先日、ようやくダイヤ通商株を全て処分できました。最大11,000株まで集めましたが、上がる気配を全く見せなかったため、多額の損失を出しながら、処分しました。
思えば、一年前のこのIRがすべての始まりでした。
ダイヤ通商といえば、時価総額約7億円程度の超小型株。予てから行っていた仮想通貨投資の経験から、何の実態もないいわゆる「草コイン」に大量の資金が集まっていくのを見て、超小型株投資も似たようなものでは?と思い、検討していた矢先に発表された、固定資産売却のIRでした。
時価総額7億円の会社に、約6.5億円の売却益が転がり込む・・・。
これは大変なことになる!そう思って私は余力の全てをダイヤ通商株買いに充てました。
私の予測はあたり、ダイヤ通商は3日連続でのストップ高!ここまで私の描いたシナリオ通りでした。
大株主に翻弄された7月5日
その後ダイヤ通商株の値動きは不安定感を増します。確かIR発表から3日後の7/5(木)。3日連続のストップ高に張り付いたままのダイヤ通商株の値動きに「これはどこまでもいくかもしれない」と思っていたところ、後場で株価が急落。あとでわかった事ですが、ここで大株主による売却があったのです。
大株主の思惑・・・これに今後も振り回されることになります。
その後、ダイヤ通商は二の矢ともいうべきIRを放ちます。
(継続開示)厚生年金基金の特例解散及び特別利益の計上に関するお知らせ(2018/7/6)
このさらなるIRによって、ダイヤ通商株は7/13に1,798円の最高値を付けます。それ以降は値動きが落ち着いてきたので、7月下旬に一部売り、利益確定しました。
その後はダイヤ通商株は急騰と暴落を繰り返しつつ、大きく見れば下げていく流れに入っていきました。
最後のチャンスだった8月
8月、ダイヤ通商の四半期決算発表があった月でした。
この時株価は7月の高値に迫る水準まで上昇していました。ある意味では、売却の最後のチャンスでした・・・。
しかし、ここで私が行ったのはまさかの「買い増し」!
間違った順張り投資というかなんというか・・・。このために取得単価がめちゃくちゃ上がり、この後の投資行動はどんどん苦しくなっていきます。
今思えば、人生の中でも五本に入る位のかなり大きな過ちになると思います。
このダイヤ通商株の処分に手間取った結果、年末~春のビットコイン買い増しチャンスにも余力がなく対応できず、後々大きな禍根を残してしまいました。
基本的に含み損が発生したらすぐ切ることに
仮想通貨でも、株でもこのところはとにかく含み損が出次第すぐ切り捨てることにしています。
ビットコインFXでも5月ごろに大きく損失を出してしまっているので、含み損は恐怖でしかありません。かつては、どれだけ含み損が出ても、回復を待つ余裕がありましたが、今はそうした時間的な余裕はありません。
自分の状況にあった投資スタイルを身に着け、パフォーマンスを上げていきたいと思います・・・。
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