このところビットコインなど仮想通貨の値動きが面白いことになってますが、こちらも熱いです!
今日4/24上場のハウテレビジョンは、買いが殺到して初値がつかないまま、2,783円の買い気配で本日の取引を終えました。
ハウテレビジョンとは?
ハウテレビジョンは、ハイクラス学生(意欲、意識の高い学生)向けの外資就活サイト「外資就活ドットコム」を運営する企業で、2010年に創業した非常に若い企業です。
ハイクラスを謳うだけあり、登録しているのは東京大学、旧帝大、早慶上智などの難関大学の学生が中心で、特に東京大学には、この春就職した学生の7割以上がこのサイトに登録しています。
また、従来型の就活情報サイトとの大きな違いは、就職後もさらにLiigaという別サイトに移行して、転職やスキルアップなど、継続的なキャリアアップの支援を行っていることでしょう。この上位版ともいうべきLiigaは2017年にリリースされたばかりと非常に新しいサービスですが、早くも投資回収フェーズに入り、利益に貢献しています。
上場と同日発表の2019.1月期決算は売上高658百万(前年比68%↑)、営業利益72百万(前年比511%↑)と急速に成長しています。なお、来期(2020.1月期)の業績見通しは、売上高824百万円(今期比25.3%↑)、営業利益100百万(今期比38.8%↑)と力強い成長が予想されています。
市場の評価は?
今回募集されるのは同社発行済み株式数1,220,000株のうち、約1/4にあたる316,000株。公募価格が1,210円ですから、3.8億円という規模の売り出しになります。マザーズ上場企業の中でも特に小さい規模であることから、上場初日では売り買いのバランスが取れず、初値が付かないまま取引を終えました。
明日以降はおなじみ即金規制となりますから、現金余力のみ、指値注文のみでの取引になり、市場参加者が限定されるために、買い注文が整理され、おそらく初値が付くこととなるでしょう。
2019年これまでの即金規制銘柄の動き
今年はここまで7社がハウテレビジョンと同様に即金規制の対象となっていますが、gooddaysホールディングスと、Welby以外は、初値で買って翌朝寄り付きで売れば、結構利益を出せることが分かります。
直近でも今月8日上場のヴィッツは、約2割近い利益を得ることができています。果たして明日ハウテレビジョンは、どのような値動きとなるでしょうか?注目です!
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