四季報2019春号全部読む! 第34回 マネックス仮想通貨上昇への期待マックス!

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え!?もう5月終わるの?そんな四季報2019春号全部読む!前回は1617~1666P(8281 ゼビオHLDGS ~ 8593 三菱UFJリース)を見ていきました。(前回記事:第33回 銀行株の配当リターンは定期預金のていき(敵)じゃない!

今回は1667~1716P(8594 中道リース ~ 8931 和田興産)を見ていきます。

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8594 中道リース ~ 8931 和田興産(1667~1716P)

8595 ジャフコ →前号並み 市況関連株【証券・商品先物】

ベンチャーキャピタル最大手。国内IPOがずれ、業績の足を引っ張る。今季(20.3月期)は未上場投資先のM&Aなどで投資回収。株価緩やかに上昇だが、連休後は大きく下げてしまった。

 

8698 マネックスG →前号並み 市況関連株【証券・商品先物】

ネット証券大手。株式手数料は減少。また、昨年傘下に収めたコインチェックはまだまだ赤字が重い。しかし、このところ仮想通貨市況が大きく回復。コインチェックへの新規口座開設者増加しているという話もあり、今後大きく業績に寄与するかも・・・。ただしマネックスG本体の株価には全然跳ね返っていない。まだまだこれから!

8848 レオパレス21 ↑前号比増額 業績回復株【不動産】

施工物件の大部分が耐火性能不足あり。住人への転居あっせんなど大混乱で、株価は一気に半分以下に・・・。業績への打撃大きく、特損430億円で無配転落。ただし、株価は連休前を大底に5月以降大幅回復。なんだか仕手株のような動き。

8871 ゴールドクレスト →前号並み 資産株【不動産】

マンション開発・分譲会社。東京都中央区のマンション用地を売却したところ42億円というとんでもない価格で売れ、四季報コメントは【降って湧いた】とという珍しいものに。5/9発表の決算以降大きく株価上昇中。

 

各業界の平成30年間を振り返る【証券・大手不動産 編】

大手証券会社(野村HLDGS・大和G)の平成を振り返る

平成初期、証券大手といえば野村・大和・日興・そして今は亡き山一を指しました。しかし平成9(1997)年の山一証券の破綻とその後の金融制度の緩和(ビッグバン)によりその均衡は大きく崩れ、今やネット証券らに押され、彼らに昔日の勢いは全くありません。

2社の株価を比較すると、いずれも平成の30年間で8~9割の時価総額を失ってしまっています。彼らの時計は、平成元年から全く止まって、進まなくなったかのようです。

 

不動産大手(野村HLDGS・大和G)を振り返る

このところ不動産業界はやれバブルのころの地価を超えたの、タワマン続々作るのと非常に景気の良い感じですが、足元ではタワーマンションの売り出し、売れ行きが低調だという不安なニュースも・・・。

大手三社を比べてみると、なぜか住友不動産が一人勝ちといった状況です。30年間での株価上昇率は177%ととても高いです。ただし下落も大きく、90年代は逆に一人負けという状況でした。投資は慎重に・・・。

 

まとめ

今回は1667~1716P(8594 中道リース ~ 8931 和田興産)を見ていきました。今のところは不動産を始めとしてすごく景気の良い印象ですが、今後は不安・・・。

次回は、1667~1716P(8934 サンフロンティア不動産 ~ 9265 ヤマシタヘルスケアHLDGSです。陸海空運、卸売などの業界です。

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~今号ここまでのまとめ~

第33回 銀行株の配当リターンは定期預金のていき(敵)じゃない!
第32回 ゴールドウィンは欧米進出がゴールでWIN?
第31回 すてきナイスは粉飾決算の疑いを捨てきれ無いス・・・?
第30回 ヤマハの株価の山はいつまで?
第29回 島津製作所最高益達成し、まずまずの株価?
第28回 ゼンショーHLDGS拡大でライバルに全勝?
第27回 アルヒ突然不正発覚・・・?
第26回 三菱重工社長交代でビシビシ改革へ?
第25回 ソニーの株価は平成最高値まで戻せソニーない?
第24回 富士通凋落は投資家に対する不実

四季報2019 春号全部読む!第21回~第30回まとめ
四季報2019 春号全部読む!第11回~第20回まとめ

四季報2019 春号全部読む!第1回~第10回まとめ

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