びっくり!株もビットコインも真っ赤っ赤!コロナウイルスが殺すのは投資家か?

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日経平均は1000円下落、ビットコインは10万円下落・・・そして原油も

日経平均は真っ逆さま、夜間も下げ止まらないまま

週明け9日の日経平均は、コロナウイルスの感染拡大というより、それによる実体経済の悪化を嫌気したか、大きく下げてしまいました。寄り付きからするすると下げて、前場終了時点で1200円安。まるで地獄のような相場です。

後場はやや戻しましたが、それでも1000円幅の下落のままで、結局先週金曜日の終値から1050円安19698円まで下げ、ついに2万円を切ってしまいました。

市場クローズ後は非常に不安定な動きとなり、一時夕方にかけて戻しましたが、そこからまたずるずる下落。22時現在で18700円台と、今日の終値からさらに1000円幅下げてしまっており、もはや歯止めが効かない状況になっています。ここからニューヨークの市場がスタートしますが、一体どこまでいくのでしょうか・・・。

ダウ平均に至っては取引停止(サーキットブレイク)

そして夜、日経平均の酷い推移を受けてスタートしたニューヨークのダウ平均はといえば、一時前日比2,000ドル以上の下げとなり、取引停止(サーキットブレイク)の措置が取られるなど大変混乱しています。

 

株との逆相関はどこへやら、ビットコインも急降下

こちらも酷いチャートです。8日からの2日間で、約16万円もの下落幅。今年に入ってからの上昇をすっかり消してしまいました。この記事を書いている間も下落は止まりません・・・。

これは本格的に全部ポジションを捨てるしかないかもしれません・・・。

原油までもが大暴落、金は無風

あまりこのブログでは扱いませんが、商品市場も酷いことになっているので取り上げたいと思います。東京原油市場は、産油国間の生産調整がうまくいかなかったことから今日大幅に下落。史上最大の下落幅となりました。

東京原油が暴落、過去最大下げ幅(共同通信社)

一方金はほとんど値動きなし。やっぱり有事の金!という事なんでしょうかね。

 

思い出す2018年の冬・・・ナンピン・買い増しはちょっと待って!!

今回の下落相場を見て、チャンス!とばかりに、株やビットコイン、その他の資産クラスをナンピン・買い増しを検討している人は多いと思います。ウォーレン・バフェットも、下落相場はチャンスだといっていますしね。でも・・・

その買い増しちょっと待った!

私がここ最近のひどい値動きを見て思い出すのは、2018年の仮想通貨市場のことです。

あの時は17年末からビットコインが下げはじめ、遅れて天井を付けたアルトコインも1月中旬から下落。そこにあのコインチェック事件が発生し、価格はさらに大きく下げていきます。

しかし事件自体は結構短期間で収束を見ています。発生から2か月後の2018年3月には、全額とはいきませんが被害額の大部分が投資家に補償されていますし、コインチェックがマネックスグループの傘下に入って、経営体制を根本的に見直すという発表もなされました。

もし2018年当時の下落がコインチェック事件を原因としたものであれば、事件の収束が(不完全でも)なされた時点で、市場は値を戻すはずです。

しかしそうはなりませんでした。

その後も仮想通貨は、一時的な上昇はあったものの、基本的には下落トレンドを打ち破れないまま、2020年現在までずーっと進んでいきました。

仮想通貨の投資家には経験の浅い人が多く、下落のたびに、チャンスとばかりに買い増しをし、結果的に多くの資金を失ってしまったり、塩漬けにして忘れたふりをして、2年経ってしまったという人が結構いるというのが現実でしょう。

今回の全世界的暴落相場も、まさにあの2018年の仮想通貨の悲劇の再現ではないかと思っています。

 

ショートポジション握るか、ヘッジするか、キャッシュを増やすか

私はこのところ、あまりにも自分の取引が下手すぎることに嫌気がさしており、最近は2銘柄間の値動きの差に着目した鞘取りや、日経平均のダブルインバースETFなどを中心に運用しています。

急成長株も好きですが、こういった下落相場にはあまりに無力で、当面はウォッチするだけとして、あまり大きな金額を突っ込むことはよそうと思います。

とにかく、この状況での安易なナンピン、買い増しは厳に慎むべきです。

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