四季報2020 春号全部読む!第31回~第39回まとめ

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次号の四季報は6/26(金)発売予定!結構遅いな・・・。

そんな四季報2020 春号全部読む!は、全39回を終了しました。つい先週まで絶好調だった株式市場は先週末から約1500円も下落。株だけでなく全体的なリスクオフ相場が到来している感じがします。それでは、第31~39回までのまとめをしていきます。

四季報2020 春号全部読む!第1回~第10回まとめ
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四季報2020 春号全部読む!第21回~第30回まとめ

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裏日本インデックス 四季報2020 新春号版

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第31回~第39回の振り返り

第31回 住友商事はインドのローカル5Gで儲かる?

今回のチェック範囲:1520~1569P(7872 エステール ~ 8014 蝶理)
今回の注目企業:7974 任天堂

大手商社やその他製品企業が中心となったこの回。7974 任天堂は長引く自粛期間中もSwitchが爆売れ、ソフトも好調で業績を落とすことなく、コロナショックをむしろチャンスに変えているたくましい企業。しかし、投資対象としてみるとあまりに金額が大きく、手が出ないというのが正直なところ・・・。

 

第32回 モスバーガーは海老天マヨバーガーが人気回復の”エビテン”スとなるか?

今回のチェック範囲:1570~1619P(8015 豊田通商 ~ 8158 ソーダニッカ)
今回の注目企業:8113 ユニ・チャーム

商社、生活系企業が中心の回でした。注目は不景気に強い生活系銘柄の8113 ユニ・チャーム。コロナショックにも強く、株価は堅調。ここ数日の下落にもほとんど巻き込まれていない。8111 ゴールドウィン はこれまで好調が長く続いていたが、コロナウイルス流行の影響をもろに受け、今期の予想はなんと71%の減益。これでは手が出せない。

 

第33回 大塚家具はヤマダ電機傘下入りも安堵はや~まだできん

今回のチェック範囲:1620~1669P(8159 立花エレテック ~ 8379 広島銀行)
今回の注目企業:特になし

小売企業や銀行など、特にまとまりのない第33回。ネタ枠として毎度取り上げている8186 大塚家具。昨年ヤマダ電機の傘下入りを決め、どうにか首の皮一枚でつながった感があるものの、再び株価は下げつつあり、元の木阿弥状態に。根本的な復活がなくては、昔日の栄光は戻らない。8267 イオンは生活関連銘柄だが、今期の営業利益が-65%と大幅減予想。思ったほど安定性がない。

 

第34回 MS&ADホールディングスは空飛ぶ車の時代がくるまでサービス開発中

今回のチェック範囲:1670~1719P(8381 山陰合同銀行 ~ 8795 T&Dホールディングス)
今回の注目企業:8698 マネックスG

地銀など金融系企業中心のこの回。各県地銀の厳しさと、その地銀との提携を進めるSBIホールディングスが目立つだけの回。8698 マネックスGは傘下のコインチェックが黒字転換。また、アクティビストファンドも立ち上げるなど、新しい動きが目立つ。

 

第35回 リログループは業績悪化を理路整然と回避できそう?

今回のチェック範囲:1670~1719P(8798 アドバンスクリエイト ~ 9057 遠州トラック)
今回の注目企業:特になし

この回は陸運、鉄道などのインフラ業界が中心でした。これまで私はJR東海JR東日本を注目企業としてきましたが、コロナウイルスの流行を機に、おそらく県をまたぐ形での出張が不可逆的に減少し、そのスピードは観光客の増加よりも早いと判断(要するに今度鉄道を使う人は減るということ)したため、注目銘柄からは外すことにしました。

 

第36回 ラーメン企業ギフトの決戦、いや決算は金曜日!

今回のチェック範囲:1770~1819P(9058 トランコム ~ 9377 エージーピー)
今回の注目企業:9279 ギフト

小売業などの中心の回。唯一取り上げたのがラーメンチェーン店の9279 ギフト。決戦いや決算は6/12発表。さすがにコロナウイルスには外食系企業は非常に弱い。売上高の成長自体は20%と高いので、今後の業績推移に期待。

 

第37回 メタウォーターが水道事業を落札するのは楽さ?

今回のチェック範囲:1820~1869P(9380 東海運 ~ 9643 中日本興業)
今回の注目企業:9432 日本電信電話、9551 メタウォーター

情報・通信系が中心の回。堅実な大企業ということで、9432 日本電信電話をチェック。傘下のドコモは調子が悪いが実質増配発表とやっぱり堅実。配当利回り4%と高い。9551 メタウォーターはこんな状況なのに業績株価とも好調。こんな株は今どき珍しい。

 

第38回 ムサシはLIXILビバ買収でビバ拡大!

今回のチェック範囲:1870~1919P(9644 タナベ経営 ~ 9843 ニトリHLDGS)
今回の注目企業:9842 アークランドサカモト,9843 ニトリHLDGS

生活に密着した小売業に注目したこの回。ホームセンタームサシや、かつやの運営企業を傘下に収める9842 アークランドサカモトはまさに今日決算発表。コロナウイルスも何のそのの好業績を収め、全体が下げている中でも好調な株価推移が期待できそう。また、9843 ニトリHLDGSも非常に不安定な動きではあるものの上げてはおり、こちらも期待できそう。ただちょっと上がりすぎかな。

 

第39回(終) ソフトバンクまたも資金調達。孫さんまた損する気・・・?

今回のチェック範囲:1920~1958P(9845 パーカーコーポレーション ~ 9997 ベルーナ)
今回の注目企業:9983 ファーストリテイリング

この回も小売業など生活に密着した企業が多い回。当然この回の注目は9983 ファーストリテイリングなんだけども、あまりにも株価が高すぎ、SBIネオモバイルで1株だけ買おうと思っても64000円もしてしまう・・・ちょっと手が出ない。9984 ソフトバンクグループ孫さん懲りないなあという感じ(笑)。

 

安宅和人さんのシン・ニホン[amazonjs asin=”4910063048″ locale=”JP” title=”シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)”]ぜひ読んでみてください!

まとめ

これで、今号のまとめはおしまいという事になります。以前の記事でも少し書きましたが、次号の発売まで結構間が開いてしまいましたので、ちょっと次号以降の四季報時期の書き方をもっと見直して、注目企業に一社一社丁寧に迫れるようにしていきたいと思います。

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