここがポイントです。
ニカラグアがUniswapに上場した時点で、流通していたニカラグアのトークンは約13億枚。一方アメリカのトークンは約200億枚。枚数が少ない分、トークンの価格を吊り上げることがたやすいわけです。実際、5ETHほど用意すれば、ニカラグアの時価総額がアメリカを上回ることはシミュレーションされていました。
実際、5/31時点に時価総額12万ドルだったものが、6/1の17時18分(ラウンド終了約1時間前)時点では80万ドルまで上昇しています。
ただし、ラウンド終了わずか4秒前に、ニカラグアトークンは大幅に売却され、アメリカの勝利で幕を閉じたのです。これは熱いですよ。
ラウンド終了から数時間経った6/2深夜の時点ではニカラグアは約7万ドル前後まで時価総額を落としていますが、もしかしたら日本時間6/4午後6時予定のラウンド終了の前後にはまた大きく上昇するかもしれません。(※保証はありません)
時価総額の小さい国を買って大統領に・・・運次第ではいっきに大国へ
各国大統領になるには、その国のトークンを最も多く持っている必要がありますが、大統領には意外と少額でなれます。例えば時価総額現在最下位のパプワニューギニアの大統領は、トークン時価総額(約2000ドル)の15%=約300ドルを持っています。ということは大体400ドルもあればすぐ大統領になれるのです。
時価総額下位国は、核攻撃の投票権こそありませんが、ラウンド終了後に、攻撃された国の50%の流動性をランダムで獲得する権利はありますから、小国の大統領としてのんびりやってたら一気に時価総額上位!ということも夢ではありません。
今後はポイント制でエアドロ臭わせ?Baseチェーンお触りのつもりでやってみようWorldPvP
私のようにガチでやらずとも、時価総額の小さい国を宝くじ感覚で適当に買っても十分楽しめる(核攻撃にさえ当たらなければ)のがWorldPvPなので、Friend Techに飽きちゃったけどBaseから資金出すのはだるいな。そういえばまだBaseってトークン発行してないしな・・・と思っている君!
なんとWorldPvPは現在ポイントプログラムを導入してエアドロを臭わせて来たぞ!諸君が大好物なエアドロだ!何度もスキャムリンクにだまされかけたエアドロだぞ!当然まだいつとかはわからないけど、なんか触っておけばいいことあるかもみたいな感じで、リファリンク(https://worldpvp.co/?referral=wLtOutJe)はここに貼っておきます。
それでは、今年は高温の夏が予想される裏日本帝国の帝都で待ってます。ずっと。
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