朝夕の寒暖差が酷い・・・。そんな四季報2019春号全部読む!前回は267~316P(2588 プレミアムウォーターホールディングス~2813 和弘食品)を見ていきました。(前回記事:第6回 くらコーポレーションはバカッターの対策をちゃんと図ったー?)
東証の再編計画、ここにきて具体的になってきましたね。確かに東証一部の上場基準緩すぎですからね。この辺でびしっと占めて、株主価値を上げる気のない企業にはさっさと退場してもらわないと!
さて今回は317~366P(2814 佐藤食品工業~3088 マツモトキヨシホールディングス)を見ていきます。食料品や小売、卸売業が中心ですね。
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~今号ここまでのまとめ~
第6回 くらコーポレーションはバカッターの対策をちゃんと図ったー?
第5回 ツヴァイ株はいつ売却?2月がベスト!
第4回 液体ミルクで時短して、もっとゆっくり子供を見るく?
第3回 日東富士製粉が買収で「倍」収!?
第2回 刀剣女子が東建コーポレーションに殺到!?
第1回 情報・通信業のじょうほう(上方)修正目立つ
ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)
・「新分野」「新境地」など、大きく生まれ変わる気配のある企業
・新興企業であれば、20%以上の増収、10%以上の営業利益率を数年続けられる企業
・サブスクリプションなど安定した収益モデルを持つ企業
・その他時事ネタ株
・好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。特に気になった点は太字で。
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2814 佐藤食品工業~3088 マツモトキヨシホールディングス(317~366Pまで)
2897 日清食品ホールディングス【食料品】 →前号並み 市況関連株 即席ラーメンでおなじみ。カップ麺はシェア5割。袋麺も。会計ルールの変更で売上高が700億円以上減少。また、値上げ効果で増益。庶民の味方カップヌードルなどの即席めんもついに4~8%値上げ・・・。今のうちに買いだめを!!
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2914 JT【食料品】→前号並み 低成長株 煙草を中心に食品、薬品も展開する。煙草は海外企業を続々傘下に収め、拡大中。普及の進む加熱式たばこは新製品が2品登場。一方、カナダで「健康へのリスク説明が不十分」という理由で集団訴訟となり、カナダ子会社へ1480億円の支払い命令。さすがに上告へ。配当落ち日に配当の話すんのもどうかと思うが、高利回りで配当目当てで買うにはもってこいの株。明日以降株価は下がると思うので、そこで買って1年ホールドすれば・・・。
2930 北の達人コーポレーション【食料品】↓前号比減額 急成長株 健康食品、化粧品中心のネット通販会社。最高益を連続達成。人員を増加してさらに規模拡大へ。売上高、利益とも向こう2年で倍増予想。ただし株価は底値を探る展開。
3046 ジンズ【小売業】→前号並み 優良株 眼鏡のジンズを展開。その他ファッション雑貨なども行っている。店舗の純増数は30(前期26)と勢いを増している。海外も順調で、営業益は続伸し、増配予想。最近ではキャッシュレス決済への対応を進めている。株価は1月に底値を付けてから上昇中。
3053 ペッパーフードサービス【小売業】↑前号比増額 市況関連株 ペッパーランチ、いきなりステーキでおなじみの同社。特にいきなりステーキは破竹の勢い・・・だったのだが、ちょっとやりすぎ感あり。アメリカ進出も失敗し、株価は下落一方。既存店は落ち込み、新店は既存店と食い合いに。我が裏日本にも出店しているが、当初の物珍しさはすっかり薄れており、平日夜ならすんなり入店できる。
3064 MonotaRO 【小売業】→前号並み 優良株 工場・工事用資材のネット通販。アメリカ同業の子会社。売上、営業利益はずっと高成長が続く超優良企業。敗北を知りたい(笑)といった感じではないだろうか。さらにテレビCMの放映も行い知名度向上に努める。また、自社株買いによる株主還元を発表したことで、株価は続伸中。
3085 アークランドサービスホールディングス【小売業】→前号並み 優良株 かつ丼専門店の「かつや」を展開。新たにから揚げも育成中。店舗は順調に増加中で、営業増益、最高益達成。さらに、注文から5分以内での提供を徹底するなど、回転の速さにこだわる姿勢で客数増を狙う。このところはレンジ相場が続いている。
まとめ
今回は、食品、小売業界を中心に見てきました。この辺りは、よくいくチェーン店の運営企業など、親しみやすい企業が多いので、四季報コメントをみてもイメージがしやすいですね・・・。
次回は、367~416P(3089 テクノアルファ~3248 アールエイジ)を見ていきます。卸売業や不動産業など、今回とはまたガラッと趣を異にする企業ばかりですね。それでは~。(次回:第8回 ZOZO株安に社長に株主ゾゾー・・・)
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