四季報全部読む!2018年秋号編も第30回までを終えましたが、正直あとひと月で終わる自信がないです。このところ疲れていて、記事書いている途中にねむくなったりとか結構あり、思うに任せません・・・。
第1回~第10回までのまとめはこちら、第11回~第20回までのまとめはこちらとなってます。
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それでは21回から見ていきましょう。このころから徐々に株式市場が軟調となり、下落基調となる銘柄が増えていき、業績は好調なのに株価は低迷・・・という株ばかりになっていきます。
第21回「切れるな伸びろ!ゴム企業」
【チェック範囲】5002 昭和シェル石油~ 5199 不二ラテックス
【コメント】この回では石油元売りと、ゴム業界を見てきました。このあたりはあまり好きな企業がなく、あまりにネタがないので、タイヤ大手四社とコンドーム大手三社を並べたりしてたw
第22回「激熱カーボン企業!」
【チェック範囲】5201 AGC~ 5310 東洋炭素
【コメント】ガラス・土石製品系の企業中心に。AGCが意外にも5G関連銘柄になっていたことに驚き。製鉄に必要な電炉に使う黒鉛電極を作るカーボン系企業がいずれも絶好調で、特に東海カーボンはテンバガーを達成している。
第23回「セラミックセラミック」
【チェック範囲】5331 ノリタケカンパニーリミテッド ~ 5355 日本ルツボ
【コメント】フルマラソン出場を控えての短縮版。いずれの企業も10月以降の下落基調に巻き込まれてしまっている。特筆すべき企業はなし。
第24回「ベントナイトって何かゲームに出てきそうな」
【チェック範囲】5356 美濃窯業 ~ 5395 理研コランダム
【コメント】美濃窯業は、紹介時点で崩れかけていたチャートの形が戻りつつある。本格的な上昇トレンドに戻れるか。その他フジミインコーポレーテッド、クニミネ工業に注目。
第25回「溶かして固めてくっつけて」
【チェック範囲】5401 新日鉄住金 ~ 5565 新日本電工
【コメント】鉄鋼系企業をまとめた回。鉄鋼は原料、燃料、設備などコストが大きいので、なかなか営業利益率が上がらない業種。丸一鋼管が株主価値向上に積極的で、財務もよい。ちょっと不祥事で値を下げているが、淀川製鋼所もよい。
第26回「UACJってアメリカの大学かな?」
【チェック範囲】5602 栗本鐵工所 ~ 5781 東邦金属
【コメント】一番良い評価をしたのは日本製鋼所。このところ下げ止まりの動きがみられる。また、日軽金HLDGは「当面下がることが確定」と書いたが、その後上昇しており、我が社のアナリスト(お前じゃい!)の分析のへっぽこさが光っている。
第27回「タコ配?いきなり配当2倍企業!」
【チェック範囲】5801 古河電気工業 ~ 5857 アサヒHLDG
【コメント】企業の選定に苦慮したが、アサヒホールディングスが配当性向の大幅な引き上げを行ったことに注目した。現在も配当利回りは5%を超えており、配当目当てで資金の流入があってもいいと思うのだが。
第28回「ここらで上げてもいいコロナ」
【チェック範囲】5900 ダイケン ~ 5949 ユニプレス
【コメント】この辺りはなぜか資産株だらけ。土地、株などたっぷりもってる東洋製罐HLDGに注目。また、リンナイも非常にキャッシュが多く、好財務。タイトルにも持ってきたコロナも業績は冴えないが、財務よし。
第29回「落ち切った後は上がるだけ」
【チェック範囲】5950 日本パワーステアリング ~ 6023 ダイハツディーゼル
【コメント】業績回復株として、東洋刃物に注目。リーマン、東日本と二つの苦境をようやく脱しつつある。業績予想も上方修正され、ますます勢いに乗れるか。また、11/5に決算が発表された三浦工業は、業績予想が上方修正だったもののあまり反応はよくなかった。
【チェック範囲】6025 日本PCサービス ~ 6099 エラン
【コメント】久々に成長企業の集まるところに帰ってきた感じ。特に注目した企業はGunosyと、イーガーディアン。成長率が高く、業務内容が市況に左右されにくい。また、時価総額がまだ低い(Gunosyはちょっと大きいが)という点から、まだ伸びしろがあると思われる。
まとめ
次回以降は機械系企業を見ていきます。今見た限りでは、結構営業利益率が高い、採算の良い企業が多いようです。同じものづくり系でも、原材料を出荷するのと違い、技術による付加価値がつけやすいからでしょうかね。
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