四季報2019新春号全部読む! 第33回 キーエンスの社員は定時後もオフィスから消~えんす

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昨日は暖かかったなぁ・・・そんな四季報2019新春号全部読む!前回は6584 三桜工業~6750 エレコムまで、機械業界とサービス業界を見てきました。(前回記事:第32回 マウスコンピューターは特殊用途PCを発売チュ~

今回も電気機器の企業です。日本を代表する大手電機メーカーたちはこのところすっかり力を落としてしまっていますが、果たして復活はあるのか!?見ていきます。

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~ここまでのまとめ~
第32回 マウスコンピューターは特殊用途PCを発売チュ~
第31回 一部上場でジャパンエレベーターサービス株が上に参ります!

四季報2019新春号全部読む!第1~10回 まとめ
四季報2019新春号全部読む!第11~20回 まとめ
四季報2019新春号全部読む!第21~30回 まとめ

ピックアップ基準(これらのうち複数を満たす企業を中心にピックアップします)

・「新分野」「新境地」など、大きく生まれ変わる気配のある企業
・新興企業であれば、20%以上の増収、10%以上の営業利益率を数年続けられる企業
・サブスクリプションなど安定した収益モデルを持つ企業
・その他時事ネタ株
・好材料は赤い文字、悪材料は青い文字で書きます。特に気になった点は太字で。

 

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6752 パナソニック~6899 ASTI【電気機器/情報システム】

6754 アンリツ ↑前号比増額 市況関連株 通信系計測器大手。ここは5G関連銘柄。ここまで見てきたモノづくり系企業は、大方2018年は下げっぱなしのチャートだったが、ここだけは上げっぱなし。5G銘柄の主役としての期待感の表れか。株価は実際ここ数年来高値を更新中。

 

さよならパイオニア・・・

6773 パイオニアが3月で上場廃止となる。香港のファンド傘下で立て直しを図るのだが、株主的にはわずか1株66.1円で強制買取という厳しい結果。まあ、紙くずになるよりはましか。

かつて1960年代から80年代にかけ、パイオニア株の売買のみで財を成し、「パイオニ屋」とまで呼ばれた男がいた。彼の名は立花義正。不慮の事故で片足を失い、勤めていた会社を辞め、後がない彼の大逆転のきっかけが、パイオニア株の売買だったのです。

最終的に彼が築いた財産は5億円にも上りました。そんな彼の半生と、パイオニア株で勝利を収めるまでの奮闘記がこちらの本になっています。

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立花さんも草葉の陰で泣いてるよ・・・。

 

6778 アルチザネットワークス 【注目】→前号並み 業績回復株 ここも5G関連銘柄。一見すると三期連続の赤字で「やばい会社」に見えるが、赤字の原因は売上の約半分を5G向けの研究につぎ込んでいること。元々5G研究が本格化する前(2014年頃)の営業利益率は20~30%と、本来は好業績の会社。研究が業績に繋がれば、株価の上昇は大きなものになる。年初来株価は1.5倍。そろそろ動き出すか。

 

6810 マクセルホールディングス ↓↓大幅減額 低成長株 電池や家電の会社。業績はよろしくないが、村上ファンド系の機関投資家が株価を買い集めているのが気になるところ。おそらく、ネットキャッシュが約400億円あるのに、有効活用できていない点に着目したものと思われる。

6845 アズビル →前号並み 市況関連株 制御・自動化装置の大手。5期連続の2桁増益で絶好調。株価は年初から上げ調子。

 

6857 アドバンテスト ↑↑大幅増額 市況関連株 半導体検査装置大手。半導体関連好調で増配あり。来期以降も引き続き好調か。また、5G基地局向けの半導体検査装置に力を入れており、来年以降本格化する見通し。株価はレンジを上抜け、上昇か?

 

6861 キーエンス ↑前号比増額 市況関連株 工場の自動化(FA)用のセンサー大手。営業利益率が50%越えと同業他社に比べて非常に高い。ファブレス(工場を持たない)企業であるうえ、顧客への提案力が高く、同業他社とは競争にならない点が強みだそう。当然海外にも積極的に進出しており、中国に営業拠点を増設し、現地人材の採用を強化し始めている。株価は堅調。まだ昨年来の高値を上抜ける感じではない。

 

不調そうなので取り上げないが、6875 メガチップスも5G銘柄の一角。探せばいくらでも出てくるな(笑)。

6894 パルステック工業 ↑↑大幅増額 低成長株 光ディスク機器と検査の大手。配当がなんと一気に4倍以上(30円→125円)まで引き上げられたことで、株価は急騰している。自動車や、光ディスク関連の売り上げが想定を超え、営業益も好調。

まとめ

今回は企業を探すのに結構苦労しました。業界用語はわからないし、決算はあまりよく見えないし・・・。ただ、5G関連の銘柄が気になるなあというぐらい。

次回もまだまだ電気機器企業が続きます。このところ買収や倒産などで姿を消す企業も多いなか、それでも頑張るのはどこか!?(次回:第34回 日本アンテナは急騰後安定(あんてー)な動き!

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