四季報2019新春号全部読む!今回からようやく本編入りです。さっそく1301 極洋からスタートなんですが、前回の反省(のべつ幕なしに取り上げすぎ・・・)を生かして、もう少し銘柄数を絞って見ていきたいと思います。
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~ここまでのまとめ~
第2回「営業利益10倍企業を探せ!~巻頭特集から~」
第1回「製鋼企業の成功遠のく・・・~業界展望から~」
~四季報2018秋号全部読む!~
第41~50回まとめ 第51~57回まとめ
第21~30回まとめ 第31~40回まとめ
第11~20回まとめ 第1~10回まとめ
新ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)
・前号から業績予測が大幅増額または大幅減額となっている
・財務が堅実であること(自己資本比率50%以上、ネットキャッシュ豊富)
・営業利益率が同業他社と比べて高い(できれば10%以上、卓越度が高ければ10%未満でもよい)
・売上高成長率が高く、かつ営業利益の伸びを伴っている
・業務内容などに何らかの個性が感じられる(業界初、唯一の企業)
・その他時事ネタ
特に気になる企業は文字を赤くします。また、企業の特徴に応じて急成長株、市況関連株などの分類を行っていきます。
また、好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。強い材料あれば太字にします。
1301 極洋 ~ 1384 ホクリョウ【水産・農林など】
1379 ホクト 市況関連株 ♪キノコノコノコ元気の子♪でおなじみブナシメジ、マイタケなどのキノコ最大手。前号から大幅増額となっている。原因としては、夏場の猛暑で野菜価格が高騰。これによりキノコの価格が上昇した。配当利回り3%近い。
1400 ルーデン・HLDGS ~ 1449 FUJIジャパン【建設など】
前回取り上げた1400 ルーデン・ホールディングスは外注費のために営業利益が「大幅減額」。
1419 タマホーム 市況関連株 前号から大幅増額。不動産売却が想定以上の売上となったことが原因。会社予想の最終利益24億円に対し、四季報予想は40億円。一方で、3~4000万円の高級路線住宅は不評。配当利回りは4%超えで、優待もあり、かなり株主還元は手厚い。
1431 Lib Work 市況関連株 九州地盤の住宅メーカー。熊本地震からの復興需要が強い。この地震後、熊本県内では平屋を建てる動きが広がっているとのこと。売上高は震災前後で2倍以上、利益は10倍以上に伸びている。
1491 中外鉱業 ~ 1663 K&Oエナジーグループ【鉱業など】
1518 三井松島HLDGS 市況関連株 前号から大幅増額。石炭は生産量増加に加えて単価高で利益を拡大させている。営業利益は前期のなんと3倍へ!ただ、長期的には石炭生産からの完全撤退を表明しており、そこに向けた投資を続けている。
1711 省電舎HD~ 1799 第一建設工業 【建設】
配当ザクザク建設株
配当利回りの高い株の多い、建設系企業。予想配当利回りが3%以上の企業を並べてみました。
1719 安藤ハザマ、1734 北弘電社、1737 三井金属エンジニアリング、1764 工藤建設、1770 藤田エンジニアリング、1775 富士古河E&C、1782 常磐開発、1787 ナカボーテック、1795 マサル、1798 守谷商会
中でも、工藤建設の利回りは5%に近い。また、守谷商会はネットキャッシュ約60億円と、時価総額を上回っている。第一建設工業は好財務で、ネットキャッシュが200億円以上となっている。
1721 コムシスHLDGS 市況関連株 電気通信工事の最大手。NTT系が中心。この10月に同業3社を合併。さらなる拡大路線へ。売上利益とも堅実成長。11月に修正された通期予想では、大幅な増収増益となった。また、自己株買いも順調に進んでいる。
このほか気になった企業を簡単に・・・
1768 ソネック・・・無借金で現金が47億円ある。業績は順調。
1776 三井住建道路・・・こちらも有利子負債ゼロと好財務。ネットキャッシュ76億円。
1780 ヤマウラ・・・売電事業参入し、小水力発電拡大へ。
まとめ
今回は食品、建設系の企業を見てきました。建設業界は前号に比べて業績予想がかなり下方修正されており、厳しい企業が多いのか株価が不調で、その分だけ配当利回りが高くなりがちです。大きくて安全なところを一社選んで、株価の上昇を期待しつつ持ってみてもいいかもしれません。
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