四季報2018秋号全部読む!中間選挙が終わり、市場は再びリスクオン!ようやく地合いがよくなってきましたねー。さて、今回からは再びモノづくり、機械系企業に戻ります。6101 ツガミからスタートです。
記事の更新ペースが遅くて、このままじゃ次号出ちゃうよと、そう思う方は↓のリンクから四季報秋号をチェックして自分だけの企業を探してみてください。
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~ここまでの投稿~
第21~30回まとめ
第11~20回まとめ 第1~10回まとめ
番外編①「あの不動産企業は今」
番外編②「ピーター・リンチの株式分類法とは?(前編)」 ③「同(後編)」
ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)
・同業他社と比較してPER、PBRが低いこと
・財務が堅実であること(自己資本比率50%以上、ネットキャッシュ豊富)
・営業利益率が同業他社と比べて高い(できれば10%以上)
・売上高成長率が高く、かつ営業利益の伸びを伴っている
・業務内容などに何らかの個性が感じられる(業界初、唯一の企業)
・その他時事ネタ
あと、業界のベンチマークとして、大手企業を見ることがあります。
特に気になる企業は文字を赤くします。また、企業の特徴に応じて急成長株、市況関連株などの分類を行っていきます。
また、好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。強い材料あれば太字にします。
6101 ツガミ ~ 6150 タケダ機械【機械】
機械系企業は、営業利益率が高い企業ばかりです。基本的には10%以上あれば十分なんですが、このあたりは10%以上の会社がザラにあってびっくり。
6101 ツガミ 市況関連株 小型自動旋盤の首位企業。海外売上比率が8割近くで、中国ほか新興国につよい。営業利益率は12.7%とこれでも機械系企業の中でも低いぐらい。株価は2018年以降全くダメ。業績的には10/15に通期業績予想を上方修正するなど好調なのだが。
6103 オークマ 市況関連株 東海地方拠点の工作機械大手。マシニングセンターがトップクラス。マシニングセンタというのは、自動で工具を交換して穴あけ、削りなどの加工を全部やってくれる機械のこと。
説明動画はこちら。
先日少しだけ増配(120⇒125円)が発表されたが、この程度の増配ではあまり大きな上昇にはならなかったようだ。
6113 アマダHLDG 市況関連株 金属加工機械国内首位クラス。株主還元を重視しており、配当性向は約5割と高い。このため配当利回りは3.7%となっている。ここも2018年以降は下げるばかり・・・。
6118 アイダエンジニアリング 市況関連株 プレス機で世界トップクラス。ここは営業利益率はちょっと低くて8.5%。配当利回りが3%とこちらも高い。なんどか週足で大きな陽線がつくが、そのたびに全戻しされており、まだ下げ止まっていない様子。
6134 FUJI 市況関連株 電子部品の自動装着装置でトップ。営業利益率が20%近く。今日11/8発表されたばかりの中間決算は、あまりいい内容ではなく、通期業績予想も下方修正になってしまっている。今日の後場終了後のため、株価への影響はまだわからないが、おそらく下げるのでは。ここも配当利回りは3%を超えている。
6136 OSG 市況関連株 精密切開工具大手。自動車向け比率が高い。営業利益率は15.9%。ここも海外に強く、中国、アメリカ、欧州などまんべんなく好調。国内や台湾にある工場の整備に500億円投資と、勝負に出ている。株価は年末年始に3000円近くまでいった以外、ここ2年ぐらい2000円台前半でずーっとレンジ。
6143 ソディック 市況関連株 放電加工機で世界トップクラス。設備投資の償却が大きく、採算に悪影響。その設備の一つが最新鋭の3Dプリンタで、横浜の本社研究センターに導入された。株価は2年間かけて山を登って降りた形になっている。
6145 日特エンジニアリング 市況関連株 コイル用自動巻き線機最大手・・・ちょっと調べましたが、何のことかようわかりませんwとにかくコイルを自動で巻いてくれる機械です。営業利益率は19.3月期予想で15%と高い。年末以降、長崎、福島の工場を大拡張。欧州の企業とEVモーターの開発中。吉と出るか凶と出るか・・・。株価はやっぱり昨年末をピークにだらだら下り坂。下げ止まるのはいつのことか。
6146 ディスコ 市況関連株 半導体、電子部品向けの装置で世界トップ企業。売上高の8割が海外。ここは営業利益率が30%ととんでもない水準。ここは一株18000円台なので、一売買単位買うには180万円必要。株価はやっぱり下落中。PERは10倍台なので、決して割高ではない。業績予想は前期を下回る予想。
時間がないので、ここで一旦切ります。次回は6151 日東工器からスタートです。
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