本日(3/13)上場となったサーバーワークス(銘柄コード:4434)ですが、やはり初日には値が付かず、明日以降に持ち越しとなりました。
後場終了時点での板はこのような状態となりました。
公開価格の4780円を大きく上回って、11,000円に買いが68万株。これに対する売りが11万株と大きく差が開いてしまっています。
明日は即金規制のため、現金注文かつ指値注文しか入れることができません。また、規制の影響で値幅がさらに拡大し、2750円~44,000円というとんでもない幅になっています。
サーバーワークスの会社概要
サーバーワークスは、顧客のクラウド基盤環境の構築を行っている会社で、Amazonのクラウドサービス、AWSを利用した環境の提供を行っています。創業は2000年で、現在の業態であるクラウドサービスの提供を開始したのが、2009年頃からということになります。
上場と同時に発表した2019年第3四半期終了時点での売上高は約30億円、営業利益は約2億円となっており、既に前期の通期業績(売上約30億、営利約0.5億)に迫る数字まで来ています。
また、2019年2月期通期の業績予想は、売上高44.3億円、営業利益2.6億円と、前年より約45%の増収、約400%の増益となっています。
来期以降も大きな伸びが予想されており、2020年2月期の売上高予想は約65億円、営業利益は約3.7億円といずれも非常に大きな伸びが予想されています。
明日以降の値動きは?
明日は即金規制により買い注文が制限されるため、おそらく初値が付くものと思われます。仮に明日売買が成立すれば、翌営業日以降は規制は撤廃されるため、買い圧力が強まりさらに値上がる可能性もあります。
今後も3/15のカオナビ、3/19のミンカブなど注目IPOが続きます。即金規制になった場合は、営業日の関係上、資金が足りない・・・などという事が無いように、落ち着いた資金管理を行ってください。
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