2019年5月31日、それは突然起きた
春以降ドンドンと上昇を続けるビットコイン以下仮想通貨たち。
このところは、ビットコインの上昇はひと段落して、アルトコインが散発的に吹き上がっているというような印象を受けます。
2017年のICOブーム時に話題になった $ADK の復活や、昨年11月に $BCH から分離した $BSV が5/21に一気に2倍に急騰。その後も上昇止まらず現在は190ドル前後と、急騰前の約3倍の水準で取引が続いています。
そんな中、ついにモナコイン が吹き上がります。 きっかけは国内大手取引所コインチェックでの取り扱いがスタートすることが発表されたことによるものでした。
5月31日の午後2時頃から徐々に価格が上がり始め、夕方午後6時には一時360円という高値を付けました。 モナコインの価格が300円を超えるのは、2018年の6月以来約1年ぶりとなります。
モナコインは2018年後半以降低迷が進み、一時は40円のバブル後最安値を付けましたが、その後ビットコインの価格回復に従って再び上昇し、このところは100円台に定着していました。
2年前の暴騰を振り返る・・・
私は前回バブル期(2017年)当時もモナコインを保有していたので、あの一時2,000円を超えた瞬間もがっつり体験しているわけですが、その暴騰の初動は、忘れもしない2017年10月12日のことでした。
前日の11日にもその兆候はありましたが、100円台で推移していたところ、一気に倍以上の400円に迫る水準に上昇します。勢いは翌日も続き、一気に600円に迫りますが、その後は下げてしまいます。
この上昇は国内大手仮想通貨取引所のビットフライヤーがモナコインの取扱開始を発表したことによるもので、まさに今回と同様の要因です。
当時私は、「ビットフライヤーに続いて、コインチェックも取り扱いを始めたら、600円ぐらいはいくのではないか」と考えていました。しかし、その後私の予想は大きく外れ、2017年末の段階で一時2000円越え、時価総額ベースでは約1000億円、そしてランキングでは最高20位前後まで上昇しました。(この頃の私はまさに資産的に絶頂期。億り人でした・・・)
当面ホールド、展開次第では追加買いも
2017年後半と今とで最も状況が異なるのは、「日本人の存在」でしょう。
2017年当時は日本人がどんどん仮想通貨取引所になだれ込んできていましたが、現状はまだそこまで熱狂した状況ではありません。ただ、今後日本人が仮想通貨投資を始めるに当たって、まずは日本の取引所を使うことになります。
日本の取引所といえば、金融庁及び自主規制団体のおかげもあり、ホワイトリストなる不思議なやり方によって、上場できる銘柄が限られています。
このため、勢いのある強い銘柄(EOS、XLM、IOTA)や、匿名通貨勢(Zcash、DASH、Monero)が全く取引できないという状態になっています。(※匿名通貨に至ってはわざわざ排除するしているほど)
これは逆に言えば日本人の参加者が増える展開になれば、上がってくる通貨が分かりやすい、という事です。
その中でも、特に日本人の間で人気が高く、上がりやすいのがモナコインということになります( XEMやリップルも日本人人気高いですが、両者は発行枚数が多すぎ)。
仮想通貨は本格的に回復基調に入ったといえる段階に来ているので、今後モナコインが新高値を更新するかどうかも含めて、楽しみに見ていきたいと思います。
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