GMOコインの調査結果を受けてリップルを一旦手放そうかなと思った話

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※四季報春号はなかなか読み進まず難航しています(笑)集中力が続かなくて・・・。

本日暗号資産交換所のGMOコインから、興味深いリサーチ結果が公表されました。

一つの取引所が、そのユーザーに対してここまで大規模なアンケート調査を実施するということはこれまでになく、2019年春現在の暗号通貨投資家のリアルな姿が、この調査を通して見えてきます。

これによりますと、「仮想通貨(暗号資産)の将来に期待していますか?」という問いには、7割以上の投資家が「強く期待している」または「やや期待している」と回答しています。

そりゃ当然ですよね・・・。

そして、GMOコインのユーザーが最も値上がりを期待する通貨を一つだけ選択するという問いには、なんと過半数(53%)がリップルと回答しています。そしてほとんど(7割以上)は、長期投資(おそらく塩漬け)だと回答しています。

※イメージ画像です。

また、彼らが暗号資産投資を始めたのは、53%が2018年で、2019年参入組も約2割を占めました。いわゆる前回バブル前から暗号資産に注目していた「古参組」はわずかに6%という結果です。また、投資経験についても、暗号資産以外に投資したことがないという人が4割と最も多くなりました。

これらを総合すると、「他の資産への投資経験がない」うえに「暗号資産自体への投資経験も浅い」人たちが、リップル「長期投資≒塩漬け」で買っているという事になります。

今回のアンケート調査結果を受けて、私は3月以降厚めに持っていたリップルを、一旦減らすことに決めました。

 

そもそも当ブログの名前にもなっている「裏日本」というのは、私の住む地域のかつての蔑称であるのと同時に「人のゆく裏に道あり花の山」という投資格言に由来しています。

つまり、他人より早く、他人が目を付けないところに注目し、投資してリターンを得ていこうよ!というのが「社是」なわけです。それが2013~14年のビットコインであり、2017~18年のモナコインであったわけです。

ですから、今回の調査にもある通り、人より遅く目を付けるような、しかも他の資産クラスへの投資経験もないような人たちが好むようなものを買うのは、はっきりいって私のポリシーに反しますし、現にリップルはこの春以降の暗号資産全体の回復傾向にも無反応です。

リップルのやり方自体は優れていると思いますし、金融庁も「分裂を繰り返す不安定な暗号資産には問題がある」としているとおり、ビットコインやその他分裂通貨には大きな弱点があると思います。

しかし、「靴磨きの少年」達に選ばれるような通貨が上がるとは思えず、今回大部分を手放すことにしました。

とはいえ、次に来る通貨が今の段階からすぐに見抜けるわけもないので、とりあえず目についたものはどんどん買っていくという、2015~16年のあのフットワークの軽さを思い出しつつ、暗号資産投資を進めていきたいと思います。

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