四季報2019新春号全部読む! 第41回 イオンは平穏を捨てグループ再編へ

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大阪はまた選挙か・・・・。そんな四季報2019新春号全部読む!前回は7901 マツモト~8046 丸藤シートパイルまで、精密機械、その他製品企業を中心に見ていきました。(前回記事:第40回 伊藤忠次の時代へ「移動中」

今回は8050 セイコーHLDGSから、小売・卸売業などです。このままでは次号発売に間に合わない!

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間もなく次号発売!
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四季報読者必読の書!

~ここまでのまとめ~
第40回 伊藤忠次の時代へ「移動中」
第39回 キヤノンのカメラがやっぱ好きやのん
第38回 朝日インテック自慢のカテーテルで他社に勝てーてる
第37回 解散風寒(さむ)さしのいでムサシ買え!
第36回 SUBARUの配当スバルしい!
第35回 MRJの開発、無(M)理(R)じゃ(J)ね?
第34回 日本アンテナは急騰後安定(あんてー)な動き!
第33回 キーエンスの社員は定時後もオフィスから消~えんす
第32回 マウスコンピューターは特殊用途PCを発売チュ~
第31回 一部上場でジャパンエレベーターサービス株が上に参ります!

四季報2019新春号全部読む!第1~10回 まとめ
四季報2019新春号全部読む!第11~20回 まとめ
四季報2019新春号全部読む!第21~30回 まとめ
四季報2019新春号全部読む!第31回~第40回まとめ

ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)

・「新分野」「新境地」など、大きく生まれ変わる気配のある企業
・新興企業であれば、20%以上の増収、10%以上の営業利益率を数年続けられる企業
・サブスクリプションなど安定した収益モデルを持つ企業
・その他時事ネタ株
・好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。特に気になった点は太字で。

 

クリック証券は信用取引するならベストだね。

8050 セイコーHLDGS~8298 ファミリー【卸売業/小売業/精密機器など】

8053 住友商事 →前号並み 市況関連株 住友系総合商社。メディア機に強い。業績はメディア、資源とも好調だが、マダガスカル島のニッケルプラントがサイクロンで設備損傷、修理が遅れている模様。配当利回り4%越え。

 

8058 三菱商事 →前号並み 市況関連株 三菱系総合商社。強みは資源、食品、化学など。営業収益14.5兆、営業利益5,900億円という一大グループ。最高益達成もまだまだとばかりに、2022年3月期の営業利益は9,000億円目標。株価は安定上昇中。

 

8084 菱電商事 →前号並み 市況関連株 三菱電機系商社。業績好調で、大幅増配予定。ここは植物栽培プラントが売れており、急拡大中。来年度以降なおも倍増。

 

8111 ゴールドウィン →前号並み 市況関連株 スポーツウェアの中堅企業。連続最高益達成!アウトドア好調、コストも抑制でき利益が拡大した。また、自社ブランドの旗艦店を東京のど真ん中についにオープン!裏日本出身の企業がついにここまできましたか・・・。

8186 大塚家具 →前号並み 業績回復株? お騒がせ親子でおなじみの家具小売店。先日中国のファンドから約38億円の調達を行うニュースが入り、今日明日経営が破綻する可能性は小さくなったものの、依然として黒字が出せる体質には変わっておらず、この資金も早晩底をつく恐れがある。TKPとも提携しているが、本気で救う気はない模様で、相変わらず厳しい。

ここから小売・卸売り業界ほとんど取り上げたい企業が出てこない・・・。かなり飛ばします。

8252 丸井グループ ↑前号比増額 市況関連株 OIOIでおなじみの丸井。小売から徐々に金融へと軸足を移しつつある。その結果採算は徐々に向上している。また、QR決済サービスにも乗り出し、本格的なキャッシュレス時代へと舵を切った。このところ株価不調。どうなるか・・・。

 

8267 イオン →前号並み 市況関連株 国内流通の大手。業績は好調。小売だけでなく、金融、不動産開発も順調。これだけの大手でも競争の厳しさにさらされており、グループ再編や他社との提携などで乗り切る。しかし、これだけの大手でも営業利益率が3%いかないのは本当に苦しい商売なんだなと思う。

まとめ

今回は小売・卸売り業界を中心に見てきましたが、本当に営業利益率が低く、投資すべき会社がないと思います。営業利益率が3%なんて、はっきり言って営業しないで高配当株買った方が、税金差し引いても儲かるわけで・・・。

次回からは金融系銘柄に入っていきます。(次回:第42回 松井証券の高配当を待つ、一生懸命!

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